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阿部修士特定准教授らの執筆した論文が『 Frontiers in Aging Neuroscience 』に掲載されました

阿部修士特定准教授、大塚結喜研究員、中井隆介特定講師、浅野孝平特定研究員、吉川左紀子教授らの執筆した論文が、中枢神経系の老化や加齢性神経疾患のメカニズムに関する学術誌『 Frontiers in Aging Neuroscience 』に掲載されました。

ワーキングメモリは情報の一時的な保持と操作を含む認知過程で、加齢と共に低下することが知られています。先行研究から高齢者では若齢者と比べて、ワーキングメモリに関連した脳活動が増加することが指摘されています。しかし、この加齢に伴う脳活動の増加が後期高齢期でも生じるのかは解明されていませんでした。本研究では、young-old(61-70歳)とold-old(77-82歳)の高齢者2群を対象に、ワーキングメモリ課題を実施中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で測定しました。その結果、old-old群ではyoung-old群と比べて背外側前頭前野の活動が高く、また、この脳部位の活動の強さはold-old群のワーキングメモリ成績と正の相関を示しました。これらの実験結果は、後期高齢者においても加齢に伴う脳活動の増加が生じること、また、この活動増加がワーキングメモリ遂行に補償的な役割を果たしていることを示唆しています。

 

 

Suzuki M, Kawagoe T, Nishiguchi S, Abe N, Otsuka Y, Nakai R, Asano K, Yamada M, Yoshikawa S, Sekiyama K (2018)
Neural correlates of working memory maintenance in advanced aging: Evidence from fMRI

Frontiers in Aging Neuroscience 10: 358

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