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鎌田教授のコラム「二つの最終講義」が徳島新聞に掲載されました

 徳島新聞文化面「こころの未来 39」(2016年3月1日付)に鎌田東二教授のコラム「二つの最終講義」が掲載されました。2016年3月末で京都大学を定年退職し、NPO法人東京自由大学理事長を退任する鎌田教授は、それぞれの場で記念講演をおこないました。コラムでは、講演で扱ったテーマである石牟礼道子作品、日本人の魂に寄り添う「歌」について「古今和歌集」から芭蕉、宮沢賢治までを紐解き、詩歌の持つ力と自身の思いを記しています。

1603kamata_tokushima.png「二つの最終講義 詩歌は希望見いだす 悲しみや怒り 浄化の力に」鎌田東二 京大こころの未来研究センター教授
 3月末にNPO法人東京自由大学理事長を退任し、京都大学こころの未来研究センター教授を定年退職する。そこで、二つの「最終講義」をすることになった。
 2月13日に東京自由大学の「人類の知の遺産」講座の最終回として「石牟礼道子」を、21日に京都大学で「日本文化における身心変容のワザ」を話した。
 私は17歳の時に自転車で四国を横断し、九州をほぼ一周する旅の途中に青島に立ち寄ったことがきっかけとなって「詩」を書くようになった。その時、神話・物語と場所(神社・聖地)と詩・文学が一体化し、それが現在の仕事に直結している。
 二つの「最終講義」では、一つは石牟礼道子の作品に焦点を当てて、もう一つはスサノヲノミコトから始まる歌文化の系譜に焦点を当てた。(中略)
 詩歌は飢えた子のおなかを満たすことはないと思われている。しかし、間違いなく、詩歌は心と魂を満たすことにより、「透き通った本当の食べ物」(宮沢賢治)になる力(言霊)を秘めている。詩人・山尾三省は、「詩人というのは、世界への、あるいは世界そのものの希望を見出すことを宿命とする人間の別名である」と言ったが、そのような「詩人」でありたいと思う。
(記事より)

2016/03/09

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