
2019年第6回こころ研究会で西垣通教授が発表を行いました
2019年9月24日、第6回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind」に沿って、西垣通名誉教授(東京大学)が「AI時代の心のゆくえ」と題した発表を行いました。 西垣教授の発表では、まず「自律性」の概念についての検討が行われ、生物を規定するものである自律性を、人工知能などの機械にも認めることができるかとい…
2019年9月24日、第6回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind」に沿って、西垣通名誉教授(東京大学)が「AI時代の心のゆくえ」と題した発表を行いました。 西垣教授の発表では、まず「自律性」の概念についての検討が行われ、生物を規定するものである自律性を、人工知能などの機械にも認めることができるかとい…
2019年8月6日、第5回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind」に沿って、尾形哲也教授(早稲田大学理工学術院・教授/産業技術総合研究所人工知能研究センター・特定フェロー)が「深層学習と運動感覚学習─認知発達ロボティクスの視点から─」と題した発表を行いました。 尾形教授の発表では、まず、従来の演繹的人…
こころ塾は、2013年にスタートしたこころの未来研究センターの教育事業です。「支える人たちが元気になる学びの場を作りたい」という発想のもとで、医療、福祉、教育等の現場で働く専門職の方たちを対象に開講してきました。第1回(2013年)から第6回(2018年)まで、毎年3~6日間で実施してきたこころ塾は、企画者である吉川左紀子特定教授が定年を迎える今年度をもってひとつの区切りとなります。 最終回とな…
佐伯啓思特任教授が講師兼オーガナイザーを務める「こころの思想塾」が、2019年5月15日、5月29日、6月12日、6月26日の4回にわたって稲盛財団記念館3階小会議室1で開催されました。 今年で5年目を迎える「こころの思想塾」。今年度前期のテーマは「現代文明を考える~20世紀初頭を振り返りつつ~」でした。 佐伯先生は、第一回と第二回の講義を担当されました。 思想塾の開催時期がちょうど…
2019年8月19日、20日の両日、「fMRI体験セミナー2019」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を、センターのMRI実験室を用いて実際に体験・学習してもらうために実施しています…
アメリカ・ゴンザガ大学のVinai Norasakkunkit准教授が、未来創成学国際研究ユニットの招へい研究者として、2019年6月10日~8月7日までこころの未来研究センターに滞在し、共同研究を行っています。 Norasakkunkit准教授の専門は文化心理学で、 当該社会・文化の中で特徴的とされるような心理傾向(たとえば日本における調和志向や、ア…
2019年6月12日、第4回こころ研究会が稲盛財団記念館1階京都賞ライブラリーセミナー室にて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind(仮)」に沿って、京都大学こころの未来研究センターの中山真孝助教が「人工知能時代のこころ観のゆくえ〜機械論的人間観と人間論的機械観〜」と題した発表を行いました。 中山助教の発表では、まず、コネクショニズムに代表される人…
2019年5 月14日、第3回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅱにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind(仮)」に沿って、京都大学情報学研究科の神谷之康教授が「脳からイメージを生成する」と題した発表を行いました。 神谷教授の発表では、まず、被験者が知覚する画像や、想起するイメージ、そして被験者の夢に至るまで、脳の認識する映像を、fMRI…
2019年4月3日、第2回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind(仮)」に沿って、メディアアーティストの藤幡正樹氏が「Prosthesis としてのメディア」と題した発表を行いました。 藤幡氏の発表では、「人間とは何か」という問いを考える上で、しばしば技術という観点が看過されてきたという問題が提起され…
河合俊雄教授が、台湾のユング心理学のグループから招待されて、4月28日(日)に淡江大学台北校(Tamkang University Taipei Campus)で、専門家を対象としたセミナーを行いました。午前は”Theory of development and pathology in Analytical Psychology“と題して、これまでの精神分析と分析心理学における発達理…
2019年4月22日、広井良典教授が、第64回中部経済同友会定時総会(名古屋市)で「持続可能な未来へ――社会・テクノロジー・人間・こころ」と題する記念講演を行いました。 中部経済同友会は、中部地域の代表的企業から中小企業まで多様な経営者が個人資格で加入する団体で、経済同友会の中では東京の(公社)経済同友会に次ぐ規模のものであり、「現在に立脚したあさっての問題を新しいセンスと視野で考える会」とい…
