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【令和3年度 研究プロジェクト】感動の社会・神経基盤の研究、および行動変容に及ぼす効果の検証

研究課題    感動の社会・神経基盤の研究、および行動変容に及ぼす効果の検証

研究代表者   中山真孝  京都大学こころの未来研究センター 特定助教

センター参画  内田由紀子 京都大学こころの未来研究センター 教授

人は雄大な自然の中に立たされた時、自然への畏怖・畏敬の念が生じる。また、畏怖・畏敬の念は社会関係においても生じることが知られている。これまでの研究では、畏怖・畏敬の感情は、寄付等の向社会的行動が促進し、好奇心が高めることを示してきた(e.g., Piff et al., 2015)。一方で、畏怖・畏敬の感情の特殊性が強調される中、類似の概念との弁別性は明らかではない部分も多い。その一つは「感動」である。感動は重要な概念でありながら、これまで国際比較を含めたトップリサーチが数少ない分野である。本プロジェクトはfMRIやEEGなどの脳計測手法を用いて、「感動」の神経基盤を明らかにするとともに、感動や畏怖の念がもたらす行動の変容についても検討する

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