第3回こころの未来セミナー
第3回こころの未来セミナー
「こころの未来セミナー」では,心に関するトピックスを取り上げ、幅広いディスカッションを通して,未来に向かうこころのあり方を考えます.
【講演者と演題】
昨今,子どもの情動・社会性が十分発達していないことが指摘されている。GolemanやSaloveyとMayerなどが提唱する情動知能,Gardnerの多重知能の中の対人的知能と内省的知能を育むことが重要と考える。その対策として,兵庫教育大学附属小学校では,平成14年度から文科省の研究開発学校の指定を受け,「人間発達科」という教科を特設した。この教科では,「異年齢の人々との交流や観察を通して,人間の成長・発達に関する現象やその背景にある養護的なかかわりに気づき,自分自身の成長・発達について理解を深めるようにするとともに,人とかかわる楽しさを味わわせ,内省性・社会性・養護性を育む」ことを目指した教育プログラムの開発研究を行っている。今回はその教育実践研究の成果について紹介する。
『情動知能を育む教育 -人間発達科の試み-』
松村京子 先生
(兵庫教育大学 大学院学校教育研究科 臨床・健康教育学系 教授)
日時
2006年10月6日(金曜日)
午後5時より午後6時半頃まで
会場 京都大学 総合人間学部棟 1階 1102講義室
(京都大学吉田南キャンパス内、東一条通側入り口から入ってすぐの左側の建物)
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/soujin/welcome/map.html
申し込み 不要
定員 100名
問い合わせ先 京都大学 大学院人間・環境学研究科 認知・行動科学講座
船橋新太郎
e-mail h50400@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
主催
京都大学こころの未来フォーラム実行委員会
2006/10/06