1. top
  2. ブータンニュース
  3. 第1回精神と科学との対話研究会の報告

第1回精神と科学との対話研究会の報告

【イベント名】第1回精神と科学との対話研究会
【日時】 2013年9月19日(木)17:00~18:30
【場所】 京都大学こころの未来研究センター225会議室
【テーマ】研究者と宗教者が語る宇宙・生命・宗教
【発表者】
・磯部洋明(京都大学学際融合教育研究推進センター・准教授)
・齊藤博英(京都大学白眉センター、iPS細胞研究所・准教授)
・熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター・准教授)
コメンテーター 松山大耕氏(臨済宗妙心寺塔頭 退蔵院 副住職)
【発表概要】
 宗教は、しばしば非科学的、時として非現実的などとも言われることがあります。では、高度な科学的知識を持ち、進んだ社会に生きるわたしたちが、それでもなお神社やお寺に参ったり、あるいは神・仏の前で婚姻の誓いを交わしたりするのはなぜでしょうか。こうした現象の背後に存在する感情は、論理的に説明することが難しいように思われます。だからこそ、宗教に対して胡散臭さを感じながらも拒絶しきれず、一定のジレンマを抱える人が少なからずいるのでしょう。
 しかしながら、宗教は果たして本当に非科学的なのでしょうか?近代科学とは対話できないのでしょうか?このような疑問がきっかけとなって、「精神と科学との対話研究会」を始めることになりました。本研究会は、異分野の研究者および実務家が集い、宗教と科学の間の共通点と相違点を吟味し、それぞれの役割および価値について認識しなおすことを目的としています。
 第1回の研究会は、「お寺で宇宙学」との共同企画として、同企画者で宇宙物理学者の磯部洋明氏、分子生物学者の齊藤博英氏、宗教学者の熊谷誠慈が、互いの研究分野の紹介を交えながら、「宇宙・生命・宗教」について議論を行いました。また、妙心寺塔頭退蔵院の松山大耕副住職が、宗教家としての立場から各発表へのコメントを行い、その後、「宇宙空間における宗教はどのようなものになるのか?」、「宗教を科学的に検証する必要はあるのか?」など、様々なテーマについて、参加者全員で討議を行いました。
seisintokagaku1.JPG
左から磯部准教授、松山副住職、齊藤准教授
seisintokagaku2.JPG
研究会の風景

2013/10/22

第1回精神と科学との対話研究会の報告

【イベント名】第1回精神と科学との対話研究会
【日時】 2013年9月19日(木)17:00~18:30
【場所】 京都大学こころの未来研究センター225会議室
【テーマ】研究者と宗教者が語る宇宙・生命・宗教
【発表者】
・磯部洋明(京都大学学際融合教育研究推進センター・准教授)
・齊藤博英(京都大学白眉センター、iPS細胞研究所・准教授)
・熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター・准教授)
コメンテーター 松山大耕氏(臨済宗妙心寺塔頭 退蔵院 副住職)
【発表概要】
 宗教は、しばしば非科学的、時として非現実的などとも言われることがあります。では、高度な科学的知識を持ち、進んだ社会に生きるわたしたちが、それでもなお神社やお寺に参ったり、あるいは神・仏の前で婚姻の誓いを交わしたりするのはなぜでしょうか。こうした現象の背後に存在する感情は、論理的に説明することが難しいように思われます。だからこそ、宗教に対して胡散臭さを感じながらも拒絶しきれず、一定のジレンマを抱える人が少なからずいるのでしょう。
 しかしながら、宗教は果たして本当に非科学的なのでしょうか?近代科学とは対話できないのでしょうか?このような疑問がきっかけとなって、「精神と科学との対話研究会」を始めることになりました。本研究会は、異分野の研究者および実務家が集い、宗教と科学の間の共通点と相違点を吟味し、それぞれの役割および価値について認識しなおすことを目的としています。
 第1回の研究会は、「お寺で宇宙学」との共同企画として、同企画者で宇宙物理学者の磯部洋明氏、分子生物学者の齊藤博英氏、宗教学者の熊谷誠慈が、互いの研究分野の紹介を交えながら、「宇宙・生命・宗教」について議論を行いました。また、妙心寺塔頭退蔵院の松山大耕副住職が、宗教家としての立場から各発表へのコメントを行い、その後、「宇宙空間における宗教はどのようなものになるのか?」、「宗教を科学的に検証する必要はあるのか?」など、様々なテーマについて、参加者全員で討議を行いました。
seisintokagaku1.JPG
左から磯部准教授、松山副住職、齊藤准教授
seisintokagaku2.JPG
研究会の風景

2013/10/22

PAGE TOP