2012年度以前の新聞・雑誌掲載 アーカイブ

畑中助教のインタビュー記事がリビング京都に掲載されました

130323living.png 畑中千紘助教のインタビュー記事が、3月23日発行のリビング京都 (京都リビング新聞社)の特集「聞く力アップで対人関係も良好に。人の話、聞いていますか?」に掲載されました。

 リビング京都は、京都市と近辺エリアの約49万世帯に毎週配布されている総合生活情報紙です。「聞く力」や「コミュニケーション力」向上のためのノウハウを集めた今号の特集で、畑中助教は臨床心理学を専門とする自身の研究をもとに、「人が人の話を聞くとはどういう行為か」を分かりやすく解説。相手の話を理解し会話をスムーズに進めるためのコツを紹介しています。

 記事は、同紙のウェブサイトで全文をお読みいただけます。


□リビング京都 2013年3月23日号
「聞く力アップで対人関係も良好に 人の話、聞いていますか?」
http://www.kyotoliving.co.jp/article/130323/front/index.html

内田准教授の記事「文化心理学から見た日本文化と心」が『経済セミナー 2013年2・3月号』に掲載されました

130321keizai.png 内田由紀子准教授の記事「文化心理学から見た日本文化と心」が、日本評論社が発行する経済学系の隔月刊誌『経済セミナー 2013年2・3月号』に掲載されました。

 記事は、2012年8月に開催された「第9回行動経済学研究センターシンポジウム」での報告に加筆・修正を加えたもので、内田准教授は文化心理学者の立場から「文化と心」のかかわりについて、様々な研究事例を紹介しています。後半には大垣昌夫慶應義塾大学経済学部教授、大竹文雄大阪大学社会経済研究所教授とのディスカッションの様子も収められています。

【特集】文化と経済学
文化心理学から見た日本文化と心......京都大学こころの未来研究センター准教授 内田由紀子

文化と心はどのような関係にあるのか。ある文化において評価される価値やその文化において解釈される意味と、その文化に属する人々の心理傾向の間には、日常的なルールや習慣を介して密接な関連がある、との考え方を提示し、子育てや幸福感についての、文化心理学における研究事例を紹介する。

1.文化と心のかかわり
2.何を重視した教育か
  2.1 自尊心か、協調か
  2.2 絵本に見る文化差
  2.3 家庭内のルールの比較
3.幸福感の日米比較
  3.1 人間関係重視の日本
  3.2 「幸福の意味」
4.日本文化の心の変化
5.ディスカッション
  5.1 経済学における文化研究の位置付け
  5.2 個人間の幸福感比較に意味はあるか
  5.3 幸福度を高める教育とは
  5.4 幸福の追求に意味があるのか

(本誌記事より抜粋)


『経済セミナー 2013年2・3月号』
発行:日本評論社
雑誌コード: 03545
発刊日:2013.01.26
B5判 奇数月27日発売
定価:税込 1,300円(本体価格 1,238円)
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内田准教授による幸福感研究の解説記事が『心理学ワールド 60号』に掲載されました

 日本心理学会が発行する心理学関連情報誌『心理学ワールド 60号』に、内田由紀子准教授の解説記事が掲載されました。特集記事「幸福感 次のステージ」の巻頭記事として、「日本人の幸福感と幸福度指標」というタイトルで、内田准教授が取り組む幸福感研究の紹介と得られた知見を解説しています。

【特集】幸福感 次のステージ
「日本人の幸福感と幸福度指標」京都大学こころの未来研究センター准教授 内田由紀子

 幸福感についての研究が大きく取り上げられるようになってきた。それにともない、「幸福」というキーワードを核に、心理学、哲学、社会学、経済学、政治学など、幅広い社会人文科学の恊働が進んできていると感じる。内閣府では2010年から「幸福度に関する研究会」が発足し、2011年12月に指標案が発表された。(略)ブータンのGNH指標(国民総幸福度:Gross National Happiness)が世界的な注目度を集めるなど、幸福度指標を活用しようとする動きが大きなうねりとなっている。このような中で心理学ではどのように幸福感をとらえ、社会に貢献できるか。以下は筆者が内閣府の幸福度に関する研究会に参画していることで得られた見解を述べるとともに、文化心理学による幸福感の国際比較研究の知見を概観する。

(記事より抜粋)

 上記記事は、2013年4月10日頃より日本心理学会のウェブサイトで公開され、全文をお読みいただけます。


『心理学ワールド』
発行:公益社団法人 日本心理学会
発行月:年4冊発行(1月・4月・7月・10月)(季刊)
B5判
価格:500円(税込)〈別途送料1冊につき140円)
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鎌田教授の共著書『仏教は世界を救うか』が仏教タイムスで紹介されました

 鎌田東二教授の共著書『仏教は世界を救うか―"仏・法・僧"の過去/現在/未来を問う』(地湧社)が、宗教情報専門紙・仏教タイムス(3月7日付)の書評記事で紹介されました。

「本だな:仏教は世界を救うか 井上ウィマラ 藤田一照 西川隆 鎌田東二」

「仏とは誰か」「仏法は真理か」「仏教は社会に有用か」と、根源的な問いに4人は議論を重ねる。フリーランス神主でもある鎌田氏は「仏教は、世界の諸宗教の『サニワ(審神者)』になることができる」「『心直し』と『世直し』に活用できる実践智」とかなり好意的な発言。一方、他の3人は仏教界に身を置くためか、けっこう厳しい言葉も飛び出す。(略)しかし、皆が仏教のポテンシャルを力強く語り、現代におけるサンガの再構築や座禅・瞑想、あるいは震災後の仏教的ケアといった実践の重要性を確信している。(略)「真理」や「霊魂」の高度に哲学的な話も飛び出し、シンポジウムならではのライヴ感と熱気、知的興奮がびんびんに伝わってくる。

(掲載記事より抜粋)

 同書は、鎌田教授が理事長を務めるNPO法人 東京自由大学で2010年から2011年秋にかけて行なわれた連続シンポジウムでの議事録がまとまった一冊です。多彩な顔ぶれの講師らが仏教の根本を掘り下げ、仏教の功罪と可能性、未来をみつめた示唆に富む一冊です。


121227bukkyo.jpg『仏教は世界を救うか―"仏・法・僧"の過去/現在/未来を問う』
発売日:2012年12月1日
発行元:地湧社
定価:2,520円
ISBN 9784885032219
単行本・318頁
Amazonの書籍ページはこちら

『農をつなぐ仕事』(内田由紀子、竹村幸祐 著)が毎日新聞「京都・読書之森」で紹介されました

 内田由紀子准教授と竹村幸祐連携研究員(京都大学経営管理大学院助教)の共著『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(創森社)が、毎日新聞京都版「京都・読書之森」(2月17日付)で紹介されました。毎日jpのウェブサイトで全文をお読みいただけます。

■京都・読書之森『農をつなぐ仕事』(内田由紀子・竹村幸祐著 創森社刊 1890円)

 本書では、農村コミュニティーで農業技術を指導したり、関係機関との連携や協同を促進する「普及指導員」の、コーディネート機能=「つなぐ」仕事に着目し、社会心理学的なアプローチによって、分析、考察している。2人の著者は京都大の若手研究者だ。
 農業についての知識もなく、読み進められるかという不安はすぐに消えた。扱われているのが、日本の社会で、どのように「つながり」が形成され、それはどんな意味や効果を生むか、といった普遍的な問いだからだ。むしろ、本書ではその答えを導くための、いわば「狂言回し」的役割を普及指導員が担っている、と読むこともできよう。

掲載記事(毎日jp)より抜粋)

