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朝日新聞のオピニオン記事「リスク社会を生きる<上>」に内田准教授のコメントが掲載されました

 現代社会における「リスク」とは何か、またリスクとどう向き合っていくべきか。朝日新聞「未来への発想委員会」の委員とゲストが「リスク社会」をテーマに討論した記事が、5月8日付朝日新聞朝刊およびウェブ版に掲載されました。
 内田由紀子准教授は、ゲストとして討論に参加。文化・社会心理学者の視点から、日本人のメンタリティーと西洋型リスク社会との関係について、自身の研究に基づく知見を紹介しながら考察・提言しました。

IMG_8632.jpg「主体性引き出す場、醸成を」
京都大准教授 内田由紀子(うちだゆきこ)さん
 筆者は文化心理学という研究分野で、主に日米での心のあり方の違いを検討してきたが、「個人の主体性」に基づくリスク管理は、現状の日本的メンタリティーにはうまく適合していないように感じられる。
 欧米では、個人が意思決定しなければならないという意識が強い。一方で日本では、個人が確固たる「内なる主体」に従うことよりも、「他者との調和」や「状況を読むこと」を重視してフレキシブルに意思決定を行うことが求められる。主体性は絶対的なものではなく、場面ごとに異なる形で立ち現れる。
 こうした特性のルーツは、共同作業が必要な日本の農業にあるのかもしれない。(中略)
 責任を引き受けられる主体を育てるために、日本においては、地域や職場のような「場」「共同体」の力をもう一度醸成する必要があるのではなかろうか。そこに「集合的な主体」ないし「個人の主体を引き出し、受け入れる枠組み」の役割を持たせることが必要ではないか。それには人と人をつなぎ、場の力を醸成するプロフェッショナルの育成に力を注ぐことも重要だろう。
(記事より)

 記事は、朝日新聞デジタルでもお読みいただけます。下記リンク先をご覧ください(※無料会員登録が必要です)。
(未来への発想委員会)リスク社会を生きる:上 | 朝日新聞デジタル

2015/05/08

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