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『ミネルヴァ通信「究」』に河合教授の連載第5回が掲載されました

 ミネルヴァ書房の発行する月刊誌『ミネルヴァ通信「究」(きわめる)』2017年1月号に河合俊雄教授の連載「こころの最前線と古層 第5回 心理療法と占い」が掲載されました。


 5回目を迎えるこの連載のテーマは、なかなか正面から語られることのない、心理療法と占いにみられる意外な共通点についてです。心理療法と占いには「コンステレーション」(星の配置)の重視、対象を限る方法論、タイミングが重要であることなどが共通している、と著者は述べています。 
 「占い」「占星術」は非科学的と思われがちですが、実際には私たちのすぐそばにあり、多くの人がそれを参照しているように思います。科学的視点が絶対ではなく、多くのものの見方のなかのひとつと考えてみると、「非科学的」「迷信めいた」もののおもしろさが実感されるかもしれません。(解説:畑中千紘助教・上廣こころ学研究部門)



1701kiwameru.pngこころの最前線と古層(五)
「心理療法と占い」  河合俊雄


 ユングは、易や占星術を著作のなかでしばしば取り上げて、そこに本質的なものを認めていた。それは易にしてもホロスコープにしても、宇宙についての一つ一つのイメージの表現であり、象徴的な意味があること、さらにはその表現とこころの状態や実際の世界との対応関係が生じてくることが大切だと考えていたからである。
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 クライエントが占い師に言われたことを聞いているとなかなかおもしろい。何を根拠に言われたのかはわからなくても、当たっていると思うことも多く、非常に適切なアドヴァイスを受けている場合もある。(本文より)



出版社のページ(ここから『究』の講読が可能です)
https://www.minervashobo.co.jp/book/b272870.html