上田祥行特定講師のもと、University of California, Berkeley の Allison Yamanashi-Leibさんが2019年度一般公募型プロジェクトの国際連携で共同研究を実施しました。 Allison Yamanashi-Leibさんの研究内容は「Cross Cultural Ensemble Perception」で、2019年4月4日から4月18日まで滞在…
2019年3月13日、第1回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind(仮)」に沿って、当センターの吉岡洋特定教授が「The mind, “artificial” or “artistic”? —こころと技術(アート)の奇妙な関係—」と題した発表を行いました。 吉岡特定教授の発表では、まず、イマニュエル・…
2019年3月18日19日の2日間、fMRI解析セミナー「脳領域間結合解析2018」を稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。講師には、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)をお迎えしました。 本セミナーは、2日間に渡る講義と実習を通じてfMRIにおける脳領域間解析のスキル獲得を目的に、阿部修士特定准教授が企画・進行をおこなっており、今回で6回目と…
2019年2月22日、吉岡洋特定教授の企画と進行で「見えない人の美術表現」研究セミナーを稲盛財団記念館1階小会議室で開催しました。 光島貴之さんは鍼灸師としての仕事のかたわら、1992年から粘土、1995年からはカッティンテープなどを用いた美術表現を開始し、その後はインスタレーション、写真、ビデオ、パフォーマンスなど、多様な方法を用いて活動されてきた現代美術家です。 今回のセミナーでは、これ…
2019年1月16日、吉岡洋特定教授が多摩美術大学(東京都世田谷区)で「デザインの哲学」をテーマに特別講義を行いました。 「デザインの哲学」というタイトルで、とかく経験的・技術的にとらえられがちな「デザイン」という活動の、その背後にある世界観をどう考えたらいいか、という話をしました。 「デザイン」とはただ作ることではなくて、意図を持って作ることです。たとえば「この世界はデザインされているのか…
2019年2月27日~3月1日の3日間に渡り、内田由紀子准教授の企画・進行で、2018年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~心身の健康と社会・文化のダイナミックス」を稲盛財団記念館大会議室で開催しました。北山忍先生(ミシガン大学心理学部 教授・京都大学こころの未来研究センター特任教授)、中田光紀先生(国際医療福祉大学大学院医学研究科公衆衛生学専攻 教授・国際医療福祉大学東京赤坂心理・医療福…
2019年2月19日・20日に、ドイツ ベルリンで Dr. Giegerich’s Dream Analysis Seminar が開催され、河合俊雄教授がコメンテーターを務めました。また、粉川尚枝研究員が口頭発表を行いました。 ユング心理学派は、心理療法において夢の分析を主要な技法としていますが、このセミナーは、そのユング派分析家の一人であるGiegerich博士のもとに行われたものです。こ…
内田由紀子准教授のもと、ルーヴェン大学(ベルギー)のMichael Boigerさんと、Anna Schoutenさんが、H30年度一般公募型プロジェクトの国際連携で共同研究を実施しました。 Michael Boigerさんの研究内容は、「Interpersonal Emotion Regulation in Couples: Cultural Differences and Similari…
2019年1月10日・11日の2日間にわたり、阿部修士特定准教授の企画・進行で、認知行動・脳科学集中レクチャー2018「言語を含む社会能力とその発現の基盤」を、稲盛財団記念館大会議室で開催しました。 定藤規弘先生(生理学研究所 システム脳科学研究領域 心理生理学研究部門・教授)を講師にお招きして、社会性の発現に関わる神経基盤について、発達過程に応じたfMRIによる知見を 大変わかりやすく丁寧に…
2018年12月6日、阿部修士特定准教授の企画進行で「京都大学こころの未来研究センター 認知科学セミナー」を稲盛財団記念館3階中会議室にて開催しました。 大阪大学大学院基礎工学研究科・特任講師の高橋英之先生を講師にお迎えし「ロボットに“愛”を実装することは可能か?」というテーマで講演いただきました。 ロボットとのインタラクションにおける心の役割について 研究をしている高橋先生からは、どのよう…
2018年10月6日、10月20日、11月10日の3日間、「支える人の学びの場 医療および教育専門職のためのこころ塾2018『コミュニケーションと身体性:先端の知と実践をつなぐ』」を開催しました。認知科学、脳科学、発達科学、精神医学、臨床心理学といった、さまざまな分野の講義や作業療法の事例報告、ディスカッションを通して多彩な「こころの知」を学ぶセンターの教育企画です。 第6回を迎える2018年…
「京都大学丸の内セミナー」は2010年6月から、毎月1回開催されており、今回、第100回目を迎えます。 これを記念して2018年11月1日、京都アカデミアフォーラムin丸の内で「第100回京都大学丸の内セミナー特別講演会〔人文・社会科学の未来〕」が開催されます。 本セミナーでは、河合俊雄センター長が司会を務め、「人文社会学系」の先生方3名による講演が企画されており、広井良典教授は「人口減少社会…
