箕浦　有希久  ｜  Yukihisa Minoura  ｜  パーソナリティ心理学

自尊感情の測定尺度の開発と，適応的な自尊感情のあり方について研究しています。きわめて少ない項目数から構成される心理測定尺度として，2項目自尊感情尺度（Two-Item Self-Esteem scale: TISE）を開発し，特性（trait）自尊感情と状態（state）自尊感情の両視点から妥当化をおこないました。現在は，同一人物から自尊感情を複数回測定した場合の個人内変動に注目しています。

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略歴

1. 2009年3月　関西学院大学文学部総合心理科学科心理学専修　卒業
2. 2011年3月　関西学院大学大学院文学研究科総合心理科学専攻博士課程前期課程終了
3. 2014年3月　関西学院大学大学院文学研究科総合心理科学専攻博士課程後期課程満期退学
4. 2014年4月—現在　関西学院大学大学院研究員
   博士（心理学）

業績

著書

1. 心理学実験ノート編纂委員会（玉越勢治・大森駿哉・大森慈子・中尾将大・中道希容・箕浦有希久）（2016）．心理学実験ノート第6版　二瓶社（分担執筆で2-2節 重量弁別，2-6節 心的回転を担当）

論文

1. 箕浦有希久・成田健一（2016）．2項目自尊感情尺度を用いた状態自尊感情の測定——実験的に操作された場面想定法による妥当性の検討——　パーソナリティ研究，25，151-153．
2. 箕浦有希久・成田健一（2016）．2項目自尊感情尺度を用いた状態自尊感情測定尺度の開発——妥当性に関する多側面からの検討——　感情心理学研究，23，78-86．
3. 箕浦有希久・成田健一（2015）．状態自尊感情の測定——状態–特性自尊感情の視点から——　人文論究（関西学院大学文学部紀要），65(3)，1-17．
4. 箕浦有希久・成田健一（2013）．2項目自尊感情尺度の開発および信頼性・妥当性の検討　感情心理学研究，21，37-45．
5. 箕浦有希久・成田健一（2013）．2項目自尊感情尺度の提案——評価と受容の2側面に注目して——　人文論究（関西学院大学文学部紀要），63(1)，129-147．