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千石研究員の講演録が収録された『「臨床仏教」入門』が出版されました

140106rinshobukkyo.png 千石真理研究員の講演録が収録された『「臨床仏教」入門』が、白馬社より出版されました。本書は、仏教教団60余宗派などで構成される全国青少年教化協議会(略称・全青協)の創立50周年記念刊行物で、2013年に東京大学仏教青年会会館ホールで開催した臨床仏教師養成講座一期の10講座および開講記念シンポジウムの講演録などが収められています。


 千石研究員は、東大での開講記念シンポジウム「現代社会と臨床仏教」ならびにパネルディスカッション「なぜ今、臨床仏教なのか」にパネリストとして登壇。13年間に渡りアメリカ・ハワイ州でチャプレンとして活動してきた経験談とともに日本の現状・課題について話し、今後、仏教チャプレンや臨床仏教師が定着するためには「医療従事者と同じ方向性で取り組むこと」「(人が病気になってからではなく)元気な頃からの仏教教化に努めること」「宗派を越えたネットワークづくりと信頼・絆を深めること」などの必要性を訴えました。また、パネルディスカッションや質疑応答では、実際に経験した患者・家族とのやりとりや、自身がライフワークとして取り組む内観療法での実践例なども取り上げ、具体例を数多く紹介した内容が収められています。


『「臨床仏教」入門』


○内容紹介
「生老病死に寄り添う仏教」の提案 ーー 仏教者による様々な社会活動が模索されている中、人生のあらゆる場面で人々の悩みや苦しみに寄り添う活動を展開する僧侶・学者らによる実践に基づいた注目講座をまとめて収録した。新しい仏教者の動きに、いま、注目のまなざしが注がれ始めていることを実感させる「動き出した仏教者たち」の熱い声が感動を呼ぶ。


○目次
▼現代社会における臨床仏教師の役割―臨床仏教の検証(神仁)
▼不登校・ひきこもり問題―さまよう若者(和田重良)
▼路上生活者に学ぶ―共に生きる社会をめざして(吉永岳彦)
▼医療現場に関わる宗教者―ターミナルケア(大河内大博)
▼足湯と傾聴から見えるもの―仏教と災害支援(辻雅榮)
▼つながる宗教者―ネットワーキング型支援の可能性(島薗進)
▼過疎化・自死・孤独死―「無縁社会」から「有縁社会」へ(袴田俊英)
▼教誨師から見たこころと社会―なぜ犯罪は起こるのか?(深井三洋子)
▼宗教が苦となる現場―「破壊カルト」に走る人びと(楠山泰道)
▼開講記念シンポジウム―現代社会と臨床仏教(千石真理、藤尾聡允、ジョナサン・ワッツ、蓑輪顕量、神仁)
▼パネルディスカッション―なぜ今、臨床仏教なのか(同上)

▼全青協活動と臨床仏教(齋藤昭俊)


・出版社:白馬社
・2013年11月15日発行
・編A5判上製 312ページ
・定価:本体2500円(税別)
・ISBN 978-4938651961


(出版社の情報より)