今回のこころの思想塾では、日本の思想や文化について考えてみます。戦後日本の知的な世界では、西洋思想や西洋の科学が大きな影響をもってきました。しかし、日本思想や日本文化の根底には、西洋思想とはまた異なった考え方があり、それが「日本人」の思考や感受性の通奏低音となっているように思われます。 今回はゲスト講師も招いて、そのあたりを論じたいと考えています。 講師・オーガナイザー 佐伯 啓思 先生(京都…
2018年8月6日、7日の両日、「fMRI体験セミナー2018」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を、センターのMRI実験室を用いて実際に体験・学習してもらうために実施しています。6…
2018年6月20日、第4回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅱにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころと生き方」に沿って、京都大学大学院人間・環境学研究科の小倉紀蔵教授が「ニーチェ的に、〈アニミズム〉を生きる」と題した発表を行いました。 小倉紀蔵教授 研究会の様子 小倉教授の発表では、論理や因果関係を否定し、個人を「権力への…
東京で6月23日(土)に開催された日本ユング心理学会第7回大会のプレコングレスにおいて、河合俊雄教授が詩人の谷川俊太郎さんにインタビューしました。 大会全体のテーマが「ユング心理学と子ども」の中で、このプレコングレスは「谷川俊太郎さんが語る河合隼雄先生 ー 子どもってどんなんだろう」というテーマで行われました。谷川俊太郎さんは朗読を交えつつ、河合隼雄先生の思い出、自分の詩作にどのような影…
2018年4月17日、アメリカ・マサチューセッツ州、ウィートンカレッジのMichael B. Berg准教授が、内田由紀子准教授の研究室を訪問し、研究室メンバーと、文化と健康についてのディスカッションを行いました。 Michael B. Berg准教授と内田由紀子准教授 内田研究室のメンバーとディスカッションの様子 Michael B. Berg先生は健康心理学の専門家で、それ…
2018年5月9日、第3回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅱにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころと生き方」に沿って、京都大学大学院文学研究科の出口康夫教授が「自己と生き方:後期西田哲学からの視座」と題した発表を行いました。 出口康夫教授 研究会の様子 出口教授の発表では、京都学派が一貫して「真の自己」とは何かを問い続けた…
2018年3月14日、第2回こころ研究会が稲盛財団記念館1階京都賞ライブラリーセミナー室にて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころと生き方」に沿って、当センターの熊谷誠慈特定准教授が「こころと生き方についての仏教学的再解釈」と題した発表を行いました。 熊谷誠慈特定准教授 研究会の様子 熊谷特定准教授の発表では、各宗派の仏典を精緻に振り返…
イギリス・ケント大学のAyse Uskul教授が、日本学術振興会の招へい研究者として、2018年4月1日~5月13日まで内田由紀子准教授の研究室に滞在し、共同研究を行いました。 Ayse教授の専門は文化心理学で、農村と漁村での比較研究を実施しています。今回の滞在では内田准教授とともに、こころの未来研究センターと包括連携協定が締結されている京丹後市大宮南里力再生協議会の地区である京丹後市大宮町奥…
広井良典教授がニューヨークのカーネギー・カウンシルにて2018年5月17日・18日に行われた2018年上廣・カーネギー・オックスフォード会議に参加し報告を行いました。 同会議は上廣倫理財団、米国Carnegie Council for Ethics in International Affairsおよび英国オックスフォード大学Oxford Uehiro Centre for Practic…
広井良典教授が2018年5月10日に地球研(総合地球環境学研究所、京都市北区)のセミナーで、日立京大ラボの福田幸二主任研究員とともに研究報告を行いました。 地球研は、地球環境学の総合的研究を行う大学共同利用機関の一つとして2001年に創設された研究所で、「地球環境問題の根源は、人間文化の問題にある」という認識に基づき、人と自然の相互作用の理解の上に立って地球環境問題の解決に資する研究を領域横断…
2018年3月29日・30日の2日間、fMRI解析セミナー「脳領域間結合解析2017」を稲盛財団記念館中会議室にて開催しました。講師には、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)をお迎えしました。 本セミナーは、2日間に渡る講義と実習を通じてfMRIにおける領域間解析のスキル獲得を目的に、阿部修士特定准教授が企画・進行をおこなっており、今回で5回目となり…
イギリス・ケント大学・香港中文大学のジョバンニ・タラバグリノ助教が内田由紀子准教授研究室にて講演を行いました。 講演は南イタリア地域の犯罪組織における男性的な名誉の文化が果たす役割について、最新の研究結果が紹介されました。 強力な経済的、社会的、政治的勢力を持つ南イタリア地域のマフィア等の犯罪組織において、男性の暴力の正当化・規範化の傾向がより顕著であることを踏まえ、このように暴力を名誉と見…
