内田准教授の論考がエネルギー・文化研究所の発行する『CEL』Vol.110に掲載されました
内田由紀子准教授の論考が、大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所の発行する情報誌『CEL』Vol.110(2015年7月発行)に掲載されました。
特集『幸せな地域の暮らしをつくる』では、昨今、豊かさを計るための新たなものさしとして注目されている「幸福感」にフォーカスをあて、地域における取り組みや関連分野の研究者による知見を紹介しています。内田准教授は「未来への展望:問われる幸福の指標の活用」というタイトルで論考を寄稿。文化・社会心理学者としてこれまで進めてきた幸福感に関する研究や国内外での施策を紹介し、今後、人々の暮らしと地域のために幸福の指標をどう活用していくべきか考察・展望しています。
全文がウェブに公開されています。下記リンク先にて電子ブックまたはPDFをダウンロードしてお読みください。
「未来への展望: 問われる幸福の指標の活用」
内田由紀子
幸福を支える集合的要件
世界各国で「幸せ」を指標化する動きが盛んだ。日本の「幸せ」はどのような特徴があるのか、それをふまえ、どのように幸福度を測り、活用していけばよいのだろうか。地域での幸福度を向上させ、持続可能な地域づくりにつなげるための、幸福の指標の活用について考察する。
はじめに
21世紀に入ってから14年が経ち、経済成長の停滞、少子高齢化、地域の消失など、高度経済成長期には見られなかった問題が顕在化しているといわれている。 このような日本の現状に連動するように、特に先進国をはじめとする世界各国において、豊かな生き方の指針として「幸福」という概念が注目を集めている。社会科学をはじめとする学問分野の中でも「幸福感」研究が大きく取り上げられるようになり、その論文数も大きく増加、幸福というキーワードのもとに、幅広い研究フィールドの協働が進んでいる。
(論考より)
内田由紀子
幸福を支える集合的要件
世界各国で「幸せ」を指標化する動きが盛んだ。日本の「幸せ」はどのような特徴があるのか、それをふまえ、どのように幸福度を測り、活用していけばよいのだろうか。地域での幸福度を向上させ、持続可能な地域づくりにつなげるための、幸福の指標の活用について考察する。
はじめに
21世紀に入ってから14年が経ち、経済成長の停滞、少子高齢化、地域の消失など、高度経済成長期には見られなかった問題が顕在化しているといわれている。 このような日本の現状に連動するように、特に先進国をはじめとする世界各国において、豊かな生き方の指針として「幸福」という概念が注目を集めている。社会科学をはじめとする学問分野の中でも「幸福感」研究が大きく取り上げられるようになり、その論文数も大きく増加、幸福というキーワードのもとに、幅広い研究フィールドの協働が進んでいる。
(論考より)
「未来への展望: 問われる幸福の指標の活用」内田由紀子 | CELウェブサイト
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2015/08/20