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【平成29年度 教員提案型連携研究プロジェクト】環境中の統計情報に対する潜在的認知とその影響  (からだ)

【平成29年度 教員提案型連携研究プロジェクト】環境中の統計情報に対する潜在的認知とその影響 (からだ)
研究代表者
 上田 祥行 京都大学こころの未来研究センター 特定助教
連携研究員
熊田 孝恒 京都大学情報学研究科 教授
金谷 翔子 京都大学人間・環境学研究科 日本学術振興会特別研究員(PD)
 樋口 洋子 京都大学情報学研究科 研究員
センター参画
 嶺本 和沙 京都大学こころの未来研究センター 教務補佐員
                    (教員提案型)
我々の認知容量は限られているため、感覚に入ってくる情報の中で精緻な認識ができるのはその中の一握りの情報だけである。しかしながら、精緻に認識されなかった情報は捨てられてしまうわけではなく、統計情報として要約され、ある程度まで自動的に処理され、自分でも気が付かないうちに認知や行動に影響を与えていることが知られている。
本研究では、主に自然的・人工的な風景や音を対象に、どのような情報が気づかないうちに処理され、我々の行動に影響を与えているのかを明らかにする。これを検討することによって、感覚に入ってきた情報がどのように処理されるのかが明らかになるだけでなく、文化差をはじめとした日常で接する環境に依存した認知がどのように形成されるのか、個々に接する刺激からプロトタイプの情報をどのように取り出しているか、などの問いにも示唆を与えることができると考えられる。

2017/05/08

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