佐伯 啓思
佐伯 啓思 | Keishi Saeki | 政治・経済を中心とした現代社会論・現代思想
1949(昭和24)年奈良県生まれ。東京大学経済学部卒。同大学院経済学研究科博士課程単位取得。広島修道大学商学部講師、滋賀大学経済学部助教授、滋賀大学経済学部教授を経て、1993年〜2015年京都大学大学院人間・環境学研究科教授、2015年〜京都大学名誉教授。第4期文部科学省中央教育審議会委員。1985年『隠された思考』でサントリー学芸賞、1994年『「アメリカニズム」の終焉』で東畑記念賞、1997年『現代日本のリベラリズム』で読売論壇賞、2007年第23回正論大賞。著作に『自由とは何か』(講談社現代新書)、『日本という「価値」』(NTT出版)、『現代文明論講義ニヒリズムをめぐる京大生との対話』(ちくま新書)、『西欧近代を問い直す』『20世紀とは何だったのか』(ともにPHP文庫)など多数。共生文明学、現代文明論現代社会論、社会思想史を研究テーマとし、現代社会を文明論的観点から捉え、政治、経済の分野を中心に広く評論活動をおこなっている。