『農をつなぐ仕事』は、昨年11月に出版。農業者をつなぐ普及指導員という職業にスポットをあて、心理学の視点と方法で「普及指導員が農村社会で構築するきずな」を検証し、その研究成果をまとめた一冊です。心理学や農業という枠にとどまらず、「つながり」「コミュニケーション」「ワザを伝える」といった人間の普遍的な知恵に通じるエッセンスが随所にちりばめられ、一般の方にもおすすめしたい一冊です。


no_wo_tsunagu.png『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』
発売日:2012年11月19日
定価:1,890円(本体1,800円+税)
A5判・184頁
ISBN 978-4-88340-274-8 C0061
発行元:創森社
書籍の紹介ページ(Amazon.co.jp)へ

『農をつなぐ仕事』(内田由紀子、竹村幸祐 著)が3つの農業専門紙で紹介されました

 内田由紀子准教授と竹村幸祐連携研究員(京都大学経営管理大学院助教)の共著『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(創森社)が、日本農業新聞(2月24日付)、全国農業新聞(1月25日付)、農業共済新聞(1月16日付)で紹介されました。

■日本農業新聞(2月24日付)「普及と信頼の心理を探る 書評:学習院女子大学教授 荘林幹太郎」

――普及事業を事例にしているものの、心理学をベースにするというこれまでの農村の社会関係資本分析とは異なる視点で書かれた本書は、普及以外の部門にも多くの示唆を与えてくれる。(中略)普及や心理学についての知識がない読者も想定して、議論の厳密性を保ちつつ読みやすくする工夫が随所にちりばめられている。

■全国農業新聞(1月25日付)「『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(内田由紀子、竹村幸祐 著)

――2人の心理学者が、普及指導員を対象に行なった大規模調査から「普及指導員と農業者のきずな」について考察した書。(中略)農村社会ではつながりは絶対的なもの。その中で奮闘する普及指導員の考え方や取り組みを知るには絶好の書。

■農業共済新聞(1月16日付)「『農をつなぐ仕事』(内田由紀子、竹村幸祐 著)」

――心理学者の著者が農業改良普及指導員の実態調査などをもとに普及指導員の現状や農業者とのきずなを検証。普及指導員の本来の仕事と役割を浮き彫りにする。

(各紙記事より抜粋)


no_wo_tsunagu.png『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』
発売日:2012年11月19日
定価:1,890円(本体1,800円+税)
A5判・184頁
ISBN 978-4-88340-274-8 C0061
発行元:創森社
書籍の紹介ページ(Amazon.co.jp)へ

「『心のケア』で果たす宗教者の役割」ベッカー教授のインタビューが中外日報に掲載されました

 カール・ベッカー教授のインタビュー記事が中外日報(2月9日付)に掲載されました。東日本大震災後の日本で課題とされる大切な人をなくした遺族の心のケアを中心としたテーマで、宗教儀式、傾聴の大切さと宗教者の役割について具体的な事例を挙げて語っています。

IMG_6068.JPG■「心のケア」で果たす宗教者の役割―相手の心を癒やすこと 京都大大学院教授 カール・ベッカー氏に聞く

 東日本大震災から2年近くの歳月が過ぎようとしているが、愛する人たちを失った人々や不自由な避難生活を強いられ続けている被災者の心のケアが今後の大きな課題だと言われている。またいじめや体罰、自殺、貧困など肉体だけではなく心を蝕む現代社会の病巣を数え上げればきりがなく、われわれの生活はストレスとの闘いの日々でもある。「心の時代」とは程遠いこのような時代に、宗教、宗教者の果たすべき役割について、京都大大学院教授のカール・ベッカー氏の意見を聞いた。

(記事より抜粋/中外日報 2013.2.9 5面「論・談」)


記事本文を中外日報ウェブサイトでお読みいただけます。

■中外日報 宗教・文化の新聞 since 1897 論・談
http://www.chugainippoh.co.jp/ronbun/2013/0209rondan.html

鎌田教授のコラムが徳島新聞に掲載されました

 鎌田東二教授のコラムが徳島新聞(2月1日付)に掲載されました。3月11日に発生から2年となる東日本大震災の被災地復興と宗教について、阪神淡路大震災では表に出なかった宗教家の活動や震災復興のための宗教の役割と価値が、東日本大震災では大きく報道・注目されていることに言及し、宮城県石巻市雄勝町の法印神楽の復興などを例にあげながら、祭りや供養、民俗芸能が被災地の人々の心の再生に大きな役割を果たすことを強調しています。

■「復興元年と祭り」恊働が被災地の絆に 鎌田東二 京大こころの未来研究センター

IMG_5895.JPG 東日本大震災の被災地は、古くからの民俗行事や民間信仰が強く濃く深く残っている地域であった。「祭りのある村々、町々」であった。ハード面での復旧・復興は被災地の広域さや被害の甚大さもあって立ち遅れているが、それぞれの地域で「心が折れない」ための恊働行為としての祭りや供養や民族芸能が積極的に行われている。

 阪神大震災で心のケアが前景化したとしたら、東日本大震災では多くの死者や行方不明者の鎮魂供養にも関わる「スピリチュアルケア」が大きな課題となっているといえる。生きている者にとっての生きがいや価値や、死や死者の意味づけと密接に結びつき、関係し合っているという認識が、心のケアからスピリチュアルケアへの関心の深まりとなっているのだ。

(記事より抜粋/徳島新聞 2013.2.1)


 鎌田教授は、3月2日に東北大学で開かれるシンポジウム「東日本大震災と宗教者・宗教学者」(東北大大学院実践宗教学寄附講座、京都大学こころの未来研究センターなどが主催)に参加予定です。

「東日本大震災と宗教者・宗教学者」案内はこちら
http://www.sal.tohoku.ac.jp/p-religion/diarypro/diary.cgi?no=64

ベッカー教授の講演記事が朝日新聞に掲載されました

 カール・ベッカー教授が京都府立朱雀高校で講師を務めた記事が朝日新聞(2月1日付)に掲載されました。同校で行われた教職員向けの「メンタルヘルス研修会」での様子が、カラー写真と共に詳しく紹介されました。

■「やりがい」でストレス軽減 京大のカール・ベッカー教授 教職員に対処法アドバイス

IMG_5894.JPG ストレスを抱えている教職員に対処法を学んでもらおうと、府立朱雀高校(中京区)で、メンタルヘルス研修会があった。講師役の京都大こころの未来研究センターのカール・ベッカー教授(61)が、ストレス解消法などをアドバイスした。(略)
 1月18日に同校で開かれた研修会は、ストレスへの対処法について教職員に実践的なアドバイスをしてほしいと同校が依頼して実現し、教職員約30人が参加した。

(記事より抜粋/朝日新聞 2013.2.1 第2京都)


『農をつなぐ仕事』(内田由紀子、竹村幸祐 著)が「SciencePortal(サイエンスポータル):科学のおすすめ本」で紹介されました

 内田由紀子准教授と竹村幸祐連携研究員(京都大学経営管理大学院助教)の共著『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』(創森社)が、科学技術サイト「SciencePortal」(サイエンスポータル / 運営:独立行政法人科学技術振興機構)「科学のおすすめ本」コーナーで紹介されました。

■"科学のおすすめ本:「農をつなぐ仕事 - 普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ」"

 普及指導員とは、国家試験を受けて認定された都道府県の職員である。農林水産省、都道府県の、農業大学校、都道府県主務課と連携して、「農業技術経営に関する支援を、直接農業者に接し行う」仕事をしている。全国で約7,000人いるという普及指導員たちが、どのような仕事をしており、それが日本社会でどのような役割を果たしているか。著者たちは、普及指導員たちとの共同作業で、彼らの活動が農村コミュニティの抱える問題の解決に貢献しており、さらに東日本大震災を機に「絆」の重要性が叫ばれ出した日本社会において、大きな意味を持っていることを浮き彫りにしている。

掲載記事より抜粋)


no_wo_tsunagu.png 『農をつなぐ仕事』は、昨年11月に出版。農業者をつなぐ普及指導員という職業にスポットをあて、心理学の視点と方法で「普及指導員が農村社会で構築するきずな」を検証し、その研究成果をまとめた一冊です。

