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モノと感情移入・感覚移入に関する基礎研究

研究代表者
大西宏志  京都造形芸術大学 准教授

連携研究員
岡田美智男 豊橋技術科学大学 教授
原田憲一  京都造形芸術大学 教授
稲賀繁美  国際日本文化研究センター 教授

共同研究員
藤井秀雪  京都造形芸術大学ものづくり総合研究センター 主任研究員
上林壮一郎 京都造形芸術大学 准教授
近藤高弘  陶芸作家
渡邊淳司  日本学術振興会 特別研究員(PD)
大石高典  京都大学アフリカ地域研究資料センター 特任研究員
秋丸知貴


センター受け入れ教員
鎌田東二 京都大学こころの未来研究センター 教授


                                            (一般公募型)

人間は、日常、非日常を問わず、物を作りだし、物に囲まれながら生きている。特に私たち日本人は、「心を込めた物作り」や「物から心の動きを読み取る」と言うように、物に物質以上のニュアンスを見出し、心との強い関係性を感じることができる。そこで、本研究プロジェクトでは、研究対象として、物を媒介とした感覚や感情の移入メカニズムを取り上げる。特に、芸術、デザイン、芸能の分野における、(1)作家が素材や制作物に感覚・感情を移入する制作過程における物と感覚・感情移入の関係性、(2)鑑賞者がどのように作品に対して感覚・感情を読み取るのか、演出としての物と感覚・感情移入の関係性、の二つの視点から研究を行う。
研究成果としては、(1)の研究から、表現者の制作過程をより深く知ることができるとともに、表現の心象と技術の関係性について新たな知見をもたらすと考えられる。(2)の研究から、観賞側の感覚・感情が動かされるメカニズムを明らかにすることでの演出技術への貢献が考えられる。
本研究プロジェクトは、人間の感覚・感情移入のメカニズムを、物を作る側と物を見る側の二つの方向から理解する試みであり、新たな研究分野の萌芽となるとともに、既存の研究分野をより広い視点から相対化することにも繋がると考えられる。