ジャウメ一世大学(スペイン)のマリサ・サラノバ(Marisa Salanova)教授が、2018年3月18日から25日まで内田由紀子准教授研究室に滞在されました。サラノバ教授は同大学所属研究機関であるWANT – Psychosocial Prevention and Healthy Organizationsで研究監督者を務めており、ポジティブ組織心理学の第一人者として活躍されてお…
2018年3月13日、「京都大学こころの未来研究センター 認知科学セミナー」を稲盛財団記念館3階中会議室にて開催しました。講師に東北大学学際科学フロンティア研究所・助教の鈴木真介先生をお迎えし、阿部修士准教授の企画進行により行われました。 セミナーは、「価値の計算を支える脳神経メカニズム:その基礎と社会的伝染」という演題にて、意思決定のメカニズムを経済学と神経科学の手法を用いて研究されてい…
2017年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~脳・体・こころとの関係~」が、2018年2月22日から2月24日にかけて稲盛財団記念館大会議室で開催されました。内田由紀子准教授が企画した集中レクチャーは、3日間にわたり、それぞれの先生方の講義とディスカッションをおこなうユニークな試みです。一人の先生の授業から学ぶという従来型の学習スタイルではなく、研究者同士の最先端のディスカッションやそこか…
「フューチャーマインド2―アートと科学シンポジウム―」を2018年2月18日(日)に稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。世界各地で活躍するメディアアーティスト・研究者をお招きして、アートと科学を横断する作品制作、研究、教育に関わる様々な試みについて話を聴き、討論する場を設けました。 はじめにシンポジウムの企画者でファシリテーターでもある京都大学こころの未来研究センターの吉岡洋特定教授よ…
2018年2月1日・2日、「2017年度 こころの未来 認知行動・脳科学集中レクチャー 〜社会性の生物学〜」を稲盛財団記念館3階大会議室で開催しました。 阿部修士准教授の企画進行で開催している本レクチャーの2017年度は「社会性の生物学」というテーマで行われました。生態学・動物行動学を専門とする琉球大学の辻和希教授、神経生理学を専門とする生理学研究所の磯田昌岐教授をお招きし、行動生態学及び神経…
「支える人の学びの場 医療および教育専門職のためのこころ塾2017『感情と身体性:先端の知と実践をつなぐ』」を、2017年9月30日、10月21日、11月11日、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室で開催しました。 5年目を迎えた今回、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士などの医療の仕事に従事されている方々と、教育の仕事に従事されている方々を迎え、3日間の日程で実施しました。各回とも午…
2017年8月28日、29日の両日、「fMRI体験セミナー2017」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を、センターのMRI実験室を用いて実際に体験・学習してもらうために実施しています…
「2017年度第1回こころの古層と現代の意識研究会」を開催しました(2017年4月19日/稲盛財団記念館3F大会議室)。 精神病理学者で現代の若者のこころの構造などのご研究で著名な広沢正孝先生(順天堂大学教授)をお迎えし、2つの現代的な事例を素材として検討を行いました。 多くの臨床の専門家が参加し、発達障害と定型発達の境界について、中間的な事例の理解について議論を深める場となりました。 (報…
2016年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎 ~文化規範の生成プロセス」が、2017年2月28日から3月2日にかけて稲盛財団記念館大会議室で開催されました。集中レクチャーは、3日間にわたり、それぞれの先生方の講義とディスカッションをおこなうユニークな試みです。一人の先生の授業から学ぶという従来型の学習スタイルではなく、研究者同士の最先端のディスカッションやそこから生じるアイディアの創発を目…
こころの未来研究センターfMRI解析セミナーを2017年3月24日、稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。 2013年に始まった本セミナーは、毎年、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)を講師にお迎えし、fMRIにおける画像解析のスキル獲得を目的として阿部修士准教授の企画進行により実施しています。 今年は例年とはスタイルを変えて、「画像解析相談…
センター恒例の教育講座「支える人の学びの場:こころ塾2017」の日程と講師が決まりましたのでお知らせします。 こころ塾は、教育、医療関係の専門職の方たちを対象とした、こころの科学と実践に関する教育講座です。毎回、2つの講義のあと、事例報告、グループディスカッションと質疑を行います(午前10時から午後5時まで)。 受講申し込みは6月上旬からセンターウェブサイトで受け付けますので、今しばらくお待…
