• トップページ
  • ニュース
  • センター紹介
  • スタッフ紹介
  • 研究プロジェクト
  • イベント
  • 授業・研究指導
  • リンク
  • アクセス
  • お問い合わせ

プロフィール

カール ベッカー  |  Carl Becker  |  倫理学、宗教学

WEB MAIL

諸文化の宗教(死生観・倫理観)を理解し、治癒方法、倫理道徳、価値体系等の研究を通じて、日本独自の新しい対応方法の可能性を探求しています。最近は、医療倫理学、バイオエシックス(環境倫理学を含む生命倫理学)の問題を中心に研究を進めています。西洋医学の終末期治療等に対し、東洋思想の立場から「離脱体験」研究を行い、全米宗教心理学からアシュビー賞を、1986年に国際教育研究会(SIETAR)から異文化理解賞を、1992年にボンベイ国際大学から名誉博士号を授与されました。「日本的」な医療倫理と教育実践を目指し、生きがい感と自殺防止の関わり、患者中心のインフォームド・コンセント、ホスピス、ターミナル・ケア等の研究に取り組んでいます。

略歴

1981年 ハワイ大学大学院哲学研究科修了
1981年 南イリノイ大学哲学科助教授
1983年 大阪大学文学部外国人講師
1986年 ハワイ大学教育学部助教授
1988年 筑波大学人文学類哲学思想系外国人教師
1992年 京都大学教養部助教授
2003年 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
2007年 京都大学こころの未来研究センター教授
ハワイ大学 哲学博士

業績

カール・ベッカー(編)いのち・教育・スピリチュアリティ、大正大学出版会、2009年9月 (ISBN-10: 4924297615)

カール・ベッカー編著、山本佳世子訳、『愛する者の死とどう向き合うか――悲嘆の癒し―― 』晃洋書房、2008年11月 (ISBN 9784-7710-2021-4)

"Embracing the Pure Land Vision," In NEVER DIE ALONE, ed. Jonathan Watts and Yoshiharu Tomatsu. Tokyo: Jodo Shu Press, 2008年7月(ISBN 9784-88363-0417)

「死生観教育の必要性」『ひびきあう生と死〜未来を拓くスピリチュアルケア』日本ホスピス・在宅ケア研究会編、雲母書房、2008年5月

「アメリカの死生観教育〜その歴史と意義」『死生学とは何か』島薗進・竹内整一編、東京大学出版会、 2008年5月

「死の現状〜ホスピスから死の教育へ」『いのち教育をひもとく〜日本と世界』得丸定子編、現代図書、2008年4月

「死の現状」(55-80頁)、「北米に於けるデス・エデュケーションとその周辺」(211-224頁)『いのち教育をひもとく~日本と世界』得丸定子編、現代図書、2008年3月

「日本の宗教的思想が二十一世紀に貢献するもの」『サステイナブルな社会を目指して』木村武史編、春風社、2008年3月

「SOCの現状とスピリチュアル教育の意味」 『Comprehensive Medicine~全人的医療』8巻1号2007.12月、23-51頁

「日本史から世界が倫理を学べるか」『倫理的叡智を求めて』上廣哲治編、東洋館出版、2007年6月、53-80頁

『死を見つめ、今を大切に生きる』(日野原編)及び『いさぎよく死ぬために』(両方:春秋社)2002年、1996年

『生と死のケアを考える』及び『死の体験』(両方:法蔵館)2000年、1992年

『脳死と臓器移植』(梅原編、朝日文庫)2000年

『比較文明学を学ぶ人のために』(伊東編、世界思想社)1997年

『いのちと日本人』(白馬社、共著)1995年