 「SciencePortal」(サイエンスポータル)には、書評に加えて、同サイトに掲載された内田准教授の幸福感に関する研究をとり上げた過去のインタビュー記事も多数紹介されています。ぜひ合わせてお読みください。

記事はこちら→ 「SciencePortal:科学のおすすめ本『農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~』

◇関連ページ

内田准教授の共著書「農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~」が出版されました

「SciencePortal」(サイエンスポータル)に内田由紀子准教授のインタビューが掲載されました

amazon.co.jp/「農をつなぐ仕事 ~普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ~」

鎌田教授の著書『古事記ワンダーランド』の書評が週刊読書人に掲載されました

鎌田東二教授の著書『古事記ワンダーランド』(角川文芸出版)の書評が、週刊読書人(1月4日 新年特大号・12月28日号合併)の「今週の書評」コーナーに掲載されました。書評記事の執筆者はやまだようこ京都大学名誉教授, 立命館大学特別招聘教授です。

『「うた」の観点から読みほぐす 優れた入門書としても』

筆者は、古事記を「うた」という観点から、その息吹(スピリット)やリズムから、まるで現代に「言祝(ことほ)ぎ」のシャーマンがよみがえったかのように、心地よく読みほぐす。たとえば、「日代(ひしろ)の宮、朝日の日照る宮、夕日の日がける宮、竹の根の根垂る宮、木の根の根ばふ宮」とつづく雄略天皇の歌は、「ラップのような長歌」である。本書は、フリーランス神主であり、神道ソングライターを自認する筆者の面目躍如というべき本である。

本書は、「むすびの働き」「うたの発生」を魅力的に語りながら、古事記の物語を新しく読み解いてみせる優れた入門書でもある。

週刊読書人 2013年1月4日 新年特大号/12月28日号合併 記事より)

昨年、古事記編纂から1300年という節目の年を迎え、あらためて古事記や神話に注目が集まっています。小学5年生で古事記に出会って以来、古事記と共に半生を送り探求を続けてきたという鎌田教授は、本書およびその他の書籍にて独特の視点と軽やかな文体、多角的な切り口で古事記と神話の魅力を紹介しています。ぜひ手にとってお楽しみください。

121205古事記ワンダーランド.png『古事記ワンダーランド』
発売日:2012年 10月 23日
定価(税込): 1680円
四六判
ISBN 978-4-04-703514-0-C0314
発行元:角川学芸出版

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■鎌田教授による古事記関連書籍
(クリックすると出版社のページへアクセスできます)

『超訳 古事記』(ミシマ社)

『「日本神話」の謎を楽しむ本』(PHP研究所)

『こんなに面白い日本の神話: 日本人として知っておきたい国の始まりと神々のドラマ (知的生きかた文庫)』(三笠書房)

『古事記ワンダーランド』(角川学芸出版)

河合教授のインタビュー記事「対話のカタチ」が京都新聞に掲載されました

河合俊雄教授のインタビュー記事が京都新聞1月3日付の文化欄「新春2013 対話のカタチ(1)」に掲載されました。

激動の現代、求められる「対話」の可能性と難しさについて、5名の識者がそれぞれの立場から時代を捉え考察、提言する連載企画の第1回に河合教授が登場しました。

IMG_6460.jpg『グローバル化の中で 反比例的に狭まった視野 "目に見えぬもの"に普遍性』

京都大こころの未来研究センター教授の河合俊雄さんは、村上春樹さんの小説を心理学的に読み解くことなどを通して、グローバル社会に生きる人々の心のありようを研究している。世界10億人がフェイスブックやツイッターを使う今、日本をはじめとして、現代人のコミュニケーションはかえって偏狭になったと河合さんは言う
(略)
河合さんはかつて日常に溶け込んでいた「目に見えない世界」が持つ普遍性に注目する。鍵を握るのは「物語」だという

(記事より引用)


130104kawai.png河合教授は、インタビューの中で自身が研究する村上春樹作品「ねじまき鳥クロニクル」について触れ、登場人物が全く違う次元の世界に入り込むことが現代人の共感を呼んでいると考察しています。こうした内容については、著書「村上春樹の『物語』―夢テキストとして読み解く―」でより深く詳細に取り上げられていますので、ぜひこちらもお読みください。

河合俊雄著『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く―』(新潮社の書籍紹介ページへ)

幸福度指標に関する内田准教授のインタビュー記事が日本経済新聞「創論」に掲載されました(記事全文をお読みいただけます)

121017uchida.png日本経済新聞9月23日付朝刊「創論 日曜に考える」に、内田由紀子准教授のインタビュー記事が掲載されました。(掲載記事全文を下記に設けたリンクよりお読みいただけます。)

「創論」は日経新聞で連載中の大型コラム記事です。「先が読めない時代のヒントを識者と読者、記者が一緒に考えるコーナー」として、毎回、2名の識者のロングインタビューや読者アンケート調査結果等が掲載され、時事問題に切り込んでいます。

9月23日付の記事では、『幸せの数値化、解はどこに』というテーマで、世界的な潮流となっている国民の幸福度を測る指標づくりについて、内田准教授と法政大学の小峰隆夫教授がインタビューに答えています。


国民の幸福度を測る新たな指標づくりが世界的な潮流になってきた。国内総生産(GDP)のような既存の経済統計だけでは、本当の豊かさをとらえきれないという反省がある。幸福度指標に慎重な法政大学の小峰隆夫教授と、積極的な活用を訴える京都大学の内田由紀子准教授に聞いた。

記事本文より抜粋)


こころの未来研究センターで幸福感研究に取り組み、内閣府の「幸福度に関する研究会」の委員を務める内田准教授と、経済企画庁経済研究所長や国土交通省国土計画局長として国の政策に携わってきた小峰教授。

「人々の幸福感を適切に把握し、国民のより良い暮らしに活かす為の情報として活用するのが理想」とし、日本における幸せのあり方を経済だけではなく「人とのつながり」からも検討しようとする内田准教授と、「国は成長の維持や物価の安定など、経済成長を目指したオーソドックスな政策に集中すべき」という小峰教授、それぞれの立場からの意見、提言を読むことで、広い視点から現在の幸福度研究や各国の幸福度指標への取り組みをとらえることが可能です。

記事全文をウェブ上にてお読みいただけます。下記リンクよりご覧ください。(※このニュースは10月に当HPに掲載したものですが、日経新聞の記事公開正式許可によりあらためて掲載いたします。)


■日経新聞 「幸せの数値化、解はどこに」(2012年9月23日)
http://t21.nikkei.co.jp/g3/CMNG011.do?r=y26kk58201&ls=30023191-1

鎌田教授の著書『古事記ワンダーランド』の書評が徳島新聞に掲載されました

鎌田東二教授の著書『古事記ワンダーランド』(角川文芸出版)の書評が、徳島新聞(11月29日付)の書評コーナーに掲載されました。鎌田教授は徳島県阿南市の出身です。

本書ではわが国で初めて歌を詠んだとされるスサノオや、その系譜につながる大国主神やヤマトタケルなどの格調高くおおらかな歌も分かりやすく紹介されていて、大和言葉の持つ力強さや美しさ、素直さを堪能することができる。
(中略)
「3.11」後、日本に仏教と神道が存在することのありがたさを痛感するようになったという著者。読者もいつしかそのイマジネーションに導かれ、時を超えた古事記ワンダーランドを飛翔していることであろう。

(徳島新聞 2012.11.29付文化欄『とくしま出版録』紙面より)

今年は古事記編纂から1300年という節目の年。古事記や神話があらためて注目されるなか、鎌田教授の本著が話題を集めています。ぜひ手にとって古事記の魅力をご堪能ください。


121205古事記ワンダーランド.png『古事記ワンダーランド』
発売日:2012年 10月 23日
定価(税込): 1680円
四六判
ISBN 978-4-04-703514-0-C0314
発行元:角川学芸出版

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こころを整えるフォーラム(10/20開催)の関連記事が新聞三紙に掲載されました