2017年2月20日、ヨハネスブルグ大学のタデウス・メッツ教授(哲学)をメインゲストに迎えたセミナー「Culture and Well-being:Philosophy and mind」を開催しました。 文化と幸福感という、今日的なテーマについて、哲学・宗教学・社会心理学・公共政策という広い視点から議論が行われました。メッツ教授には、幸福や倫理の問題について、幅広い知見から検討をされた講演を…
こころの未来研究センター研究報告会2016「こころの拡がりと未来」を、2016年12月11日、稲盛財団記念館中会議室(発表会場)および大会議室(ポスター会場)にて開催しました。日頃、センターの取り組みに支援をいただいている関係者をはじめ、学内外の研究者、大学院生、学部生など多くの方々にお越しいただきました。 当日は、2016年に進められた連携研究プロジェクトの研究成果をポスター掲示すると共に、…
こころの未来研究センター上廣こころ学研究部門 2016年度研究報告会「多様化するこころと共生」を、2016年12月11日、稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。 2012年4月に創設した「上廣こころ学研究部門」は、公益財団法人上廣倫理財団の支援のもと、現代の日本社会が必要とする、倫理を含む広義の「こころ学」に関するユニークな学際的研究に取り組んでいます。2016年度の報告会は「多様化するここ…
こころの未来 脳科学集中レクチャー2016「意識学のすすめ」を、2016年12月1日・2日の2日間、金井良太先生(アラヤブレインイメージング代表取締役CEO)を講師にお迎えし、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)の企画・進行により稲盛財団記念館大会議室で開催しました。 2016年度の本レクチャーは「意識学のすすめ」というテーマで行いました。意識学という学問創出を目指す視点から、これまでの意識…
2016年11月17日、「第3回心の先端研究ユニットコロキアム」を稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。 このイベントは心の先端研究ユニットが主催するもので、第3回目の開催をこころの未来研究センターが担当しました。講師に名古屋大学大学院環境学研究科の柴田和久先生をお迎えし、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)の企画進行により行われました。 セミナーでは、「Perceptual and…
「支える人の学びの場 医療および教育専門職のための こころ塾2016」が、2016年10月8日、10月15日、10月22日、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。2013年にこころ塾が開講して4年目を迎えた今回、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士などの医療の仕事に従事されている方々と、教育の仕事に従事されている方々など総勢87名を迎え、3日間のコースで実施しました。 …
2016年9月24日、「支える人の学びの場 こころ塾2016 仙台」が宮城県仙台市の東北大学川内南キャンパスで開催されました。三度目の開催となった仙台でのこころ塾は、今回も東北、関東、北海道などから81名の方々にお越しいただきました。教員、臨床心理士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などをはじめ、学生さんも多数参加されました。 午前は乾敏郎先生(追手門学院大学心理学部教授、京都大学名誉教授)…
2016年9月15日、「京都大学こころの未来研究センター 認知科学セミナー」を稲盛財団記念館3階中会議室にて開催しました。講師にイギリス・ヨーク大学心理学部の出馬圭世先生をお迎えし、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)の企画進行により行われました。 セミナーは、「Neural decoding of social attitudes: How can neuroimaging methods…
2016年8月30日、31日の両日、「fMRI体験セミナー2016」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を、センターのMRI実験室を用いて実際に体験・学習してもらうために実施しています…
2016年7月19日、「第37回こころの未来セミナー 死別悲嘆の治療法~故人と続く絆の臨床的応用/Grief Therapy: Clinical Applications of the Continuing Bonds with the Deceased」を開催しました。 セミナーは、カール・ベッカー教授による企画進行のもと、イスラエル・ハイファ大学からシモン・ルービン教授をお迎えし、「2路線…
ビナイ・ノラサクンキット(Vinai Norasakkunkit )米国ゴンザガ大学准教授による「こころの総合研究の発展」連続セミナーを2016年7月12日・7月22日の2日間、開催しました。 内田由紀子准教授による受け入れのもと、センターに滞在中のノラクサンキット准教授は、文化心理学・臨床心理学を専門とし、 幸福感やニート・ひきこもりなど、様々な日米比較研究をおこなっています。 …
