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「支える人の学びの場:こころ塾2017」の日程と講師が決まりました

 センター恒例の教育講座「支える人の学びの場:こころ塾2017」の日程と講師が決まりましたのでお知らせします。
 こころ塾は、教育、医療関係の専門職の方たちを対象とした、こころの科学と実践に関する教育講座です。毎回、2つの講義のあと、事例報告、グループディスカッションと質疑を行います(午前10時から午後5時まで)。


 受講申し込みは6月上旬からセンターウェブサイトで受け付けますので、今しばらくお待ちください。


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「支える人の学びの場:こころ塾2017」
会場:京都大学稲盛財団記念館(京都市左京区吉田下阿達町46)


■第1回 9月30日(土)


講義1 乾敏郎(追手門学院大学心理学部) 「感情と身体性1:円滑なコミュニケーションを支える神経機構」  
まず自己と他者を区別せずに他者を理解するシステムと、自己と他者を区別して他者を理解するシステムの神経機構について紹介する。さらに、すべての機能に予測機構が働いていることを指摘し、どのようにして予測が可能になるのかという点を学習や発達の視点から議論する。


講義2 村井俊哉(京都大学大学院医学研究科) 「社会性という観点から精神科の病気を理解する」
社会の中でうまく暮らしていくために私たちが持っている心の働きのことを「社会認知」と呼ぶ。自閉症、高次脳機能障害などの精神科の病気について、社会認知の働きという観点から考えてみたい。


■第2回 10月21日(土)


講義1 乾敏郎 「感情と身体性2:感情の役割とその神経機構」  
予測機能が感情を作っていることをまず指摘し、つぎに感情の2要因論とその神経機構について紹介する。特に自律神経系が(内臓)運動指令とその結果生じる(内臓)感覚フィードバックを伝達するシステムであることを述べ、感情障害や鬱などについての機序を解説する。


講義2 岩宮恵子(島根大学人間科学部)「思春期臨床にみる感情と身体性」
最近の思春期臨床では、困っているのは周囲ばかりで、本人は困っているのかどうなのかすらわからないというケースも増えてきている。そのなかには、自分の感情や、身体の感覚をまったく言語化できない人も多い。そのような思春期の子どもが、どのようにして感情や身体を感じることができるようになるのか、事例を通して考えていきたい。


■第3回 11月11日(土)


講義1 乾敏郎 「感情と身体性3:自閉症の神経機構」  
これまでの2回にわたって紹介した知見を基礎に、発達障害の一つである自閉症ならびに一部の精神疾患の神経機構についてやや詳しく紹介する。ここでも予測機能がさまざまな障害の基礎にあることを指摘する。


講義2 森口佑介(京都大学大学院教育学研究科) 「自己制御の初期発達とその支援」
自己制御とは,ある目標を到達するために行動を制御する過程である。子ども期の自己制御能力が,後の学力や経済状態等を予測することから,近年世界的に注目されている。本講義では,子ども期の自己制御の発達とその支援について,講演者の研究を中心に解説する。


※各回の詳細は、当サイトのイベント欄に後日掲載します