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【一般公募型連携研究プロジェクト】被災地のこころときずなの再生に芸術実践が果たしうる役割を検証する基盤研究III

【平成26年度 一般公募型連携研究プロジェクト】被災地のこころときずなの再生に芸術実践が果たしうる役割を検証する基盤研究III
研究代表者
大西 宏志 京都造形芸術大学 教授
連携研究員
近藤 髙弘 
上林 壮一郎 京都造形芸術大学 准教授
共同研究員
秋丸 知貴 
原田 憲一 NPO京都自然史研究所 特別研究員
須田 郡司
岡田 修二 成安造形大学 教授
センター受け入れ教員
鎌田 東二 京都大学こころの未来研究センター 教授
                                    (一般公募型)
  平成24年度、「被災地のこころときずなの再生に芸術実践が果たしうる役割を検証する基盤研究」として、震災直後から約1年半の間に実施された主要な芸術実践の調査および芸術実践を行った。平成25年度はこの結果を踏まえて、宮城県石巻市雄勝町をフィールドにしたシンポジウムと芸術実践(アート・セレモニー)を行った。これにより、地域のこころときずなの復興には、人と人、人と伝統文化を結ぶ「祭り」が重要な役割を果たしていることが分かった。
 平成26年度は、これらの積み上げを基にして、雄勝町の地域特性を活かした復興案の作成に着手したい。具体的には、雄勝町の12の浜を舟で回りながら、雄勝法印神楽をはじめとする地域の伝統文化や雄勝ならではのコンテポラリーアートを鑑賞するアートツーリズムの開発を進めてゆきたい。
 期待される効果としては、アートツーリズムがあらたな「祭り」となって地域のこころときずなを復興させる仕掛けとなること、そして観光資源となって地域経済の復興にも寄与することなどがある。

2014/07/28

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