2013年度に3回にわたって開催された、元オリンピック陸上競技選手の為末大氏(一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事)と認知神経科学者の下條信輔教授(米国カリフォルニア工科大学教授/こころの未来研究センター特任教授)の「為末大 vs. 下條信輔対談セミナー」。3年越しとなりましたが、この度第4回、第5回の対談セミナーを開催いたしました。 第4回は京都大学の教職員・学生のみの学内に限定し…
2013年度より3年ぶりに開催された「為末大 vs.下條信輔 対談セミナー」。第4回の翌日に行われた第5回対談セミナーは、京都大学教職員や学生に加えて一般からの参加者も迎えての開催となりました。まず初めに吉川左紀子センター長の挨拶では、「為末さんに初めてお会いした時、アスリートでありつつ、スポーツを通して人間のこころを考えている人だという印象を受けた。為末さんが下條先生のファンということで始まっ…
2013年度に3回にわたって開催された、元オリンピック陸上競技選手の為末大氏(一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事)と認知神経科学者の下條信輔教授(米国カリフォルニア工科大学教授/こころの未来研究センター特任教授)の「為末大 vs. 下條信輔対談セミナー」。3年越しとなりましたが、この度第4回、第5回の対談セミナーを開催いたしました。為末氏は、世界陸上選手権のハードル種目で2大会銅メダル、…
2015年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~脳科学からの挑戦~」が、2016年2月29日から3月2日にかけて稲盛財団記念館大会議室で開催されました。集中レクチャーは、3日間にわたり、それぞれの先生方の講義とディスカッションをおこなうユニークな試みです。一人の先生の授業から学ぶという従来型の学習スタイルではなく、研究者同士の最先端のディスカッションやそこから生じるアイディアの創発を目の当た…
こころの未来 脳科学集中レクチャー2015「こころを創発する脳と身体」を、2015年12月24日・25の2日間、大平英樹先生(名古屋大学大学院環境学研究科 教授)を講師にお迎えし、阿部修士准教授の企画・進行により稲盛財団記念館大会議室で開催しました。認知神経科学、生理心理学を専門とし、人間の認知・感情過程や行動を解明するための研究を進めておられる大平先生から最新の研究成果と知見をご紹介いただきま…
こころの未来研究センター上廣こころ学研究部門 2015年度研究報告会「身体(からだ)からこころを問い直す」を、2015年12月20日、稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。 こころの未来研究センターでは2012年4月より、公益財団法人上廣倫理財団の支援のもと「上廣こころ学研究部門」を開設し、現代の日本社会が必要とする、倫理を含む広義の「こころ学」に関するユニークな学際的研究活動をおこなってい…
こころの未来研究センター研究報告会2015「からだ・こころ・きずな」を、2015年12月20日、稲盛財団記念館中会議室(発表会場)および大会議室(ポスター会場)にて開催しました。 当日は、2015年に進められた35の連携研究プロジェクトの研究成果をポスター発表で報告すると共に、3つの研究報告をおこない、ディスカッサントを交えて議論を深めました。日頃、センターの取り組みに支援をいただいている関係…
佐伯啓思特任教授による講座「こころの思想塾:現代の経済・経営を考える」が、2015年9月30日、10月14日、10月28日、11月11日、11月25日の全5回に渡り、稲盛財団記念館小会議室および中会議室でおこなわれました。 今日、日本経済をとりまく状況は急激に変化しつつあります。グローバルの市場競争がますます激しくなるなかで、日本は人口減少・高齢化の先端を走り、しかも、それなりの成熟経済を実現し…
2015年12月3日・4日の2日間、fMRI解析セミナー「脳領域間結合解析基礎編+SPM豆知識」を稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。講師には、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)をお迎えしました。 本セミナーは、2日間に渡る講義と実習を通じてfMRIにおける領域間解析のスキル獲得を目的としており、今回で三度目となります。理論と知識を講義で学び、…
「支える人の学びの場 医療専門職のための こころ塾2015」が、2015年11月8日、11月21日、11月29日、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。3日間に渡っておこなわれた医療専門職のコースには、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士などの仕事に就く50名の方々が参加しました。 各日とも全体の司会進行は吉川左紀子センター長が務め、午前中は認知科学、認知神経科学が専門…
