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【教員提案型連携研究プロジェクト】農業・漁業コミュニティにおける社会関係資本(『きずな形成』領域)

【平成26年度 教員提案型連携研究プロジェクト】農業・漁業コミュニティにおける社会関係資本(『きずな形成』領域)
研究代表者
内田 由紀子 京都大学こころの未来研究センター 特定准教授
連携研究員
竹村 幸祐  滋賀大学経済学部 准教授
西前 出   京都大学大学院地球環境学堂 准教授
センター参画
吉川 左紀子 京都大学こころの未来研究センター 教授
福島 慎太郎 京都大学こころの未来研究センター 研究員
                  (教員提案型)
本研究においては、人と人とのつながりが形成される過程と、つながりの中でもたらされる幸福感を検証する。その中で、本研究プロジェクトは下記の2つの柱を軸にして検討を行う。
1)コミュニティにおける社会関係資本の重要性と、プロの役割の評価と解明
これまでの研究において我々は農村ネットワークにおける普及指導員の役割に注目し、円滑にネットワーク形成を行う指導員のスキルや、効果的な対人関係の形成について検討を行ってきた。そこで本研究では、農業・漁業コミュニティの成員ならびに農業・漁業の普及指導員への全国規模の調査を実施し、社会関係資本が地域住民の生活レベル(経済指標)ならびに主観的幸福感にもたらす効果について検討する。
2)社会関係資本のタイプそのものが幸福感に与える影響について
特に、社会関係資本の中身(集団内でのネットワーク形成のあり方)に着目し、都市部と地方部でそれがどのように異なっているのかを検討する。
これら二つの知見をあわせて、これまで直感的かつ素朴に理解されていた対人ネットワーク、社会関係資本と、その中で得られる幸福感やソーシャル・サポートについて詳細に検討する。また、農業社会だけではなく、漁業社会を比較対象とし、生業と社会関係資本のあり方にも着目し、さらなる理論展開を目指す。

2014/10/07

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