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内田准教授が編集・執筆し、阿部准教授、柳澤助教らが執筆した『社会心理学概論』が出版されました

 1610social_psychology.png内田由紀子准教授が北村英哉関西大学教授と編纂に携わり、阿部修士准教授、柳澤邦昭助教らと執筆した『社会心理学概論』が2016年9月、ナカニシヤ出版より刊行されました。


 20章、398頁からなる同書は、古典的研究から進化、脳科学を含めた最新のトピックスまでを網羅し、社会心理学の全貌を学ぶことができる「社会心理学の決定版の書」といえる一冊です。


 内田准教授は第14章「文化」を、阿部准教授と柳澤助教は第20章「社会神経科学」を執筆しました。


はじめに (本文より)


 学問は日進月歩だ。そうでなければ学問ではないし, 日々の研究は必要ではなくなる。
 世界中に数多く存在する「研究者」と呼ばれる人びとは, 新しい発見をしたり, 独自の視点を見つけたりすることを目指して学問に取り組んでいる。研究者たちは, それぞれ切磋琢磨し, 議論しながら, 少しでも新たな知見を提示しようと日々努力している。
 そのため, 多くの研究者が情報収集するのは, 新しい知見が掲載されている「学術論文」である。新しい実験パラダイム。新しい結果。新しい仮説。
 社会心理学も, 社会科学というサイエンスの一翼を担う学問分野として, 「新しさ」の追求を行っている。実際, 人の心の社会的機能についての新たな研究知見は, 社会が複雑化していくにつれ, ますます重要になっており, 社会的ニーズはきわめて高い。
 では最新の知見ではなく, これまでの, 幾分古典的な知見も含めて掲載されている教科書的な概論書の役割とは何だろう?(中略)
 概論書には, その分野の歴史的積み重ねが紡ぎ出されている。限られたページ数の中, それぞれのトピックスの中で, 特に重要だと思われるものが紹介されている。私たちはそこから多くのことを知ることができる。それらを知ったうえでなければ, これまでのところ何がわかっていて, 何がわかっていないのか, 何をこれからやるべきなのかを見つけることができない。概論書は道しるべであり, 私たちが行き当たりばったりにならないように導いてくれる。
 さて, 温故知新と豊かな教養に資するような社会心理学の書籍を編むにあたり, 今回筆者たちには, 長年社会心理学の書籍を手がけてこられたナカニシヤ出版の宍倉由高さんより, 一つの大きな使命が与えられた。それは「社会心理学の, しっかりした決定版の書籍を」というミッションであった。......


<内田由紀子・北村英哉>


『社会心理学概論』
編集:北村 英哉、内田 由紀子
出版社:ナカニシヤ出版
出版年月日:2016/09/20
ISBN-10: 4779510597
ISBN-13: 978-4779510595
判型・ページ数:B5・404ページ
定価:本体3,500円+税



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