「支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2015」が、2015年10月17日、10月24日、11月7日、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。先生向けのこころ塾は2年目を迎え、2015年は3日間の日程でおこなわれました。 現代の社会には、人を支えることを仕事としている人たちがたくさんいます。中でも、教育や医療の現場で働く人たちは、子どもやお年寄り、病気の人や身体の不自由な人たちが…
2015年9月5日、「支える人の学びの場 こころ塾2015 仙台」が宮城県仙台市の東北大学片平さくらホールで開催されました。二度目の開催となった仙台でのこころ塾は、今回も宮城県を中心に東北や関東方面、北海道などから62名の方々にお越しいただきました。作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士の職に就かれている方をはじめ、学校関係者の方、医療に携わりたいという学生さんも参加されました。 午前中は乾敏郎先…
2015年9月1日、2日の両日、「fMRI体験セミナー2015」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を、センターにあるMRI実験室を用いて実際に体験・学習してもらうためにおこなっていま…
2015年8月4日、福岡県久留米市の福岡県立明善高校2年生の生徒さん31名がこころの未来研究センターを訪問し、鎌田東二教授と阿部修士准教授のレクチャーを受け、センター連携MRI研究施設を見学しました。文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その活動の一環として関西研修に訪れた同校の訪問は、昨年、一昨年に続き3度目となり、過去最多の31名が来訪されました。 はじめに一行は、…
2015年8月4日、滋賀県立水口東高等学校1年生と2年生の生徒さん19名と、同校の先生10名がセンターを訪問し、吉川左紀子センター長のレクチャーとワークショップに参加しました。ワークショップでは上田祥行助教、藏口佳奈研究員、嶺本和沙教務補佐員もアドヴァイザーを務めました。 SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校に認定され、グローバル人材の育成をめざして幅広い活動をおこなっている…
2014年度から始まった連続セミナー『くらしの学び庵』の第3期が上京区の町家「風伝館」で開催され、7月で全ての講義が終了しました。2015年6月から7月にかけて開催された第4回〜第6回のレポートをお届けします。 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ….
2014年度から始まった連続セミナー『くらしの学び庵』の第3期が上京区の町家「風伝館」でおこなわれています。2015年5月から6月にかけて開催された第1回〜3回のレポートをお届けします。 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ….
こころの未来研究センターでは、2015年9月5日、宮城県仙台市の東北大学片平さくらホールを会場に、「こころ塾2015仙台」を開催します。 今年のこころ塾2015仙台は「発達障害の理解と支援:先端の知と実践をつなぐ」というテーマで、教育や医療に関係する仕事に就いている方を対象に以下のプログラムで開催します。普段なかなか京都大学に足を運びにくい地域の方々にも、ぜひご参加いただければと思います。 ↓…
こころの未来研究センターでは、2015年9月5日、宮城県仙台市の東北大学片平さくらホールを会場に、「こころ塾2015仙台」を開催します。 今年のこころ塾2015仙台は「発達障害の理解と支援:先端の知と実践をつなぐ」というテーマで、教育や医療に関係する仕事に就いている方を対象に以下のプログラムで開催します。普段なかなか京都大学に足を運びにくい地域の方々にも、ぜひご参加いただければと思います。 ↓…
こころの未来研究センターでは、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士の方々を対象とした「医療専門職のためのこころ塾」を2013年より開催しています。2015年度は、11月8日・11月21日・11月29日の日程で、下記の講師、講義タイトルにて実施します。今年も講義と事例報告のほか、グループディスカッションや講師とのQ&Aの時間を設け、活発な学びの機会を提供します。 また、9月5…
こころの未来研究センターでは、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士の方々を対象とした「医療専門職のためのこころ塾」を2013年より開催しています。2015年度は、11月8日・11月21日・11月29日の日程で、下記の講師、講義タイトルにて実施します。今年も講義と事例報告のほか、グループディスカッションや講師とのQ&Aの時間を設け、活発な学びの機会を提供します。 また、9月3…
こころの未来研究センターでは、2014年より学校教育に携わる先生方を対象とした「先生のためのこころ塾」を開催しています。2015年は、下記の講師、講義タイトルにて3日間の日程で開催します。また、同じこころ塾のシリーズとして2013年からおこなっている作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士の方々を対象とした「医療専門職のためのこころ塾2015」も開催します(2015年の日程はこちら)。 …
