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広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(11月27日付)の「現代のことば」欄に掲載されました

広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(11月27日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。

 タイトルは「商店街の復権」で、現在の日本の地方都市では30~40万人規模の都市でさえ中心市街地が空洞化し“シャッター通り”となっている状況を指摘しつつ、完全に自動車と郊外ショッピングモール型の都市構造となっているアメリカの都市と異なり、ヨーロッパ、たとえばドイツの地方都市では人口が10万ないし5万、あるいはそれ以下の規模の地方都市でも中心部が賑わいを見せており、しかも中心市街地から完全に自動車がシャットアウトされ、歩行者が「歩いて楽しめる」空間になっていることを述べています。
 こうした国際比較を踏まえた上で、商店街がどのような運命をたどるかはその国の「政策」による部分が実は大きいとし、加えて「高齢化」の進行の中で“遠くのモールに自動車で買い物に行く”のが難しい層が増え、かつ「認知症ドライバー」に示されるように過度のクルマ依存社会は多くのリスクをはらんでいることを指摘し、新たな視点から「商店街の復権」そして“歩いて楽しめる街”を進めていく時代になっていることを論じる内容となっています。

2019/12/19

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