10月20日に開催された 第1回こころを整えるフォーラム「沖縄久高島と京都の中学生の『地元文化自慢授業』」の記事が京都新聞、琉球新報、沖縄タイムスに掲載されました。こころの未来研究センターを舞台に京都と沖縄の文化交流が実現した様子が各紙面でイキイキとレポートされました。

■京都新聞 2012年10月21日
...「京と沖縄 郷土芸能披露 和知太鼓演奏 空手や踊り」

■沖縄タイムス 2012年10月26日 13面
...「久高っ子 京大で島自慢 文化授業でエイサーも披露」

■琉球新報 2012年11月4日 25面
...「島の自慢 京都で発信 久高中生3人 エイサー、空手披露 地元生徒と交流も」

イベントの報告記事はこちら
「第1回こころを整えるフォーラム「沖縄久高島と京都の中学生の『地元文化自慢授業』」が開催されました」

信濃毎日新聞に鎌田教授の関連記事が掲載されました

信濃毎日新聞に鎌田東二教授の関連記事が掲載されました。

■2012年11月11日朝刊・読書「新刊 『古事記ワンダーランド』鎌田東二』
...鎌田教授の最新刊を紹介。

■2012年11月7日朝刊・文化「いのちの言葉 詩人・山尾三省と信州」
...詩人・山尾三省の生涯についてコメント。

ベッカー教授と岡部健医師(医療法人爽秋会理事長、東北大学医学部臨床教授)の対談が『文藝春秋 12月号』に掲載されました

121117bunshun.png『文藝春秋 12月号』(発行:文藝春秋、2012月12月1日)の特集「日本人のための宗教」に、こころの未来研究センター カール・ベッカー教授と岡部健医師(医療法人爽秋会理事長、東北大学医学部臨床教授)との対談記事「日本人の魂はどこにいくのか 死の床の医師と宗教学者『感動の対話』」が掲載されました。

岡部健医師は、宮城県を中心に在宅ホスピスを運営する医療グループ「爽秋会」を創設し、長年、末期がんの患者を在宅で看取ってきた緩和ケア医師です。昨今は東北大学実践宗教学寄附講座の創設に尽力し、死期が迫った患者や遺族への心のケアを行う宗教者=臨床宗教師の養成に取り組んでこられました。2010年より自身もがんをわずらい闘病生活を続け、亡くなる直前に対話の相手として選んだのがベッカー教授でした。

日本的死生観の研究を重ね、ターミナルケアについて医療現場と研究現場をつなぎながら日本人の「死と終末期」の迎え方を見つめ続けているベッカー教授は、長年、岡部医師と互いの活動を支え合い、交流を重ねてきました。今回の対談では、自宅で死ぬという日本人本来の死の迎え方を復活させ、「在宅での死の看取りから生まれるタナトロジー(死生学)」の形成に寄与した岡部医師の功績を振り返りながら、日本人の死生観、被災地に宗教が果たす役割、医療者や宗教者が取り組むべき終末期のケアについて深く語り合っています。なお、本記事の対談は本年9月に行われ、その6日後の9月27日に岡部医師は享年62歳で逝去されました。


『文藝春秋 12月号』のホームページはこちら
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/484

千石研究員が執筆した記事が仏教誌『大法論 12月号』に掲載されました

121112daihoron.png月刊仏教誌『大法輪 12月号』に、こころの未来研究センター 千石真理研究員が執筆した記事「ガンを善知識として ─ある女性の生還とその信仰生活」が掲載されました。

「病気にかかってしまった時、身体の症状だけでなく、心や精神も一緒に全人的に治療してゆく大切さと、人はガンなどの病気や、人生の一大事に出会った時にこそ、霊性が磨かれ大切なことに目覚めるチャンスがある」と、記事のなかで語る千石研究員。

百万人に一人、という悪性の骨肉腫から生還した女性が仏への祈りを通して体験した不思議な出来事を詳細に報告すると共に、極限の状況のなかで、癌を「善知識」としてとらえ、死と向き合うことでこそ人が達することができる境地と信仰の関わりについて、深くあたたかなまなざしで綴っています。


『大法論』(大法論閤)のページはこちら
http://www.daihorin-kaku.com/magazine/index.html

ベッカー教授がNHK Eテレ「こころの時代 "理想の終焉(しゅうえん)"を見つめて」に出演します(10月28日/11月3日)

nhk.pngカール・ベッカー教授が出演するNHK Eテレ「こころの時代  "理想の終焉(しゅうえん)"を見つめて」が、10月28日(日)の午前5:00ならびに11月3日(土)午後1:00より放映されます。

「こころの時代」は、各界の第一線で活躍する経験豊かな先達へのインタビューを通し、困難な壁を乗り越え明日への希望をみいだすヒントを探るトーク番組です。ベッカー教授のインタビューは4月に放映されたもので、さらに6月にはNHKラジオ第1でも放送され、今回は視聴者のアンコールに応えて再放送されることになりました。

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「死を考えることは、限界と未来を深く考えること」と語るのは"理想の人生の終わり方"に40年近く取り組んできた、京都大学教授のカール・ベッカーさん。「死は全ての人に間違いなく訪れるということと向き合うと、"今のこの一瞬"がいとおしくなり、一秒たりとも無駄にできなくなる。"輝く一瞬"をできるだけ作ることが大切」という。これまで見つめてきた「死のあり方」と、それが今の人々に教えてくれるものは何かを聞く。

番組HPより)
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becker.jpgベッカー教授は、38年前に米国より来日し、98年より京都大学総合人間学部教授、03年より人間環境学研究科教授、07年よりこころの未来研究センター教授として研究活動をおこなっています。諸文化の宗教(死生観・倫理観)に注目し、治癒方法や倫理道徳、価値体系等の研究を通じて、日本独自の新しい対応方法の可能性を探求しています。日本人の死生観に関する著書、共著も多く、数々の医療現場へ参加し末期患者との対話などの活動を続けています。

番組では、教授が理想の人生の終焉について、死と向き合いながら生きる人のこころのあり方について分かりやすくお話します。ぜひご視聴ください。

■NHK Eテレ『こころの時代』
放送予定①:10月28日(日)午前5時00分~6時00分
放送予定②:11月3日(土)午後1時00分~2時00分
出演者:カール・ベッカー(こころの未来研究センター教授 )
番組ホームページはこちら

『京都大学 by AERA 知の大山脈、京大』に吉川教授のインタビューが掲載されました

121003aera.png9月21日に発売された『京都大学 by AERA 知の大山脈、京大』(朝日新聞出版)は、まるごと一冊、京都大学の「いま」を網羅したムック本です。あらゆる学問分野をリードする京都大学の今昔から最先端の研究紹介、次代を担う若手研究者、キャンパスライフなど、多彩な切り口で京大の魅力を紹介しています。

この本の中で10名の研究者にスポットを当てた特集記事に、吉川左紀子教授のインタビューが掲載されました。

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[京大発]
新しい世界に挑むトップランナー10人

京都に学び舎を構えて110年余り、京都大学は純粋に学問を追究することを使命としてきた。数多くの研究者がこつこつと積み上げてきた知の創造は、まさに峰々を頂く「知の大山脈」だ。そんな京大の知の現場をリードする教授陣をご紹介しよう。

◎山中伸弥教授 ・幹細胞生物学、医学
◎佐伯啓思教授 ・現代文明論
◎山極寿一教授 ・霊長類学、人類進化論
◎金 文京教授 ・中国文学
◎長田重一教授 ・分子生物学
◎北川 進教授 ・錯体化学
◎森 重文教授 ・代数幾何学
◎吉川左紀子教授 ・認知心理学、認知科学
◎川合 光教授 ・理論物理学
◎潮見佳男教授 ・民法(契約法、不法行為法)学

(紹介ページより抜粋)

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P9211744.JPGカラー見開き2ページに渡るインタビュー記事で吉川教授は、人の気持ちやこころのメカニズムを明らかにするための認知心理学研究について、自身の経験談を交えながら魅力的に紹介しています。

