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河合教授のインタビュー記事が朝日新聞日曜版「GLOBE」に掲載されました

 河合俊雄教授のインタビュー記事が、2015年7月5日付の朝日新聞日曜版「GLOBE」(毎月第一・第三日曜日発行)に掲載されました。
 この日の特集「大人って何だろう?」では、世界の若者や企業、教育の現場を取材し、現代における「大人になる条件」「大人の定義」を探るべくレポートしています。この特集の囲み記事において、河合教授は「主体」をめぐる問題についてインタビューに応えています。主体が形成されにくい現代社会では、今後、主体のない「ポストモダンの意識」が主流になる、すなわち「大人にならなくてもよい」とされる時代がくるのか、あるいは今後も「主体の確立」が人々にとって課題であり続け、「大人になる」ための試行錯誤が続くのか、心理臨床の現場から考察、コメントしています。

1507kawai_globe.png「大人にならなくてもよい時代」は来るのか?
河合俊雄(京都大学教授)
 近代社会が「大人になるための条件」として個人に求めてきたのが、他者や世界と向き合い、自律的に振る舞う主体を確立することでした。
 だが、主体の確立には常に困難が伴う。その葛藤が様々な症状となり、人々を苦しめてきました。
 かつての日本で多かったのが、「対人恐怖」という神経症です。対人恐怖の人は親密な人でも赤の他人でもなく、「顔見知り」程度の人に強い恐怖を抱く。それは日本人にとって、共同体から自立し、主体を確立することがいかに困難だったかを示しています。
 一方、現在の日本で大きな問題となっているのが発達障害です。
 発達障害は脳の機能障害とされていますが、それだけが原因ではない「発達障害的な心のありよう」も存在するのではないか。
 それは「主体がそもそも存在しない」という状態です。
(記事より)

「大人って何だろう?」 ー 朝日新聞GLOBE (特集記事の一部が読めます)

2015/07/06

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