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平成23年度開講科目

全学共通科目・学部提供科目


こころの科学入門Ⅰ

担当者 吉川左紀子・平石界・内田由紀子 提供部局 全学共通科目 対象 全学学生 開講 前期木2限

内容 こころを科学的に研究するとはどのようなことなのか。こころの科学は何をめざしているのか。この講義では、進化心理学、文化心理学など行動科学的方法による心へのアプローチに焦点を当て、まずその理論的枠組みを概説したのち、「感情」「他者理解」「自己と対人関係」「コミュニケーション」の4テーマを取り上げて講義する。毎回、60分間の講義ののち、担当教員3名によるディスカッションを行い、こころを探求する科学の多様性とその面白さを伝えたいと考えている。備考 特になし


こころの科学入門Ⅱ

担当者 鎌田東二・河合俊雄・西平直提供部局 全学共通科目 対象 全学学生 開講 後期 木曜2限

内容宗教も芸能・芸術も心理臨床も、「こころ」の深層領域に降り立ち、「こころ」の変容を生み出す「わざ」を持っている。その「わざ」を具体的事例として考察する。たとえば、瞑想、ヨーガ、気功、禅、鎮魂、滝行、心理相談・カウンセリング、夢分析、神話、昔話、物語、小説、神楽、能、歌舞伎、詩歌などの分析と考察などを事例として取り上げる。

宗教学・民俗学と臨床心理学と臨床教育学・教育人間学を学問的立脚点として、鎌田が主担当者で、河合が4回、西平が2回授業分担する。複数で担当する授業については教員相互の議論も行い、学生からの質疑応答を受ける形で進める。

備考 特になし


こころの科学入門III

担当者 船橋新太郎、乾敏郎 提供部局 全学共通科目 対象 全学学生 開講 後期 月曜4限

内容 人の「こころ」の示すさまざまな様態を2名の講師が異なる視点で解説し、人の「こころ」の複雑さ、多様さと、その根底にある脳の働きが理解できるようにする。
備考 特になし


脳科学入門

担当者 船橋新太郎 提供部局 全学共通科目 対象 全学学生 開講 前期 月曜4限

内容脳の働きに関する基礎的な事項を学んでいこうとする人のために、神経系で行われている情報処理の基礎である活動電位の生じるしくみや働きを解説する。そして、活動電位によって脳内で行われている情報処理の様子を、視覚系を例にとって解説する。さらに、脳の働きの中で最も重要な、記憶や学習、前頭葉機能など、いわゆる高次脳機能と呼ばれる働きを生み出すしくみを解説する。
備考 特になし


認知機能論演習

担当者 船橋新太郎 提供部局 総合人間学部 対象 2-4回生 開講 前期 金曜2限

内容 L.R. Squire and E.R. Kandel "Memory: From Mind to Molecules" (2008) を読み進めることにより、記憶に関する基本的な事項、そのシステム・レベル、細胞レベル、分子レベルのメカニズムを理解する。
備考 特になし


認知機能論ゼミA,B

担当者 船橋新太郎 提供部局 総合人間学部 対象 3-4回生 開講 前・後期 月曜5限

内容 総合人間学部 便覧参照
備考 特になし


認知・行動科学入門

担当者 船橋新太郎他 提供部局 総合人間学部 対象 1-2回生 開講 後期 火曜1限
内容 総合人間学部 便覧参照
備考 特になし


宗教学研究方法論演習A

担当者 C.ベッカー 提供部局 総合人間学部 対象 3-4回生 開講 前期 水曜2限

内容 宗教を研究する為には、倫理学、人類学、社会学、心理学、哲学、文学批評、化学史、政治等の学問体系を股がらざるを得ない。本演習2では、夫々の学問領域の成立と方法論を参考に、情報の検索・収集・分析から、論理構造や目次作りまで、学生の発表を含め、高度な論文の書き方を目指して指導する。
備考 特になし


生命倫理学

担当者 C.ベッカー 提供部局 総合人間学部 対象 2-4回生 開講 後期 水曜2限

内容 高齢少子化社会の倫理道徳的行動基盤、生と死に関する究極的な価値基準、生き方と死に方の理想像、そして自然界・宇宙の中の人間の理想像や位置付けを考える。特に、医療から発生する様々な倫理的困難を事例検討の対象とする。例えば、インフォームド・コンセント(治療選択・自己決定権)、Truth-Telling (告知)、医療情報の公開・透明性・所有権、を出発点として、公共資源分配と医療保険制度の問題点を提起し、また医療倫理学の思考法の問題点も検討する。
備考 特になし


学部特殊講義ⅡA:こころの科学Ⅰ

担当者 内田由紀子、ベス・モーリング 提供部局 総合人間学部 対象 全学学生(大学院生の受講歓迎) 開講 前期 水曜4限

内容 文化心理学を基軸に、こころの実証科学的理解について学ぶ。
文化が私たちのこころとどのようにかかわっているのかを研究する「文化心理学」の実証研究を取り上げ、心理学の科学的研究手法やその理論について学べるような内容とする。授業は講義、論文講読、ディスカッションにより進める。
日米の教員が共同して担当することにより、国際比較研究をそれぞれの視点から具体的に紹介する。授業は英語と日本語双方で行われ、英語での説明の後には日本語での解説・翻訳を行う。教員(進化心理学を専門とする)や大学院生も参加予定であり、文化と進化など、様々な立場からこころについてアプローチする。
備考 特になし