顔の表情研究に関心を抱いたきっかけとなった大学院生時代のエピソード、研究を発展させたイギリス留学での経験など、心理学者としての半生を振り返ると共に、今後の認知心理学の可能性や展望について語っています。


朝日新聞出版『京都大学 by AERA』のページはこちら
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=14198

古事記に関する書籍を紹介した鎌田教授の書評記事が朝日新聞『ニュースの本棚』に掲載されました

120926book.png朝日新聞の書評欄(2012.9.23付朝刊)『ニュースの本棚』に、古事記に関する書籍を紹介した鎌田東二教授の書評記事が掲載されました。

古事記を多様な切り口で扱った書籍の各特徴を、鎌田教授が幅広い知識と宗教哲学者の視点から読み解き、分かりやすく紹介しています。

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「古事記1300年 鎌田東二さんが選ぶ本」

 本年は『古事記』編纂(へんさん)1300年、『方丈記』著述800年、法然没後800年、親鸞没後750年という節目の年に当たり、日本の宗教や文化の総括と未来につなぐ力と知恵が問われている年だ。
 日本「古典」として第一に挙げられる古事記は、本居宣長の『古事記伝』以来、実に多様な研究書が刊行されてきた。ここで改めて取り上げてみたい研究書は、まず益田勝実『火山列島の思想』。この本を手にした学生の時、ワクワクした。...

(記事より抜粋)
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記事全文を朝日新聞の書籍サイト「ブック・アサヒ・コム」でお読みいただけます。

■ブック・アサヒ・コム『ニュースの本棚』
http://book.asahi.com/reviews/column/2012092300008.html

内田准教授と川西市長の対談記事が『広報かわにし』に掲載されました

120912.png兵庫県川西市の広報誌『広報かわにし 9月号』の巻頭特集記事「『幸せ』を感じるまちに。あなたにとって『幸福』って何ですか?」に、大塩民生市長、こころの未来研究センター 内田由紀子准教授、同志社大学大学院 新川達郎教授による対談記事が掲載されました。

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今、国において、幸せの基準となる「幸福度」を表す新たな指標づくりの検討が始まっています。現在、市では今後10年間を見据えた第5次総合計画を策定中ですが、この中で市民の皆さんが「幸せ」を実感できるようなまちづくりをどのように進めていくか検討しているところです。

今号では、大塩民生市長と市総合計画審議会の会長で同志社大学大学院教授の新川達郎さん、心理学者として幸福感について研究を行っている京都大学こころの未来研究センター准教授の内田由紀子さんの3人で、「豊かさ」や「幸福感」、その背後にある価値観の変化などについてお話しいただきました。

(『広報かわにし』特集記事リード文より抜粋)
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現在、まちづくりの指針となる「第5次総合計画」の策定作業を進めているという川西市。
「市民が住み続けたいと思うまちにしたい」という市長は、今回の対談で「人々にとって具体的に何が"幸せ"に結びつくのか、新川教授と内田准教授の話をもとに今後のまちづくりへのヒントにしたい」と、問いかけています。

1209121.png対談のなかで内田准教授は、2010年より委員をつとめる内閣府の「幸福度に関する研究会」で自身が携わった東日本大震災の前後の若年層の幸福度調査の例などを挙げながら、国が国民の幸福度を政策に生かすために議論を進めている現状や、内閣府が掲げる幸福感を支える3つの柱「経済社会状況」「心身の健康」「関係性(職場や学校、地域の人間関係、自然とのつながりなど」について具体的に紹介するなど、幅広い話題を提供しました。


この特集記事は、川西市のホームページで公開されており、PDFで全文をお読みいただけます。

>>「『幸せ』を感じるまちに」(『広報かわにし 9月号』)PDFはこちら

鎌田教授の書評記事『過疎地の伝統芸能の再生を願って』が日経新聞に掲載されました

1209101.png日本経済新聞日曜版「SUNDAY NIKKEI」(2012.8.26付)の書評欄ならびに日経新聞Web版ブックレビューページに、『過疎地の伝統芸能の再生を願って』(星野紘著/図書刊行会)を評した鎌田東二教授によるブックレビューが掲載されました。

過疎地における民族芸能の魅力や意義を紹介しながら、現状の問題点と今後の存続継承のための方策を探った本書について、鎌田教授は自身の被災地を三度巡った経験や、各地で出合った伝統芸能に対する熱い思いを含めつつ、書籍への共感とエールをおくっています。

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『過疎地の伝統芸能の再生を願って』星野紘著

"生活環境と伝承者の立場を重視"
本書は、過疎地の伝統芸能の抱えている問題を、「3・11」後の状況の中から喫緊の課題と対策を、中国や韓国など東アジアの現代の事例とも比較しつつ広く鋭く描き出した力作である。本書の基本的な立場は、伝統芸能に特定した緻密な従来の客観的研究を踏まえつつ、地域の生活環境全体と関連づけていく総合的な視点と、伝承者の立場に立った民俗芸能理解を深めていこうとする、より実践的で生活者的なものだ。

(記事より抜粋)
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記事全文を日経新聞Web版でご覧いただけます。

■日本経済新聞Web刊 ブックレビューページ
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45396810V20C12A8MZB001/ 

ドイツの情報サイト「dasGehirn.info」に阿部助教のインタビューコメントが掲載されました

神経科学に関する情報が集まったドイツのウェブサイト「dasGehirn.info」に、こころの未来研究センター 阿部修士助教のインタビューコメントが掲載されました。

fMRI(機能的磁気共鳴画像)が嘘を見抜く装置として利用される事例を取り上げたこの記事で、撮影結果を法廷等で利用することについて現時点の技術では危険である、という旨の考えを示した阿部助教のインタビューコメントを紹介しています(記事はドイツ語です)。

2012-08-20.png

dasGehirn.info
掲載記事は>>こちら

「SciencePortal」(サイエンスポータル)に内田由紀子准教授のインタビューが掲載されました

2012-07-30no1.png科学技術に関する情報が集まったウェブサイト「SciencePortal」(サイエンスポータル / 運営:独立行政法人科学技術振興機構)に、内田由紀子准教授の連載インタビュー「幸福度とは」(全5回)が掲載されました。

東日本大震災、経済不況、グローバリゼーションといった社会の出来事・変化によって日本人の幸福感や価値観、人との関わり方や生き方はどう変わってきているのか?
幸福度の研究、ニート・ひきこもり研究などに取り組み、人々の幸せやこころのありようを見つめ続けている内田准教授が、日本社会の"いま"について鋭い切り口と細やかな視点で語ったロングインタビューです。


第1回「大震災が若者に与えた影響」('12 7/2掲載)
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview77/
第2回「関係志向に回帰も」('12 7/4掲載)
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview77/02.html
第3回「相反する要求に悩む若者たち」('12 7/9掲載)
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview77/03.html
第4回「団塊ジュニアの苦難」('12 7/17掲載)
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview77/04.html
第5回「関係志向支えるシステムの再構築を」('12 7/25掲載)
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview77/05.html


2012-07-30no2.png

SciencePortal(サイエンスポータル)トップページ
http://scienceportal.jp/

河合教授による書評記事「小澤征爾、村上春樹著『小澤征爾さんと、音楽について話をする』」が『こころの科学』に掲載されました

2012-07-05no1.pngこころの未来研究センター 河合俊雄教授による書評記事「小澤征爾、村上春樹著『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社)」が雑誌『こころの科学』(2012年7月号)に掲載されました。


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この本を『こころの科学』の書評欄で紹介するのは、意外に思われるかもしれない。しかし評者には、この対談が非常に心理療法に通じるところがあり、また内容的にも現代のこころのあり方についての重要な示唆が含まれるように思われるので取り上げてみたい。.....
(書評の冒頭より)
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>> 『こころの科学』(日本評論社)HPへ


