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広井良典教授が行ったAI活用シミュレーションが朝日新聞2019年元旦の紙面で紹介されました

 広井良典教授が行ったAI活用シミュレーションが朝日新聞2019年元旦の1~2面で紹介されました。
 記事は「個人の生き方 新時代を左右 ―― 2050年 AIの予測シナリオは」と題するもので、広井教授が日立京大ラボとの共同研究として行ったAIによる未来シミュレーションにおいて、日本社会の持続可能性にとって「都市集中型」か「地方分散型」かという分岐がもっとも大きな軸となり、また人口や健康、幸福等の観点からは地方分散型のほうが望ましいという結果が出たことを紹介しながら、人口減少社会への移行の中で若い世代を中心に、個人の生き方に新たな変容の兆しが見え始めていることを論じる内容となっています。

朝日新聞2019.1.1付朝刊1面

[エイジングニッポン] 
個人の生き方 新時代を左右 ―― 2050年 AIの予測シナリオは

 平成が終わる。格差と貧困、単身世帯の増加と孤立、国家には巨額の借金。いくつもの負の要因が日本社会をさいなんでいる。
 平成の始まり、30年前の日本はバブルの絶頂だった。当時、この国の現在を誰が見通していただろう。
 その中で確実に予測できていたことがある。少子高齢化と人口減少だ。将来人口の推計は頻度が極めて高いことで知られるが、有効な手は打たれなかった。
 では、今から30年先の未来を予想して手を打つことはできるだろうか。
 「2050年、日本は持続可能か」。京都大学の広井良典教授らが日立製作所の人工知能(AI)を用いて、未来にどんなシナリオが広がるのかを予測した。約2万通りの道筋が導き出され、広井教授らは10年以内に大きな分岐が来るだろうことに気づいた。
 持続可能シナリオへと進むためには。国の政策に加えて「個人の生き方が分岐を左右する」と広井教授は語る。「右肩上がりの時代は皆が東京を目指し、一本の坂道を上っていた。人口減社会では、それとは違う価値が生まれつつある」。…


 朝日新聞2019.1.1付朝刊2面

都市集中か 地方分散か

 日本の未来は「都市集中型」か「地方分散型」か。私たちの生き方次第で、国の行く末は大きく変わる。京都大学こころの未来研究センターの広井良典教授らが、日立製作所(日立京大ラボ)の人工知能(AI)を技術を活用して予測した未来への道筋だ。
 研究チームは少子化や環境破壊といった149の社会要因を選び、互いにどう連動して社会を変えていくのかを検討。要因どうしの因果関係をAIに与え、将来のすべての可能性を割り出させた。「将来の不確実さ」を考慮し、未来シナリオを想定し尽くす―――。AIの計算力を生かしたところ、約2万通りのシナリオが現れた。‥‥


〇[エイジングニッポン] AIが予測する2万通りの日本の未来 分岐点はすぐそこ

https://www.asahi.com/articles/ASLDX51JCLDXULZU00K.html?iref=pc_ss_date
(朝日新聞 有料登録で全文閲覧可能)

2019/01/09

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