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ベッカー教授が品川セミナーで講演します(5/10開催)

 京都大学附置研究所・センターでは、毎月1回、第1金曜日の夕方に、京都大学東京オフィス(JR品川駅前のインターシティー品川27階)で「品川セミナー」を開催しています。学問の最先端のようすを広く一般の方々にお届けするとともに、その声を直接お聴きするのが目的です。
 5月10日(金)、カール・ベッカー教授が品川セミナーで講演します。「生老病死に対する日本人の経験智と自己決定」という演題で、高齢化社会を生きる日本人の多くが向き合っている課題、「人生の最期」について、本人や家族がいかに死を受容すべきか、自己決定権についての問題とどう向き合うのか、ベッカー教授が長年取り組んできた死生観や倫理観に関する研究の知見を紹介しながら、参加者の皆さんと共に考えます。
 セミナーはどなたでも聴講できますが、事前申し込みが必要です。下記リンクよりお申し込みください。
第36回品川セミナー 申し込みフォーム

第36回品川セミナー
130417becker.png・日時:2013年5月10日(金)17:30縲鰀
・場所:京都大学東京オフィス アクセス
・講師:カール・ベッカー(こころの未来研究センター・教授)
『生老病死に対する日本人の経験智と自己決定』
 日本の伝統文化では、在宅で大家族に囲まれながら、死の看取りを行ってきました。ところが、過去数十年の間、死の看取りは在宅から病院、大家族から医療従事者へと渡りました。患者自身の死に対する不安などを話せなくなったばかりか、遺族の悲嘆を消化する場もなくなりつつあります。納得できない死別や、消化できない悲嘆は、精神的な後遺症に及ぶという深刻な問題に対して、本公演では、縁者のカウンセリングや看取りの体験をベースに、日本人の経験智に基づき、死別の受容のプロセスを再検討・再評価したいものです。なお、自己決定という名の下で、現代医学が可能にしてきた様々な治療法を、一般市民の患者まで選択する時代となりましたが、その「自己決定権」をどのように実行すれば良いかについても一緒に考えたい。

□京都大学附置研究所・センターのページ
http://www.kuic.jp/index.html

2013/04/16

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