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【教員提案型連携研究プロジェクト】生態智の拠点としての聖地文化――こころ・場所・癒しの研究 (『自然とからだ』領域)

【平成26年度 教員提案型連携研究プロジェクト】生態智の拠点としての聖地文化――こころ・場所・癒しの研究 (『自然とからだ』領域)
研究代表者
鎌田 東二  京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
鈴木 岩弓  東北大学文学研究科 教授
原田 憲一  NPO京都自然史研究所 研究員
湯本 貴和  京都大学霊長類研究所 教授
河角 龍典  立命館大学文学部 教授
中野 不二男 JAXA主幹研究員・京都大学特任教授
稲場 圭信  大阪大学 准教授
黒崎 浩行  國學院大學 准教授
須田 郡司  京都造形芸術大学 非常勤講師
センター参画
奥井 遼  京都大学こころの未来研究センター 特定研究員
                                    (教員提案型)
 2014年度においては、2013年度のプロジェクト「生態智の拠点としての聖地文化」を継続・発展させ、現代社会の「こころ」をめぐる諸問題を打破する突破口を模索する。西田哲学の「場」の理論や「拡張された心」理論が述べるように、「こころ」は実体的なものでもなければ人間の身体に内属するものでもない。それはむしろモノや場所との関わりの中でつねに移ろいながら想起され続けるものである。本研究では、寺社や聖地などの「癒し空間」、負の感情を昇華させる装置としての「祭」などに蓄積されている「場所の記憶」や「場所の力」を、宗教学的・哲学的・芸術的・社会学的観点から多角的に分析し、「場所に宿るこころ」の諸相を明らかにし、場における記憶・感情・崇高さの想起のメカニズムを突き止める。

2014/08/29

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