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【教員提案型連携研究プロジェクト】生態智の拠点としての聖地文化――こころ・場所・癒しの研究 (『自然とからだ』領域)

【平成27年度 教員提案型連携研究プロジェクト】生態智の拠点としての聖地文化――こころ・場所・癒しの研究 (『自然とからだ』領域)
研究代表者
鎌田 東二  京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
鈴木 岩弓  東北大学文学研究科 教授
原田 憲一  至誠館大学 学長
湯本 貴和  京都大学霊長類研究所 教授
中野 不二男 JAXA主幹研究員 京都大学特任教授
稲場 圭信  大阪大学人間科学研究科 准教授
黒崎 浩行  國學院大學神道文化学部 教授
須田 郡司  
広井 良典  千葉大学法政経学部 教授 
小西 賢吾  金沢星稜大学 講師
センター参画
門前 斐紀  京都大学こころの未来研究センター 非常勤研究員
                                    (教員提案型)
2015年度においては、2014年度のプロジェクト「生態智の拠点としての聖地文化」を継続・発展させ、現代社会の「こころ」をめぐる諸問題を打破する突破口を模索する。西田哲学の「場」の理論や「拡張された心」理論が述べるように、「こころ」は実体的なものでもなければ人間の身体に内属するものでもない。それはむしろモノや場所との関わりの中でつねに移ろいながら想起され続けるものである。本研究では、寺社や聖地などの「癒し空間」、負の感情を昇華させる装置としての「祭」などに蓄積されている「場所の記憶」や「場所の力」を、宗教学的・哲学的・芸術的・社会学的観点から多角的に分析し、「場所に宿るこころ」の諸相を明らかにし、場における記憶・感情・崇高さの想起のメカニズムを突き止める。またそれが地域社会の公共的価値としてどのような地域文化振興とつながっているかの事例を探る。

2015/04/24

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