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『図書』2021年4月号に、河合教授が「こころの癒しと時間」を寄稿しました

『図書』2021年4月号に、河合俊雄教授が「こころの癒しと時間」を寄稿しました。

この寄稿文の中で、河合教授はいくつかの児童文学作品を取り上げながら、こころの癒しや成長と、それに関わる「時間」のテーマについて述べています。教授はまず、昨年に解説を行ったエンデ作『モモ』に触れながら、この作品の示唆する時間や心理療法というものの本質から、特にこころの癒しにとっては、その人のこころが持つ「自然の治癒力」を引き出すことに加えて、どこかで心理療法に訪れる相談者とその治療者の双方が、こころの問題に「主体的で能動的に」関わる時が必要なのではないかと述べています。

また、この『モモ』において中心的な「時間」のテーマは、多くの児童文学作品でも描かれているとして、教授は『トムは真夜中の庭で』『思い出のマーニー』を例に挙げています。両作品とも、主人公と過去の人物との出会いと交流が、主人公のこころの成長や癒しにつながると同時に、過去の人物にとっても救済となっていて、ここに教授は「相互的なこころの癒し」の意味を示唆しながら、この寄稿文を終えています。これは先ほどの、心理療法における相談者と治療者が主体的で能動的に関わることの意味とも、繋がるものと言えるかもしれません。

こちらの寄稿文は、『図書』2021年4月号からの〔試し読み〕として以下のページに掲載されています。この寄稿文の全文を読むことができますので、ぜひご覧ください。
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/4879

『図書』2021年4月号のページ
https://www.iwanami.co.jp/book/b575162.html

 

2021/04/05

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