2020.11.19-20にこころの未来研究センター共催にて、The Narratives in times of radical transformation Conference 2020が行われました
2020年11月19-20日にこころの未来研究センター共催にて、The Narratives in times of radical transformation Conference 2020が行われました。
本大会は、こころの未来研究センターと、ベルリン工科大学、国際分析心理学会(IAAP: International Association for Analytical Psychology)、IASS (Institute for Advanced Sustainability Studies)によって共催されたもので、コロナ禍の影響を受けて、ベルリンと京都を繋いだオンラインハイブリッド開催の形式で行われました。
開催地であるドイツ・日本に加えて、欧米・アジア各国の研究者がオンラインで参加することができたため、両日ともに約70名の研究者からアクセスがあり、国際的な視点も交えて活発な意見交換がなされました。
本大会では“narrative”が一つの大きなテーマとされ、臨床心理学、社会学、人文科学、芸術学といった幅広い分野の研究者が発表を行っています。個人の心理的変容に加えて、コミュニティ・環境・テクノロジーに生じる変化、また、コロナ禍という現状においても、それぞれの過程でnarrativeの持つ意味が議論されました。
大会当日は、河合教授がIntroductionやディスカッションでの座長を務め、畑中講師、粉川研究員が口頭発表を行いました(以下に発表のタイトルも載せています)。
Kawai, T. Introduction: Narratives for Personal and Collective Transformation. (IAAP Joint Conference. 2020.11.19-20. Kyoto University, Kyoto.)
Hatanaka, C. The healing power of personal narrative: A meta analysis of the cases of psychotherapy.(IAAP Joint Conference. 2020.11.19-20. Kyoto University, Kyoto.)
Konakawa, H. The relationship between the dreamers’ cultural mentality and the structure of dreams: Comparison of American and Japanese dreams.(IAAP Joint Conference. 2020.11.19-20. Kyoto University, Kyoto.)
(解説:粉川尚枝 特定研究員)
2020/12/07