鎌田教授が大会会長を務めた「人体科学会 第24回大会」が開催されました
「人体科学会 第24回大会」(主催/人体科学会、後援/こころの未来研究センター、協力/身心変容技法研究会)が、2014年11月29日と30日の2日間、稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。大会会長を務めた鎌田東二教授は、初日の一般シンポジウム「身心変容と脳科学〜瞑想・太極拳・整体を事例として」の第一部「身心変容のフィールド学」と、2日目の一般公開若手パネル「湯浅泰雄の問いかけたもの」において司会進行を務めました。また、カール・ベッカー教授が初日のシンポジウムのコメンテーターとして、奥井遼研究員が2日目にパネリストとして登壇しました。
本シンポジウムは、人体科学会が最初期から問題にしてきた中心的な課題を「身心変容」と捉え、それを瞑想と太極拳と整体についての事例的なフィールド研究と脳科学の両面から挟み撃ちにしつつ明らかにするという意図を持って企画された。道半ばではあっても、それはこのほぼ四半世紀に及ぶ人体科学会の課題の核心に正面から取り組む企画であると自負している。
(シンポジウム「身心変容と脳科学〜瞑想・太極拳・整体を事例として」企画趣意・鎌田東二 より)
(写真提供/村上和雄 心と遺伝子研究会)
[開催ポスター]
[DATA]
「人体科学会 第24回大会」身心変容と人体科学
▽日時:2014年11月29日(土)ー30日(日)
▽会場:京都大学稲盛財団記念館3階会議室
▽後援:京都大学こころの未来研究センター
▽協力:身心変容技法研究会
▽大会日程
○11月29日(土)
午前 一般演題(1)
昼休み・理事会
午後 公開シンポジウム「身心変容と脳科学~瞑想・太極拳・整体を事例として」
第一部「身心変容のフィールド学」 司会:鎌田東二(宗教哲学)、永澤哲(宗教学)/倉島哲(社会学)/藤守創(統合医療)/コメンテーター:カール・ベッカー(倫理学)
第二部「身心変容の脳科学」 司会:松田和郎(神経科学)、河野貴美子(脳科学)/齋木潤(認知科学)/コメンテーター:鮎澤聡(脳科学)
○11月30日(日)
午前 一般演題(2)
会員総会・湯浅賞授賞式
昼休み
午後 一般演題(3)
公開若手パネル「湯浅泰雄の問いかけたもの」 司会:鎌田東二(宗教哲学)、桑野萌(哲学的人間学)・杉本耕一(日本思想)・奥井遼(教育学)/コメンテーター:西平直(教育人間学)
2015/02/04