学部特殊講義ⅡB:こころの科学Ⅱ

担当者 平石界 提供部局 総合人間学部対象 全学学生(大学院生の受講歓迎) 開講 前期 金曜5限

内容 人間の行動や心理を理解する上で、「ヒト」としての生物学的側面を無視することはできない。この講義ではヒトのこころへの自然淘汰による進化の影響を探る「進化心理学」の理論と実証研究を取り上げ、心理学の科学的研究手法やその理論について学べるような内容とする。授業は講義、論文講読、ディスカッションにより進める。文化心理学を専門とする教員や大学院生も参加予定であり、生物学的な“ヒト”としての側面、文化的存在である“人間”としての側面など、様々な立場からこころについてアプローチする。
備考 特になし



英語 II

担当者 C.ベッカー 提供部局 全学共通科目 対象 全学学生 開講 前期・後期 木曜2限

内容 Academic Writing: 英語論文の構成等を習得し、英語で論文作成を最終目的とする授業である。論文・レポートを書く為の文献・情報の収集方法、論文作成のための文献調査等に必要な情報活用技術を教授しながら、論理構造や説得力の基本を紹介・解説し、最終的に小論文を書き上げるまでの丁寧な指導を英語で行う。尚、毎週課題提出を求める。
備考 特になし


教育心理学講読演習I

担当者 平石界 提供部局 教育学部 対象 3-4回生 開講 前期 木曜5限

内容 教育心理学における研究のための論文や専門書は、多くは英語で書かれいます。それらを読みこなすための訓練として、協力行動の進化と発達にかんする専門書を読み、英語で書かれたさまざまな実験・研究の説明を的確に読み取る力を身につけることを目的とします。さらに、書かれている内容について発展的に考察する力を養うことも目指します。
備考 特になし


研究科(大学院)提供科目


認知機能論

担当者 船橋新太郎 提供部局 大学院人間・環境学研究科 総合人間学部 対象 人間・環境学研究科大学院生および総合人間学部学生 開講 前期 月曜2限

内容 大学院人間・環境学研究科 総合人間学部 学生便覧参照
備考 特になし


認知科学演習2

担当者 船橋新太郎 提供部局 大学院人間・環境学研究科 対象 人間・環境学研究科大学院生 開講 後期 月曜5限

内容 大学院人間・環境学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


教育認知心理学研究Ⅰ,Ⅱ

担当者 楠見孝・子安増生・吉川左紀子・齊藤智・野村理朗 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科院生 開講 前期 後期 金曜2限

内容 教員、院生が行っている最新の研究成果や関連領域の文献を発表し、相互に議論することを通じて各自の研究内容を深め、多様な専門領域についての幅広い知識の習得を目指す。
 自分の研究テーマを時間軸(過去から現在への研究の流れ)と空間軸(近隣する他の研究領域との関わり)上に位置付け、再吟味することによって、新たな研究の方向性を見出すことが期待される。
 各自の研究テーマについて、より高い水準に到達すべく考えを深めること、さまざまな専門分野の最新の研究動向を理解すること、および自分の研究内容を興味深く、分かりやすく報告するスキルと建設的なディスカッションを行う態度を身につけることが本授業の目的である。
備考 特になし


認知過程論演習Ⅰ,Ⅱ

担当者 吉川左紀子 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科院生 開講 前期 後期 金曜1限

内容 広い意味での対人コミュニケーションや、対人相互作用、社会的状況が個人の認知・感情過程に及ぼす影響等に関心をもつ大学院生を対象とし、修士課程の大学院生は修士論文執筆に向けて、博士後期課程の大学院生は博士論文作成またはその基礎となる論文作成に向けて、各自の研究報告とディスカッションを中心とした演習を行う。健常者の認知・感情過程だけでなく、日提携発達や高齢者等を含む、認知や感情過程の個人差や個人ないの変動にも着目して、各自の研究テーマを深める演習を行いたい。
備考 特になし


教育認知心理学演習Ⅰ,Ⅱ

担当者 吉川左紀子 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科院生 開講 前期 後期 金曜3限

内容 院生と学部生の相互交流を軸として学習と研究を行う課題演習である。教育認知心理学を専攻する院生を中心として、班長となる院生が提案する研究テーマに関心を持つ院生、学部生が研究グループを作り、実証研究を実施することを通して、院生は学部生を指導し研究を推進することで研究者としての資質を高め、学部生は認知心理学系、臨床心理学系を問わず、実証研究の方法に親しむことで、研究の実施に必要な知識やスキルを身につけることを目的とする。
備考 特になし



心理臨床学研究

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学講座大学院生 開講 通年 月曜2限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


心理教育相談室相談実習

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 通年 月曜3,4限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


インテークカンファレンス

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 通年 水曜2限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


