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認知行動・脳科学集中レクチャー2018「言語を含む社会能力とその発現の基盤」を開催しました

 2019年1月10日・11日の2日間にわたり、阿部修士特定准教授の企画・進行で、認知行動・脳科学集中レクチャー2018「言語を含む社会能力とその発現の基盤」を、稲盛財団記念館大会議室で開催しました。
 定藤規弘先生(生理学研究所 システム脳科学研究領域 心理生理学研究部門・教授)を講師にお招きして、社会性の発現に関わる神経基盤について、発達過程に応じたfMRIによる知見を 大変わかりやすく丁寧に解説していただきました。定藤先生ご自身のデータに 基づいた成果もふんだんに盛り込まれており、第一線でご活躍されている研究者の レクチャーを受けるまたとない機会になりました。 特に自他認知のプロセスについては、フロアとの活発な質疑応答も行われ、 受講者にとって実りある集中レクチャーとなりました。


 阿部修士特定准教授

 

 定藤規弘先生

 レクチャー風景

 

 全体の様子


○参加者の感想(アンケートから抜粋)
・一口に社会神経科学といっても、その切り口は様々であることがよく分かった。レクチャーでは、それぞれの側面に沿った実験内容や結果、その解釈を丁寧に説明していただいたので、先行研究の知見や、定藤先生の考え方を整理した形で理解することができた。(研究職)
・社会能力の発達について、実験例に基づいた講義で非常にわかりやすかったです。(研究職)
・定藤先生の授業が非常にわかりやすく、おもしろいです。また、こんなに自己関係、共同注意と他者視点取得の研究をシステム的におこなって、すばらしいと思います。非常に勉強になりました。(研究職)
・幼児の発達に沿ってヒトの認知について行動レベル、神経レベルで様々な実験例を挙げて講義してくださり、とても興味深い内容が多くありました。これから自分が何について専門的に学んでいくかを考える機会になりました。(大学生)
・2日間でたくさん学ぶことができ、とてもよかったです、発達過程につれて、レクチャーを進めてくださったのもとてもわかりやすくて良かったです。社会認知神経科学の研究はまだこれからすべきことがたくさんあるかと思いますが、タスクの考え方や仮説の組み方なども含めて、レクチャーにしてくださってためになりました。(大学院生)


[開催案内]



[DATA]
▽日時:2019年1月10日(木)・11日(金) 両日とも10:30 – 12:00、及び13:30 – 16:45
▽場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
▽講師:定藤規弘先生(生理学研究所 システム脳科学研究領域 心理生理学研究部門・教授)
▽参加費:無料
▽対象:研究者・学生
▽参加人数:55名


2019/01/16

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