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清家理助教の著書『医療ソーシャルワーカーの医療ソーシャルワーカーの七転び八起きミッション』が出版されました

 清家理(上廣こころ学研究部門)助教の著書『医療ソーシャルワーカーの医療ソーシャルワーカーの七転び八起きミッション』がメジカルビュー社より出版されました。


1507seike_book.png『医療ソーシャルワーカーの医療ソーシャルワーカーの七転び八起きミッション』


○本の概要


著者:清家 理
出版社:メジカルビュー社
定価:2,160円(税込
A5判 216ページ オールカラー
2015年3月30日刊行
ISBN978-4-7583-0389-7


○本の紹介


 この本は、医療ソーシャルワーカー(MSW)として実践と研究を重ねてきた中で、実践の一区切りとして執筆した、学位申請論文「医療ソーシャルワーク機能の実証的研究―地域医療現場をフィールドに―」を土台にしています。
 MSWは、主に医療現場で、病気を機に多岐にわたる「生きづらさ」を抱えてしまった老若男女と向き合い、生きづらさの解決に向けた黒子役を担っています。生きづらさを抱えた方々の思いの尊重、その人らしさを尊重した対応の大切さは、日々、臨床現場の方々から、熱く語られています。これは、医療倫理学や社会福祉学では、意思決定支援と自律の尊重、パーソンセンタードケアといった理論や概念に該当します。しかし、日々の支援の中で普遍的に変わらないものが明確にされない限り、多くのMSWの努力は、「支援効果等、根拠が示されていない」と片づけられてしまいます。そのためには、調査で量的および質的分析をしながら、支援経過や内容、クライエントの変化を丁寧に追う必要がありました。この本では、まず医療ソーシャルワークの理論と医療福祉政策の動向を整理しました。その上で、経済的な課題、認知症や終末期に伴う生きる場所や生きていく術の課題に対するMSWのアプローチ内容と専門性について、探索しました。
 そして、この本の末尾に記載した今後の課題について、一歩先に進んだものが、2014年10月から京都市内で始めた、『孤立防止のための互助・自助強化プログラム開発プロジェクト -くらしの学び庵-』です。「支援する人―支援される人」の関係で、パターナリスティックな関係ではなく、個々人の強みや良さを信じる、引き出しあえる、いわば真の「自律」のあり方を模索し、そして検証する―このような『実践と研究の折衷』を極めていきたいと思っています。
 なお本書は、京都大学総長裁量経費人文・社会系若手研究者出版助成を受けて刊行しました。


<清家理助教(上廣こころ学研究部門)>


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