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広井教授が研究代表者を務めた『コミュニティ経済に関する調査研究』が公刊されました

 広井良典教授が研究代表者を務めた全労済協会の公募委託研究『コミュニティ経済に関する調査研究』が公刊されました。


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公募研究シリーズ(49)『コミュニティ経済に関する調査研究』
研究代表者 広井良典 京都大学こころの未来研究センター 教授


 本調査研究は、タイトルの「コミュニティ経済」という言葉が示すように、「コミュニティ」と「経済」を現代社会のニーズにそくして新しい形でつないでいくという問題意識を起点とするものです。
 たとえば地域の商店街や農漁村などの例に見られるように、「コミュニティ」と「経済」の二者は本来互いに深く結びついていましたが、近代社会以降の市場経済の急速な拡大あるいは資本主義システムの展開の中で、こうした「コミュニティ」と「経済」の不可分の関係は次第に分離していきました。
こうした中、「コミュニティ」と「経済」を現代の新たなニーズに合わせて再び結びつけることを通じて、ローカルな地域を出発点にヒト・モノ・カネがうまく循環し、そこにコミュニティ的な紐帯や雇用も生まれ、かつまた若者や高齢者など様々な主体が包摂されるような社会を構築していくことが可能となるのではないか、という発想から本報告書はまとめられたものです。
 全体は大きく第Ⅰ部(総論)と第Ⅱ部(各論)に分かれ、第Ⅱ部は、コミュニティ経済が具体的に発展していく場合の内容や課題、今後の展望などを、7つのテーマ領域――①自然エネルギー、②鎮守の森/伝統文化、③農業、④福祉/ケア、⑤商店街、⑥都市/農村、⑦若者――にそくして考察する内容となっています。
 報告書は広井教授のほか、小池哲司、宮下佳廣(以上共同研究者)、大和田順子、飯田大輔、大浦明美、大川恒、武田伸也(以上研究協力者)という多様なバックグランドの研究者・実践者によって分担執筆されています。


【全体構成】
第Ⅰ部 総論:コミュニティ経済とは何か
第Ⅱ部 各論:コミュニティ経済の諸領域と具体的展開
1.【自然エネルギー】コミュニティ経済的視座から見る自然エネルギーの可能性
2.【鎮守の森/伝統文化】 鎮守の森とコミュニティ循環経済
3.【農業】 「里山コミュニティ経済」で拓く地域創生の新しい道
4.【福祉/ケア】 クリエイティブなケア実践と「ケアの6次産業化」
5.【商店街】 ローカルな定常型社会の商店街モデル
6.【都市/農村】 「地域おこし」におけるホールシステム・アプローチの活用
7.【若者】 ストリートからコミュニティ経済へ


報告書全文(PDF 3.6MB)
http://www.zenrosaikyokai.or.jp/thinktank/library/lib-invite/koubo49.pdf


公募研究シリーズ | 全労済協会ウェブサイト(報告誌の郵送申込リンク有り)
http://www.zenrosaikyokai.or.jp/thinktank/library/lib-invite/


 報告書は、PDFにて全文公開されています。上記リンク先か表紙画像をクリックすると閲覧できます。また、全労済のウェブサイトから申し込めば、報告書冊子を郵送にて入手可能です(無償)。