【一般公募型連携研究プロジェクト】身体と象徴：　自然・社会・人体のリズムの総合的研究

研究代表者
木村はるみ　山梨大学　大学院教育学研究科　准教授
連携研究員
中牧弘允　吹田市博物館・館長 国立民族学博物館・名誉教授
高橋悟　　京都市立芸術大学・教授
共同研究員
奥井遼　京都大学こころの未来研究センター　研究員
センター受け入れ教員
鎌田東二　　京都大学こころの未来研究センター　教授
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一般公募型）
　現代社会の日常は、あわただしくストレスフルであり、人間の本来の生き方を見失い、さまざまな身心の病を引き起こしている。内外の環境も意図的に構築され、
電気製品によって、夜でも明るく、夏でも涼しいことが当たり前となってきている。
こうした人間の生命に大きく作用している昼夜・季節などの生活の基盤となる象徴世界とリズムについて、古来の暦と行事の諸相を対象として、宗教学・民俗学などの人文科学から総合的に研究・再考し、人間と時間の表象文化を再吟味する。
本研究を通して、現代の個人や社会にとってこころと身体のバランスをとりもどす指標となるようなライフ・サイクルの在り方を模索する。

2014/08/29