河合教授は、書評の中で本書のマーラーの音楽に関する小澤と村上のやりとりが、心理学的な視点からも非常に興味深い部分だと指摘しています。そのマーラーを読み解くヒントとして河合教授自身の著書『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く―』(新潮社)の内容にも触れています。ぜひこちらも合わせてお読みください。

河合俊雄著『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く―』(新潮社)

河合教授の海外文献紹介記事『ヴィジョン・セミナー』が『臨床心理学』に掲載されました

2012-07-05no2.pngこころの未来研究センター 河合俊雄教授が執筆した海外文献紹介記事「Carl Gustav Jung “Visions : Notes of the seminar given in 1930-1934”(『ヴィジョン・セミナー』)」が、雑誌『臨床心理学』(第12巻第4号)に掲載されました。


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本書は、Carl Gustav Jung, Claire Douglas (Ed.) "Visions : Notes of the seminar given in 1930-1934 by C.G. Jung (2 Vols.)" (Princeton University Press, 1997)の全訳である。原著より一回りだけ小さい同じような様式の、本文だけで合計で1,400ページを超す2巻からなる大著となっている。ただし本書についてはこのような原著の提示では十分ではなく、複雑な経緯の説明が必要となる。というのもこれは元々1930年秋から1934年春にかけてユングが英語で行った、ヴィジョンの解釈についてのセミナーの記録であって、速記に基づくセミナー出席者のみが参照できるものだったからである。しかし後にユングは.....
(記事冒頭より)
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>> 『臨床心理学』(金剛出版)のHPへ


河合教授は、本書のセミナーのポイントを紹介すると共に、セミナーが取り上げたイメージに関する実践がどのようなものか、ユングによるヴィジョンの描写と解釈が綴られた『赤の書』との関連を紹介しながら解説しています。なお『赤の書』は、2010年に翻訳書が創元社より出版されており、河合教授が監訳をつとめています。

『赤の書 ―The“Red Book”』(創元社)の紹介ページへ

The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)ウェブ版に内田由紀子准教授の研究を取り上げた記事が掲載されました

2012-06-20no1.pngアメリカの新聞「The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)」のウェブ版に、こころの未来研究センター・内田由紀子准教授の研究を取り上げた記事が掲載されています。


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Did the 2011 Disaster Make Japanese Happier?


In December 2010, Ms. Uchida and her colleagues surveyed 10,744 Japanese ages 20-29 about their well-being, asking them to rate their happiness from 0 to 10. Two weeks after the earthquake and tsunami killed over 15,000 people on March 2011, she asked the same participants to take the survey again and included some new questions.


THE WALL STREET JOURNAL / JAPAN REAL TIME (April 9 2012)
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2012-06-20no2.png社会心理学・文化心理学を専門領域とする内田由紀子准教授は、内閣府経済社会総合研究所にて2010年から2011年にかけ、東日本大震災の前後の時期に20〜30代の若年層の幸福度に関する大規模な調査をおこないました。


上記記事では、内田准教授によるコメントを紹介しながら、大震災後の日本における人々の幸福感について考察しています。


なお、同じ調査について取り上げた記事が、毎日新聞社のニュースサイト「毎日jp」にて掲載されており、こちらは日本語でお読みいただけます。


>> The Wall Street Journal "Did the 2011 Disaster Make Japanese Happier?"の記事へ(英文)
>> 毎日jp「識者に聞く 結びつき求める若者 社会の福音−−京都大准教授・内田由紀子さん」の記事へ(日本語)

NHKラジオ第1『ラジオ深夜便』(6月9日)にて、ベッカー教授がお話をしました。

ラジオ深夜便HPNHKラジオ第1『ラジオ深夜便 / 明日へのことば』に、カール・ベッカー教授が出演しました。
『ラジオ深夜便』は、番組放映開始から今年で22年となる長寿番組です。アンカー(語り手)による静かで味わい深いおしゃべりと、多才なゲストを招いたコーナー、安らぎを感じる音楽などで幅広い層から人気を集めています。


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 人として生まれると必ず迎える「死」。ところが、その死が、日本社会の中で見えなくなり、死について考えることが少なくなりつつあります。そのような状況に警鐘を鳴らしているのが、京都大学教授のカール・ベッカーさん(60歳)です。
(中略)
 番組では、最期は日本で死にたいというベッカーさんに、日本で発見した理想の終えんの姿と、理想の終えんを心に抱きながら歩む人生についてお聞きします。


(NHKラジオ第1新着情報ブログより 詳細はこちら)
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becker.jpgカール・ベッカー教授は、38年前に米国より来日し、98年より京都大学総合人間学部教授、03年より人間環境学研究科教授、07年よりこころの未来研究センター教授として研究活動をおこなっています。諸文化の宗教(死生観・倫理観)に注目し、治癒方法や倫理道徳、価値体系等の研究を通じて、日本独自の新しい対応方法の可能性を探求しています。
日本人の死生観に関する著書、共著も多く、数々の医療現場へ参加し末期患者との対話などの活動を続けています。
番組では、教授が「いま、考える」理想の人生の終焉についてや、死と向き合いながら生きる人のこころのあり方について、じっくりとお聴きいただけることでしょう。


■NHKラジオ第1放送『ラジオ深夜便』
放送予定:6月9日(土)午前4時台(8日(金)深夜)
コーナー:明日へのことば「『理想の終焉(えん)』を見つめて」
出演者 :こころの未来研究センター教授 カール・ベッカー
番組ホームページはこちら

センターの記事が産経ニュースに掲載されました。

吉川教授によるセンターの紹介が産経ニュースWESTに掲載されました。
産経ニュースへ

『遠野物語と源氏物語』(創元社、2011年12月刊)の書評が、『週刊読書人』に掲載されました。

センターで開催したシンポジウム 『遠野物語と古典 物語の発生する場所とこころ』(2009年11月)をまとめた『遠野物語と源氏物語』(創元社、2011年12月刊)の書評が、『週刊読書人http://www.dokushojin.co.jp/』2月24日号に掲載されました。

こちらからお読みいただけます。

河合教授のインタビュー記事が読売新聞に掲載されました

2012年2月18日(土)の読売新聞朝刊に、東日本大震災後の心のケアに関する河合先生のインタビュー記事が掲載されました。

20120218yomiuri.jpg『東日本大震災後のケア』記事はこちらからお読みいただけます(PDFファイル)。

鎌田教授著『現代神道論――霊性と生態智の探究』についての書評が日経新聞に掲載されました。

鎌田教授の『現代神道論――霊性と生態智の探究』春秋社について、日経新聞(2012年2月5日(日)付け)に、書評が掲載されました。
こちらからお読みいただけます。


書籍情報は以下のとおりです。

鎌田東二著 『現代神道論――霊性と生態智の探究』1~254頁、春秋社、2011年11月30日刊
gendaisinto.jpg春秋社の書籍紹介

河合教授の論考が『新潮』誌に掲載されました。

河合俊雄(2011)「ジェイムズ・ヒルマン追悼」
新潮』、2012年2月号、pp236-237.

内田准教授のインタビュー記事が新聞に掲載されました。

毎日新聞の「リアル30'」の企画に内田准教授のインタビュー記事が掲載されました。日本の30代についての特集企画です。

2012年1月18日付毎日新聞掲載(リンク:毎日新聞 デジタル編集部)

河合教授の論文が『こころの科学』誌に掲載されました。

河合俊雄 「ユング再考:没後50周年を記念して」
 『こころの科学』161号、6-10頁、2012年1月号

ノラサクンキット連携研究員・内田准教授の研究についての記事が新聞等で掲載されました。

ノラサクンキット連携研究員・内田准教授による昨年度の教員提案型連携プロジェクト「青年期の社会的適応:ひきこもり・ニートの文化心理学的検討」の研究成果論文についての記事が新聞等に掲載されました。


2011年12月27日付京都新聞掲載 

2012年1月10日付毎日新聞掲載(リンク:毎日JP) 

2011年12月27日付共同通信 

2011年12月27日付高知新聞掲載 

マイナビニュース

サイエンスポータル

京都大学広報ページ

論文詳細はこちらをご覧下さい
Norasakkunkit, V., & Uchida, Y., (2011). Psychological Consequences of
Post-Industrial Anomie on Self and Motivation Among Japanese Youth. Journal of
Social Issues, 67, 774-786.

