田中　暁生  ｜  Akio Tanaka  ｜  神経科学

高次認知機能の神経基盤を明らかにすることを目標に掲げ, 行動課題遂行中のサルを対象とした神経生物学的研究を行っています。
現在は, 大脳皮質前頭前野の神経活動が作業記憶, メタ認知, メタ記憶などの認知機能とどのように関係しているのかを, 電気生理学的手法や薬理学的手法を用いて解明しようと試みています。

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E-Mail: tanaka.akio.3z＊kyoto-u.ac.jp
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略歴

1. 2003年12月 Palm Beach Atlantic University 心理学専攻卒業
2. 2006年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻修士課程入学
3. 2008年3月 同上修了
4. 2008年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程進学
5. 2012年3月 同上研究指導認定退学
6. 2009年4月–2011年3月 日本学術振興会特別研究員 (DC2)
7. 2012年4月–2013年3月 京都大学こころの未来研究センター教務補佐員
8. 2013年4月–現在 京都大学こころの未来研究センター研究員

業績

1. Tanaka, A., & Funahashi, S. (2012). Macaque monkeys exhibit behavioral signs of metamemory in an oculomotor working memory task. Behavioural Brain Research, 233, 256–270.
2. Funahashi, S. & Tanaka, A. (2011). Metacognition: A new method for studying the nature of the mind. In P. Swanson (Ed.), Brain science and kokoro: Asian perspectives on science and religion (pp. 51–67). Nagoya, Japan: Nanzan Institute for Religion and Culture.
3. 田中暁生・船橋新太郎 (2007). サルを用いたメタ記憶の神経生理学的研究に向けて　霊長類研究, 23, 91–105.