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鎌田教授の編著『身体の知: 湯浅哲学の継承と展開』が出版されました

1511kamata_yuasa.png 鎌田東二教授の編著『身体の知: 湯浅哲学の継承と展開』が、2015年11月にビイング・ネット・プレスより出版されました。哲学者であり、ユング心理学や身体論、気の研究において先駆者的存在であった湯浅泰雄が創設した人体科学会が本書を企画し、鎌田教授、黒木幹夫愛媛大学名誉教授、鮎澤聡筑波技術大学准教授(人体科学会会長)らが編集を務めました。湯浅哲学を継承発展させていくべく、11人の研究者が、宗教、心理学、哲学、医学、思想史など様々な立場から論じた一冊で、執筆者には奥井遼センター連携研究員も含まれています。


『身体の知: 湯浅哲学の継承と展開』
企画:人体科学会
編集:黒木幹夫・鎌田東二・鮎澤聡
執筆者:黒木幹夫・倉澤幸久・鎌田東二・桑野萌・杉本耕一・奥井遼・田中彰吾・鮎澤聡・村川治彦・渡辺学・永沢哲
発行:ビイング・ネット・プレス(2015年11月26日)
ISBN-10: 4908055106
ISBN-13: 978-4908055102
Amazon.co.jp の書籍ページ


○内容紹介
倫理学・哲学・日本思想・身体論・気・ニューサイエンスなどの広範な領域に及ぶ湯浅哲学の目指すところは、テオーリア(理論)の知とプラクシス(実践)の知の統合、つまり西洋的知と東洋的知を如何に統合するかということにあった。それはとりもなおさず、二元論の克服であり、哲学が死んだとされる科学技術偏重の現代社会への警鐘と、克服の模索である。この湯浅泰雄の問いかけに答え、湯浅哲学を継承発展させていくべく、11人の研究者が、宗教、心理学、哲学、医学、思想史など様々な立場から論じる。


○目次
まえがき 鎌田東二
第一章 テオーリアの知とプラクシスの知の統合を求めて
「知のあり方」と哲学のありよう ー 黒木幹夫
湯浅泰雄『身体論』を巡って ー 倉澤幸久
湯浅泰雄におけるテオーリアの知とプラクシスの知の統合ー日本思想研究の観点から ー 鎌田東二
第二章 湯浅泰雄と現代思想ー湯浅泰雄の問いを受けて
湯浅泰雄の修行論と身体の知をめぐって ー 桑野萌
湯浅泰雄と近代日本の哲学ー「宗教」への問いをめぐる和辻・西田との対決 ー 杉本耕一
生きられた経験(experience vecue)への道ー湯浅泰雄とメルロ=ポンティ ー 奥井遼
第三章 人体科学の挑戦ー身体の知を掘り起こす
心身問題と他者問題ー湯浅泰雄が考え残したこと ー 田中彰吾
代替医療と身体的実践の知 ー 鮎澤聡
「<気>とは何か」再考ー主体的経験の科学の立場から ー 村川治彦
メタプシキカの探究ー湯浅泰雄のユング受容とその展開 ー 渡辺学
超・身体論ー光の存在論へ ー 永沢哲
あとがき 鮎澤聡
湯浅泰雄 年譜


鎌田教授が大会会長を務めた「人体科学会 第24回大会」が開催されました
人体科学会第25回大会(2015.11.28〜29)ウェブサイト