吉川教授が、エフエム京都α-Stationにてラジオ出演しました。

12月14日、エフエム京都α-Station(89.4MHz)SUNNYSIDE BALCONYのKyoto University Academic Talkコーナーに吉川左紀子教授が出演しました。


こちらから放送された内容を聞くことができます(FB制限の20分を超えているので、二回にわけてアップされています)。
http://www.facebook.com/video/video.php?v=214971451916021
http://www.facebook.com/video/video.php?v=10150569608977588

内田准教授の論文が雑誌に掲載されました。

内田由紀子(2011) 日本文化における幸福感-東日本大震災後の復興を支える心理と社会システム- 計画行政, 34, 21-26.

計画行政学会誌のページはこちらです。

河合俊雄教授の論文が雑誌に掲載されました。

河合俊雄「分析的心理療法をはじめる前に」『こころの科学』160号、43-47頁、2011/11/08発行、日本評論社
『こころの科学』日本評論社のサイトはこちらです。

内田准教授の記事が京都新聞に掲載されました。

内田准教授の「震災で変わる若者の人生観、幸福感」の記事が京都新聞に掲載されました。

2011年9月23日付京都新聞掲載 PDFをダウンロード

鎌田教授の雑誌掲載情報です。

1. 鎌田東二「宗教的身体知と生態智の考察――『滝行』を中心として」『宗教研究』369号、193~220頁、日本宗教学会、2011年9月30日発行

2. 鎌田東二「孤独によって孤独を超えるーー修羅と菩薩を行き来する宮沢賢治の世界」『MOKU9月号』54~61頁、MOKU出版、2011年9月1日発行

3. 鎌田東二「神話が人間の生存を支えている」『広告』387号、8~13頁、博報堂、2011年9月15日発行

4. 鎌田東二「『3・11』後の精神史の構築に向けて」『月刊京都10月号』通巻723号、68~71頁、白川書院、2011年10月1日刊

河合教授の雑誌掲載情報です。

河合俊雄教授による「国際分析心理学会」という記事が、『心理臨床の広場』Vol.4, No.1, p30, 2011に掲載されました。


日本心理臨床学会 広報誌 『心理臨床の広場』の紹介ページはこちらです。

内田准教授のエッセイが掲載されました。

『心理学ワールド』54号の心理学ライフ欄に掲載されました。
(日本心理学会編『心理学ワールド54』2011年7月)

7月1日の京都大学附置研究所・センター主催の連続セミナー(「品川セミナー」)が読売新聞に掲載されました。

京都大学附置研究所・センター主催の連続セミナー(「品川セミナー」)で7月1日に吉川セン ター長がお話した様子が、7月25日付の読売新聞科学面に掲載されました。PDFファイルをダウンロード

「京都大学シンポジウムシリーズⅣ:宗教と災害~東日本大震災の現場からの報告と討議」が新聞に掲載されました。

毎日新聞2011年7月28日付 PDFファイルをダウンロード

京都新聞2011年8月2日付 PDFファイルをダウンロード

鎌田教授の震災被災地での活動が2011年7月11日付朝日新聞に掲載されました。

記事のPDFファイルはこちらです。

日本ユング心理学会シンポジウムについての記事が朝日新聞に掲載されました。

6月4日、5日にユング没後50周年を記念して、京都大学で行われた日本ユング心理学会シンポジウムについての記事が、13日の朝日新聞夕刊(大阪本社発行)に掲載されました。


記事はこちらです。(PDFファイル1MB)

岩波『科学』6月号(特集『ブータン:<環境>と<幸福>の国』)に吉川センター長のエッセイが掲載されました。

岩波『科学』6月号(特集『ブータン:<環境>と<幸福>の国』)に吉川センター長のエッセイが掲載されました。

執筆者の多く(松沢哲郎、坂本龍太、吉川左紀子、中嶋智之、松林公蔵、小林慎太郎、岡田憲夫、小林繁男)は、京大―ブータン友好プログラムのメンバーです。吉川センター長は2011年7月5日から13日まで、同プログラム第5次訪問団の団長としてブータン王国に出張します。


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岩波『科学』6月号目次

イントロダクション……今枝由郎
関係性,充足,バランス:国民総幸福量(GNH)の視点と実践……上田晶子
ブータン仏教の創る至福の情報空間……大橋 力・河合徳枝
ブータン王国の山菜利用とGNH……松島憲一
ブータンの氷河湖決壊洪水──住民を守るための調査と援助……岩田修二・小森次郎
現代ブータンの環境主義……宮本万里
[コラム]
ブータン人の環境観……今枝由郎
ブータンと京都大学の関わり……松沢哲郎
幸福感と教育……杉本 均
カリン診療所からの便り……坂本龍太
[特別寄稿フォト]
ブータンの暮らし……小松義夫
[エッセイ:私とブータン]
別の価値観を気づかせてくれる国……栗田靖之
ブータンの日常風景……吉川左紀子
GNHについて思うこと……中嶋智之
災害時にみるブータン人の心性……松林公蔵
世界が注目するブータンモデル……小林愼太郎
ブータンと日本の大震災で想うこと……岡田憲夫
思い出深い氷河への旅……幸島司郎
ブータンの森林と環境……小林繁男
ブータンにおける野生動物との対立……川本 芳
ブータンはなぜ人をひきつけるのか……山田 勇
「ブータニスト」宣言……仲野 徹
ブータン点描[フォト]

日本農業新聞に、連携研究プロジェクト「社会的ネットワークの機能と性質:『つなぐ』役割の検証」の調査結果を紹介する記事が掲載されました。

内田由紀子准教授、吉川左紀子教授、竹村幸祐研究員による連携研究プロジェクト「社会的ネットワークの機能と性質:『つなぐ』役割の検証」の調査結果を紹介する記事が日本農業新聞3月7日版に掲載されました。
日本農業新聞「尊敬できる普及員は―説得力、行動力重視」

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プロジェクトの概要はこちら

河合教授の論考が掲載されました。

河合教授の論考「村上春樹における解離と超越:第3回・存在の逆転」が、『新潮』2010年12月号、p284-294に掲載されました。

http://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/

河合教授の講演記録が掲載されました。

『箱庭療法学研究』23巻1号(2010年)に、河合教授の2009年度第2回日本箱庭療法学会全国研修会講演記録が掲載されました。


河合俊雄「発達障害からみた箱庭療法:イメージ以前・以後・外」『箱庭療法学研究』23巻1号、105-117頁、2010

イーストウエストセンターが発行した「50年、50人の物語」にベッカー教授の紹介が掲載されました。

イーストウエストセンターが発行した「50年、50人の物語」にベッカー教授の紹介が掲載されました。ベッカー教授は「日本における死生研究の開拓者」として50人に選ばれました。

"Pioneering Work on Issues of Life and Death"(日本における死生研究の開拓者)P.34

『新潮』に河合俊雄教授の論考が掲載されました。

河合俊雄教授の論考「村上春樹における解離と超越:第1回・ポストモダンの意識」が、『新潮』2010年10月号、p200-211に掲載されました。


『新潮』最新号目次 (新潮社)

朝日新聞に、河合俊雄教授が翻訳したユング『赤の書』の紹介記事が掲載されました。

9月7日の朝日新聞朝刊、文化欄に、河合俊雄教授が翻訳したユング『赤の書』の紹介記事が掲載されました。河合教授のインタビュー・写真もあります。

「半世紀経てユング『赤の書』 理論を裏付ける日記刊行」(asahi.com 朝日新聞社)

