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【平成29年度 教員提案型連携研究プロジェクト】地域コミュニティにおける社会関係資本:地域内外でのつながり形成過程 (きずな)

【平成29年度 教員提案型連携研究プロジェクト】地域コミュニティにおける社会関係資本:地域内外でのつながり形成過程 (きずな)
研究代表者
内田 由紀子 京都大学こころの未来研究センター 准教授
連携研究員
竹村 幸祐  滋賀大学経済学部 准教授
福島 慎太郎 青山学院大学 助教
センター参画
広井 良典 京都大学こころの未来研究センター 教授 (上廣倫理財団寄付研究部門・兼任)
                     (教員提案型)
本研究は、地域コミュニティの内外で人と人とのつながり(社会関係資本)が形成される過程と、つながりがもたらす効果を検討する。その中で、本研究プロジェクトは下記の2つの柱を軸にして検討を行う。
1)コミュニティにおける社会関係資本の様相を明らかにする。その際、コミュニティの特性(マクロ要因)に注目する。コミュニティの特性(e.g., 地理的条件、主たる生業、人口構成)によって社会的関係資本のタイプが異なる可能性があり、これを検討する。
2)コミュニティ住民同士の社会的相互作用、ならびに、コミュニティをまたぐ相互作用と、住民の価値観・心理傾向の関係を検討する。地域コミュニティの生活を支える集合活動や規範は、住民の価値観・心理傾向と相互構成的関係にあるとされ、地域住民の価値観・心理傾向は地域コミュニティ全体にとって重要な意味を持つ。しかし、その価値観・心理傾向が地域内で共有されるプロセスは、これまで十分に明らかにされていない。そこで、住民同士の直接的な(face-to-faceの)相互作用に注目し、その影響を探る。一方で、地域住民の価値観・心理傾向が変化する契機のひとつとして、コミュニティ外の他者との相互作用に注目し、その影響を検討する。
3)特定の生業グループ(農業者・漁業者グループ)や地域(農村・漁村)におけるつながりを超えた、異質なつながり(農業・漁業の六次産業化、都市・農村交流)がどのように形成されるかを検討する。

2017/05/08

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