心理臨床学コロキアムⅠ

担当者 河合俊雄・松木邦裕・内田由紀子他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 前期 水曜3限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


心理臨床学コロキアムⅡ

担当者 河合俊雄・松下姫歌・内田由紀子他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 後期 水曜3限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


心理臨床ケースカンファレンスⅠ

担当者 河合俊雄・角野善宏 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 前期 水曜4,5限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


心理臨床ケースカンファレンスⅥ

担当者 河合俊雄・田中康裕 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 後期 水曜4,5限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


ケーススーパーヴィジョンⅠ

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 後期 金曜3,4限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


ケーススーパーヴィジョンⅡ

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 前期 金曜3,4限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


臨床研究開発コロキアム

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 通年 金曜5限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


臨床実践指導学実習

担当者 河合俊雄他 提供部局 大学院教育学研究科 対象 教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学・臨床心理実践学・臨床実践指導学大学院生 開講 通年 月曜5限

内容 教育学研究科 学生便覧参照
備考 特になし


臨床教育学演習Ⅱ

担当者 鎌田東二 提供部局 教育学研究科 対象 教育学研究科大学院生ほか 開講 前期 水3限

内容 古いものでは、空海の『三教指帰』(儒教・道教・仏教の三教についての思想研究と価値評価、教相判釈)、世阿弥の『風姿花伝』、本居宣長の学問論である『宇比山踏』、近代のものでは、柳田國男『遠野物語』、折口信夫『古代研究』『死者の書』、夏目漱石『夢十夜』『行人』、宮沢賢治『春と修羅』『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』、遠藤周作『深い河』などを読み、議論する。
また、時に、フィールドに出て、体験報告をしてもらいながら議論する。
備考 特になし


臨床教育学研究I,Ⅱ

担当者 鎌田東二・西平直・齋藤直子 提供部局 教育学研究科 対象 教育学研究科大学院生ほか 開講 前期 後期 火曜1限

内容 参加者は、各自の論文課題を明確にし、その進捗状況を報告する。
 修士課程の院生にとっては、修士論文を作成するにあたって必要な指導を受ける機会となり、博士課程の院生にとっては、博士論文を作成するために必要な指導を受ける機会となる。
 基本文献を読み合わせる課題を並行することもあるが、原則的には、論文指導が最も中心的な課題である。
備考 特になし


臨床教育人間学演習I

担当者 鎌田東二・西平直・齋藤直子 提供部局 教育学研究科 対象 教育学研究科大学院生ほか 開講 前期 火曜4限

内容  目的は、テクストを丁寧に読むセンスを習得すこと。および、研究を発表し、相互に議論する「わざ」を身につけること。
 修士論文・博士論文執筆にかかわる指導も行う。
備考 特になし


臨床教育人間学演習Ⅱ

担当者 鎌田東二・西平直・齋藤直子 提供部局 教育学研究科 対象 教育学研究科大学院生ほか 開講 後期 火曜4限

内容「私の声」の個別性と「哲学の声」の普遍性をつなぐスタンリー・カベルの「自伝としての哲学」と臨床教育人間学の関わりについて考察を行う。カベルの新著Little Did I Know: Excerpts from Memory (2010)を講読する。
備考 特になし


国際教育研究フロンティアF

担当者 ベス・モーリング、内田由紀子 提供部局 教育学研究科 対象 教育学研究科大学院生 開講 前期 木曜3限

内容 プレゼンテーション、学会発表アブストラクト作成、論文作成、英語でのディスカッションなど、英語での研究発表スキルの向上を目指す。授業は演習形式で行い、プレゼンテーションおよび論文作成の一部を実際に行ってもらう。英語のノンネイティブスピーカーが英語で研究発表する能力を高めるための演習とする。
備考 特になし


社会行動論演習2

担当者 C.ベッカー 提供部局 大学院人間・環境学研究科 対象 人間・環境学研究科大学院生 開講 前期 水曜2限

内容宗教を研究する為には、倫理学、人類学、社会学、心理学、哲学、文学批評、化学史、政治等の学問体系をまたがらざるを得ない。本演習2では、夫々の学問領域の成立と方法論を参考に、情報の検索・収集・分析から、論理構造や目次作りまで、学生の発表を含め、高度な論文の書き方を目指して指導する。
備考 特になし


宗教社会・心理学講義1

担当者 C.ベッカー 提供部局 大学院人間・環境学研究科 対象 人間・環境学研究科大学院生 開講 後期 水曜2限

内容広義の「宗教」とは、社会の倫理道徳的行動基盤、生と死に関する究極的な価値基準、生き方と死に方の理想像、そして自然界・宇宙の中の人間の理想像や位置付けを描く世界観である。本講義では、高齢少子化社会の問題等を中心に、宗教・社会・倫理学の立場から死生観を国際的・比較文化論的に探究する。例えば、インフォームド・コンセント(治療選択・自己決定権)、Truth-Telling(告知)、医療情報の公開・透明性・所有権、を出発点として、公共資源分配と医療保険制度の問題点を提起し、また医療倫理学の思考法の問題点も検討する。
備考 特になし