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鎌田教授の論考『神道と浄め』が『サンガジャパン Vol.14』に掲載されました

130720samghajapan.png 鎌田東二教授の論考『神道と浄め』が、仏教総合誌『サンガジャパン Vol.14』(発行:株式会社サンガ)に掲載されました。サンガジャパンは、仏教と人の道をあらゆる角度から考察する総合雑誌で、毎号、多彩な執筆陣による論考が掲載されています。仏教と神道がテーマとなった今号では、鎌田教授が特集記事のトップに『神道と浄め』というテーマの論考を寄稿しています。
 明確な教義が存在し、体系的な論理や教理が大切にされている仏教に対して、教義がないとされる神道にも、神々の源泉から湧き出る歌や祭りなどの感覚的な「潜在教義」があるとする鎌田教授。その「表現(あらわれ)としての神道」を「場」「道」「美」「祭」「技」「詩」「生態智」の7つの特性から位置づけ、神道の根底にいきづく潜在教義について解説しています。さらに神道と仏教の比較を様々な視点から行った上で、仏教で定められた救済方法(=浄め)に対して神道の浄めがどのようなルーツで生まれ、どのように仏教と関係を持つに至ったのか、イザナミとイザナミ、スサノヲらの登場する『古事記』のストーリーで表される浄めと鎮め、『万葉集』での歌による浄め、加えて『日本書紀』から仏教の「止観」による浄めを説きながら、「神道的な歌による心の浄めと鎮め。そして仏教的な止観による心の浄めと鎮め。この二つのワザがしっかりとわが国に根づいた『心のワザ学』である」と考察しています。

「神道と浄め」鎌田東二 京都大学こころの未来研究センター教授
 「神道」とは何かを明確に語ることは容易くない。その理由の第一は、神道には明確な教え・教義というものがないからである。そのために、「神道は教義なき宗教である」という言い方がなされる時がある。それはあながち間違いではないが、だからと言って、何もないわけではない。神社はあるし、祭りもある。『古事記』や『日本書紀』や『古語拾遺』や『先代旧事本紀』などの神話や家伝を記した古典もある。明確な教義こそないが、そこには何らかの「潜在教義」がある。そのように考えたのがわが恩師の一人、神道神学者の故・小野祖教(國學院大學教授)であった。
(中略)
 神道は明確な教義はないが、しかしいろいろな形に表れている。その「表現(あらわれ)としての神道」を「神道の潜在教義」として、次の七つの特性から位置づけてみたい。
1. 「場」の宗教としての神道
2. 「道」の宗教としての神道
3. 「美」の宗教としての神道
4. 「祭」の宗教としての神道
5. 「技」の宗教としての神道
6. 「詩」の宗教としての神道
7. 「生態智」としての神道
 以上の七つの特性である。
(記事より抜粋)

□関連情報
『サンガジャパン Vol.14』の雑誌案内ページ

2013/07/19

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