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河合教授が日本箱庭療法学会一般公開シンポジウム「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」で講演しました

10月27日、第26回日本箱庭療法学会第26回大会の公開シンポジウム「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」において、こころの未来研究センター 河合俊雄教授が講演を行いました。
121108hakoniwa.jpg▽開催日時:2012年10月27日(土)14:45-18:15
▽開催場所:鳥取県米子市 米子コンベンションセンター
▽タイトル:日本箱庭療法学会第26回大会 公開シンポジウム「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」
▽プログラム:
14:45〜 石見神楽「大蛇(おろち)」島根県立浜田商業高等学校 郷土芸能部
15:15〜18:15 シンポジウム
三浦佑之 (みうら すけゆき) 立正大学教授 日本古代文学・伝承文学
赤坂憲雄 (あかさか のりお) 学習院大学教授 民俗学・日本文化論
河合俊雄 (かわい としお) 京都大学教授 臨床心理学
司会者 岩宮恵子 (いわみや けいこ) 島根大学教授 臨床心理学
121108kawai1.png本年の日本箱庭療法学会大会は、「神話のちから」をテーマに開催されました。昨年の大災害を契機に、神話の「力」に光をあてて、もう一度、神話の「地から」問い直そう、という主題を掲げ、鳥取県米子市を会場に2日間に渡って行われました。
初日の公開シンポジウムは、上記テーマを受けて「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」というタイトルで開催。岩宮恵子島根大学教授による司会進行のもと、シンポジストとして、立正大学の三浦佑之教授、学習院大学の赤坂憲雄教授、そして河合教授が登壇し、「物語」の視点から鎮魂について掘り下げていきました。
はじめに、島根県立浜田商業高等学校郷土芸能部のみなさんによる石見神楽「大蛇(おろち)」が勇壮に演じられました。その余韻が残る舞台に古代文学、民俗学、臨床心理学分野の第一線にいる研究者たちが登壇し、シンポジウムが始まりました。
121108kawai2.png「東日本大震災という未曾有の震災を体験し、根本的に生き方を問い直されるようなこの状況のなか、私たちがどのように『こころの問題』に向き合っていけばよいのか」というテーマに対し、河合教授は「物語と鎮魂の二義性:大きな物語と小さな物語」という演題で講演。震災後の被災地での研究活動やユング考をベースにしつつ、体験した出来事の大きさに常に比例するわけではない私たちのこころの不思議さと可塑性、物語の生まれる場としての接点、語りによって抱えていたものを手放していくことの大切さなどについて、実践的研究の視点から考察しました。
総合討論の場では、赤坂教授の出した「和解」というキーワードをめぐり、シンポジストたちが物語による鎮魂について語り合いました。会場を埋めた参加者たちも一体となって、さまざまな思いを巡らせるような場となりました。
日本箱庭療法学会第26回大会HP
http://www.sandplay.jp/conference.html
シンポジウム案内ページ
http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/hako26th/symposium/index.html
(報告:こころの未来研究センター特定助教 畑中千紘)

2012/11/09

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