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河合教授の第39回日本精神病理学会大会での講演録が『臨床精神病理』に掲載されました

 河合俊雄教授が教育講演を行った第39回日本精神病理学会大会(2016年10月7・8日/静岡県浜松市)での講演録が、日本精神病理学会の発行する『臨床精神病理』第38巻第2号に掲載されました。

1710kawai_hamamatsu.png河合俊雄(2017) 自閉症スペクトラム障害への心理療法の試みと時代性. 臨床精神病理vol.38(2). 166-174.
[構成]
Ⅰ. 自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断史
Ⅱ. ASDと「主体」
Ⅲ. ASDと心理療法
Ⅳ. ASDという診断・見立ての増加
Ⅴ. ASD的臨床像の増加と社会構造
Ⅵ. ASDとは見立てられない非定型化の例
Ⅶ. 発達の非定型化と心理療法
Ⅷ. セラピストの個性・偶然の作用

 講演では、自閉症スペクトラム障害の増加について時代背景から読み解くと共に、社会構造の変化と発達の「非定型化」について指摘しました。また、自閉症スペクトラム障害あるいはそれに近い状態の子どもに対する心理療法的アプローチについて、「子どもの発達障害への心理療法的アプローチ」(2016年度まで上廣こころ学研究部門、現在も上廣寄付研究部門で実施)プロジェクトの成果から論じました。
 教育講演の模様は、下記リンク先の報告記事をご覧ください。
第39回日本精神病理学会大会で河合教授が講演しました(2016.10.16)

2017/10/24

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