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【教員提案型連携研究プロジェクト】発達障害の学習支援・コミュニケーション支援(『発達障害』領域)

研究代表者
吉川左紀子 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
正高信男 京都大学霊長類研究所・教授 比較行動科学、発達心理学
船曳康子 京都大学医学部附属病院 精神科神経科・助教 児童精神医学
長岡千賀 追手門学院大学経営学部マーケティング学科・准教授 認知心理学
田村綾菜 昭和女子大学人間社会学部心理学科・助教 発達心理学
常深浩平 いわき短期大学幼児教育科・専任講師 発達心理学
共同研究員
小川詩乃 京都大学霊長類研究所認知学習分野・大学院生 発達心理学
磯村朋子 京都大学霊長類研究所認知学習分野・大学院生 発達心理学
伊藤祐康 国立障害者リハビリテーションセンター研究所・流動研究員 発達心理学
井田美沙子 鳥取大学医学系研究科・大学院生 発達心理学
センター参画
森崎礼子 京都大学こころの未来研究センター 特定助教
                                    (教員提案型)
現在、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症、アスペルガー症候群、など発達障害と推定される児童生徒は、約6.3%程度の割合で通常の学級に在籍している可能性がある(文部科学省, 2002)。これらの発達障害では、脳の機能的な異常が、それぞれ想定されている(厚生労働省, 2004)。しかし、発達障害の認知的特性は未だ明らかになっていない。またこれらの子ども達は、学習やコミュニケーションに問題を抱えることが多く、特別な支援を必要としているが、未だ支援方法は確立されていない。このため、本研究では、発達障害の子どもを対象に、継続的な学習支援・コミュニケーション支援を実践として行いながら、発達障害の認知的特性を実験的に検討する基礎研究を行う。また基礎研究の結果から支援内容を見直し、より体系的な支援の構築を目指す。さらに、支援や実験の内容から判明した児童の特性を保護者に伝えることで、保護者の子ども理解の促進を試みる。これらの研究による成果により特別支援教育への貢献が期待される。

2014/08/29

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