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【教員提案型連携研究プロジェクト】「もの 」のカテゴライズと選好性の計算機構

【平成28年度 教員提案型連携研究プロジェクト】「もの 」のカテゴライズと選好性の計算機構
研究代表者
 小村 豊 京都大学こころの未来研究センター 教授
連携研究員
 船橋 新太郎 京都大学 名誉教授
 持丸 正明  産業技術総合研究所 人間情報研究部門 部門長
 梶原 利一  明治大学理工学研究科 准教授
 
共同研究員
 藤本 蒼   東京大学医学系大学院 大学院生
センター参画
 新國 彰彦  京都大学こころの未来研究センター 研究員
                    (教員提案型)
我々は、外界の物理情報をすべてとりこんで、むやみに反応しているわけではない。その時、その場の状況・文脈にあわせて、合目的的に行動している。このような適応行動を支えているのは、脳に備わっている、環境情報を適切に分節化し、意味のある「もの」として、カテゴライズする能力である。さらに、カテゴライズされた「もの」すべてに対しても、我々は、のべつくまなく、反応しているわけではなく、感性・価値に応じて、特定の「もの」を選好している。
以上、我々の環境認識の根幹をなす、カテゴライズと選好性の計算機構を、実験的に明らかにする。得られた成果は、人は、どのように環境を理解し、どのようなモノやイベントに、魅了されるのかという、知覚心理の謎に迫り、サービス工学や審美判断が求められる分野にも、有用な知見をもたらすことが、期待される。

2016/04/27

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