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鎌田教授を代表研究者とする「身心変容技法」の研究プロジェクトが進行しています

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こころの未来研究センター・鎌田東二教授を代表研究者とする「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」が進んでいます。
6月25日には、第4回身心変容技法研究会が開催され、東京大学大学院人文社会系研究科の蓑輪顕量教授が「仏教における瞑想とその展開」をテーマに講演しました。概要はひとつ前の記事をご覧ください。
2012-07-02-2no2.pngコメンテーターとして高野山大学の井上ウィマラ准教授と、京都大学の篠原資明教授が登壇。参加者も交えた積極的な意見交換と質疑応答がおこなわれました。また、後半には京都大学の小倉紀蔵教授も加わり、研究計画発表がおこなわれました。
(過去の研究会の発表者は、身心変容技法研究会ホームページ「研究会」に掲載しています。
http://waza-sophia.la.coocan.jp/kennkyuukai.htm )

心身変容技法研究会のはじまりと目的


身心変容技法研究会は、2011年より足掛け4年に渡り研究がおこなわれるプロジェクトです。研究メンバーとして、こころの未来研究センターからは代表研究者の鎌田教授をはじめ、河合俊雄教授(研究分担者)、吉川左紀子センター長(連携研究者)、長谷川千紘研究員(幹事)らが名を連ねています。
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研究目的
20世紀末、21世紀は「心の世紀」になると期待された。だが現実には、2010年現在、未来社会へのグランドデザインは描けず、「心の荒廃」が社会問題となっている。このような時代状況下、「心の荒廃」から抜け出ていくための宗教的リソースないしワザ(技術と知恵)として、「身心変容技法」に着目する。神秘思想における観想、仏教における止観や禅や密教の瞑想、修験道の奥駆けや峰入り、滝行、合気道や気功や太極拳などの各種武道・芸道等々、さまざまな「身心変容技法」の諸相(特色)と構造(文法)と可能性(応用性)を、文献研究・フィールド研究・実験研究・臨床研究 の手法により総合的に解明し、現代を生きる個人が自分に合ったワザを見出し、活力を掘り起こしながらリアルな社会的現実を生き抜いていくことに資する研究成果を社会発信する。
「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」概要より
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2012-07-02-2no3.png鎌田教授は、宗教哲学、民俗学を専門領域とし、日本思想史、比較文明学など様々な研究分野の垣根を超え、宗教と人、聖地と人との関わりを見つめながら、世界と日本各地でのフィールドワークや文献思想研究を実践しています。
身心変容技法研究会では、多彩な研究メンバーによる最新の臨床心理学や精神医学の臨床研究や認知科学や、脳神経科学の実験研究を結びつけ、身体と心との相互的な関わりをワザやモノを媒介として分析することを通して「心の荒廃の時代」を突破する理論と実践を提示していきます。
また、最新設備を活用した研究の試みも進めています。こころの未来研究センターには2012年3月、文系研究機関では初めて「連携MRI研究施設」が設置され、「fMRI装置」の利用が始まりました。この最新設備と装置を活用し、例えば瞑想指導者や禅および念仏指導者の瞑想状態も測定するなど、科学的データを用いた研究も積極的におこなっていきます。
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研究会が発足して2年次となる今年度は、公開ワークショップやシンポジウムを開催しながら3年次へと繋げつつ、平成26年度の最終年度には、集大成となる国際シンポジウム、ワークショップ、公開演技を行ない、単行本へのまとめなどを通じて、社会に還元することを予定しています。
次回の第5回研究会は、7月12日に開催される予定です。
研究会について詳しくは、「身心変容技法研究会」のホームページをご覧ください。
身心変容技法研究会HP
http://waza-sophia.la.coocan.jp/

2012/07/02

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