鎌田教授の論文が掲載されました。

鎌田教授の論文が掲載されました。

1、鎌田東二「1910年と柳田國男と『遠野物語』」『神奈川大学評論 第66号』 61~68頁、神奈川大学、2010年7月30日刊

2、松岡正剛×鎌田東二「融通無碍の日本文明」(対談)、『Voice』9月号、169~178頁、PHP研究所、2010年8月10日刊

3、鎌田東二「京都と江戸」『月刊京都8月号』66~69頁、白川書院、2010年8月1日刊

4、鎌田東二「東京と京都の地と知」『月刊京都9月号』66~69頁、白川書院、2010年9月1日刊

読売新聞朝刊に、河合教授翻訳のユング『赤の書』が紹介されました。

2010年7月26日読売新聞朝刊に、河合教授が翻訳したユングの『赤の書』についての紹介記事が掲載されました。

記事のコピー(PDFファイル)

YOMIURI ONLINEの記事

河合教授による書評が掲載されました。

河合俊雄「1Q84における結合と超越」『小説トリッパー』2010年夏季号、朝日新聞出版、374-376頁

河合教授の寄稿が『新潮』に掲載されました。

河合教授の寄稿が『新潮』に掲載されました。
河合俊雄「ユング『赤の書』の意味と時代性」『新潮』2010年7月号、254-255.


また、対談が『Fole』誌に掲載されました。
赤坂憲雄・河合俊雄「『遠野物語』を貫く感情は瞬間の恐怖である」『Fole』2010年6月号、34-38.

内田助教の講演録が掲載されました。

内田助教の講演録が掲載されました。

社会心理学から見た普及活動 「技術と普及」 2010年6月号

河合教授による、ダウン症児の絵画についてのシンポジウム記録が『Art Anthropology』に発表されました。

ダウン症児の絵画についてのシンポジウム記録「アール・イマキュレと芸術人類学」(河合俊雄・長谷川祐子・中沢新一)がArt Anthropology 04,15-24に発表されました。

河合教授の『1Q84』(村上春樹著)についての書評が『新潮』に掲載されました。

河合教授の『1Q84』(村上春樹著)についての書評が『新潮』に掲載されました。
河合俊雄「世界の物語と私の物語:1Q84 BOOK 3をめぐって」『新潮』2010年6月号、
p208-211.

河合教授の論考が、『熱風』(GHIBLI)に掲載されました。

河合教授の論考が、『熱風』(GHIBLI)(2010年3月発行)に掲載されました。


「村上春樹とポストモダンの意識」 『熱風』(GHIBLI)第8巻3号p.9-14

鎌田教授の論考が『月刊京都5月号』に掲載されました。

鎌田教授の論考が『月刊京都5月号』(2010年4月発行)に掲載されました。
こちらからお読みいただけます。
「平安京とバリの生態智」(PDFファイルをダウンロード

連携プロジェクト「ソーシャル・ネットワークの機能:グループ内の『思いやり』の性質」での調査結果が、2010年3月7日付け日本農業新聞全国版の一面に掲載されました。

連携プロジェクト「ソーシャル・ネットワークの機能:グループ内の『思いやり』の性質」
での調査結果が、2010年3月7日付け日本農業新聞全国版の一面に掲載されました。
また、内田助教によるプロジェクトの成果報告が、近畿農政局にて3月17日に
行われました。
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河合俊雄教授がBSハイビジョンに出演しました。

BSハイヴィジョン「にっぽん巡礼:こころに響く百の場所」

放送日

3月22日(日)19:00~22:00

平石助教の執筆した記事が日経サイエンス誌に掲載されました。

平石界. 2009. 「進化心理学の視点」. 日経サイエンス, 4月号(第39巻(4)), P.80.

進化心理学を批判しているブラーの論文にたいして、進化心理学というアプローチについて説明し、いくつかの誤解を指摘しました。

鎌田教授がラジオ番組に出演しました。

NHKラジオ第二放送「宗教の時間」

放送日

1、2月15日(日)午前8時30分~9時

2、再放送は2月22日(日)午後6時30分~7時

番組名:宗教の時間「京都 東山でこころを磨く」

京都大学女性研究者支援センターニュースレター「たちばな」19号に吉川センター長が寄稿しました。


こちらからお読みいただけます。

日本社会心理学会第49回大会において、センター連携プロジェクトのワークショップ「『社会的こころ』の多様性の進化的・遺伝的基盤に関する研究-双生児法によるー」が開催されます(11月3日)

11月2日~11月3日に鹿児島で開催される日本社会心理学会第49回大会において、センター連携プロジェクト「『社会的こころ』の多様性の進化的・遺伝的基盤に関する研究-双生児法によるー」のワークショップが開催されます。
 
日時:2008年11月3日(月)13:45~15:15
場所:鹿児島県民交流センター 中研修室1、中研修室2
タイトル:社会心理学への行動遺伝学的アプローチ
 
企画・話題提供
 安藤寿康(慶應義塾大学文学部)
 敷島千鶴(慶應義塾大学先導研究センター)
 平石 界(京都大学こころの未来研究センター)
 
指定討論
 結城雅樹(北海道大学大学院文学研究科)
 内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター)
 
企画概要:
  「個人の社会的行動の表出は、時代背景となる社会の所産であり、その源泉は個人の意識にはない」(Durkheim, 1895)とするこのテーゼは、多くの社会学者たちを支えてきた。他方、生命科学に目を向けて見れば、とりわけ分子遺伝学の長足の進歩に伴い、近年その歴史は大きな変革を遂げている。2003年のヒトゲノム配列解読の完了は、人がDNAに書かれたおよそ31億個の塩基対情報から構成される有機体であることを示した象徴的な科学的成果である。パーソナリティ特性の個人差に寄与する神経伝達物質に関わる遺伝子多型も同定されてきている(Reifand Lesch, 2003)。こうした人類史上未曾有の生命科学の発展は、社会科学にとっても無縁ではあるまい。社会現象のエージェントが、生命現象を司る生物としての人であることを考えれば、これまで「社会的」形質としてその生成因を社会にばかり求めてきた種々の形質の個人差を理解するにあたり、そこに遺伝子の働きを仮定したとしても、それはもはや非現実的な不合理とは言えないだろう。
 
 人の形質の個人差に関わる影響を、遺伝と環境という立場から検討する方法に行動遺伝学のアプローチがある(安藤, 2000; Plomin et al., 2000)。この統計学的アプローチでは、形質に観察される類似性を、一卵性双生児と二卵性双生児の間などで比較することにより、その形質の背後に仮定した遺伝要因と環境要因の寄与を量的に推定する。企画者たちは、この方法論を用いて、慶應義塾双生児研究(Shikishima et al., 2006)に登録される青年期、成人期の双生児男女およそ1000組を対象に、パーソナリティ、社会的態度、認知能力、ジェンダー、精神的身体的健康など、人の広範な形質を測定してきた。そして、「社会的」形質にも遺伝の影響が少なからず寄与することを見出している(敷島・平石・安藤,2006)。こうした行動遺伝学研究は、最近徐々に認知されつつあるが、とりわけ社会心理学の領域において、いまだ市民権を得るには至っていない。本ワークショップでは、企画者たちが行ってきた双生児研究から得られた知見を幅広く紹介することにより、行動遺伝学が社会心理学においてどのように貢献し得るかについて検討し、今後の研究の展開の可能性を議論する。


・日本社会心理学会第49回大会HP
http://db1.wdc-jp.com/jssp/conf/jssp2008/

カール・ベッカー教授が2月26日(火)23:00から放送のNHKのTV番組に出演します.

2月3日(日) 17:00-18:00,NHK衛星第2放送で,昨年12月に時計台百周年記念ホールで行なわれた京都文化会議2007の様子が放映されます.番組名:BSフォーラム「地球化時代のこころのゆくえ」

京都新聞に「異分野結集,「こころ」探求」(吉川センター長寄稿)が掲載されました.

こちらをご覧ください。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/sofia/20070624.html