2014年10月より上京区の風伝館にて一般向けの連続セミナー『くらしの学び庵』が開催され、2期目が終了しました。本セミナーは、「孤立防止のための互助・自助強化プログラム開発」プロジェクトの大きな柱となる取り組みです。本セミナーの企画・運営・司会進行に携わる清家理助教による初級第2期の第6回のレポートをお届けします。 初級2期第1回〜5回のレポートはこちら . . . . . . . . . . …
2014年10月より、上京区の風伝館にて一般向けの連続セミナー『くらしの学び庵』が開催されています。「孤立防止のための互助・自助強化プログラム開発」プロジェクトの大きな柱となるイベントで、昨年末には初級第1期が終了。2015年1月より第2期がスタートしています。本セミナーの企画・運営・司会進行に携わる清家理助教による初級第2期の第1回〜5回のレポートをお届けします。 初級1期のレポートはこちら …
2014年10月より、上京区の風伝館にて一般向けの連続セミナー『くらしの学び庵』が開催されています。「孤立防止のための互助・自助強化プログラム開発」プロジェクトの大きな柱となるイベントで、2014年12月3日には第5回が、17日には初級1期目を締めくくる第6回が開催されました。本セミナーの企画・運営・司会進行に携わる清家理助教によるレポートをお届けします。 第1回・第2回レポート 第3回・第4回…
2015年2月26日・27日の2日間、fMRI解析セミナー「resting-state fMRI」を稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。講師には、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)をお迎えしました。 本セミナーは、2日間に渡る講義と実習を通じてfMRIにおける領域間解析のスキル獲得を目的としています。今回は、安静時の脳のはたらきを調べる「res…
2014年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~遺伝から脳、そして主観へ~」が、2015年3月4日から6日にかけて稲盛財団記念館大会議室 (初日、3日目)、南部総合研究1号館(2日目)で開催されました。集中レクチャーは、こころの未来研究センターが2009年度から取り組んでいる教育プロジェクトです。その形式は、3日間に渡ってそれぞれの先生方の講義とディスカッションをおこなうユニークな試みで、従…
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こころの未来 脳科学集中レクチャー2014「脳損傷からみたこころ」が、2014年12月25日(木)・26日(金)の2日間、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。講師に森悦朗先生(東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学教授)をお迎えし、神経心理学の基礎から最新の脳画像研究についての知見までを網羅した内容で講義をおこなっていただきました。 2日間に渡る集中講義では、言葉の障害である失語症や、記…
こころの未来研究センター研究報告会2014「こころの未来~私たちのこころは何を求めているか~」を、2014年12月21日、稲盛財団記念館中会議室(発表会場)および大会議室(ポスター会場)にて開催しました。当日は、日頃、センターの取り組みに支援をいただいている関係者をはじめ、学内外の研究者など多くの方々にお越しいただきました。 研究報告会では、センターが取り組むプロジェクトの研究成果をポスター発…
こころの未来研究センター研究報告会2014「こころの未来~私たちのこころは何を求めているか~」を、2014年12月21日、稲盛財団記念館中会議室(発表会場)および大会議室(ポスター会場)にて開催しました。当日は、日頃、センターの取り組みに支援をいただいている関係者をはじめ、学内外の研究者など多くの方々にお越しいただきました。 研究報告会では、センターが取り組むプロジェクトの研究成果をポスター発…
上廣こころ学研究部門 2014年度研究報告会 「学びの経験と社会」を、2014年12月21日、稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。 こころの未来研究センターでは2012年4月より、公益財団法人上廣倫理財団の御寄付により「上廣こころ学研究部門」を開設し、現代の日本社会が必要とする、倫理を含む広義の「こころ学」に関するユニークな学際的研究活動をおこなっています。今年度の研究報告会は「学びの経験…
「第36回こころの未来セミナー Death and Dying East and West:東洋・西洋における死と臨終」を2014年11月17日、稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。 講師に Tony Walter先生(Ph.D / Professor & Director of the University of Bath Centre for Death & S…
2014年10月より、上京区の風伝館にて一般向けの連続セミナー『くらしの学び庵』が始まりました。11月5日には第3回が、19日には第4回が開催されました。本セミナーの企画・運営・司会進行に携わる清家理助教によるレポートをお届けします。第1回・第2回のレポートはこちら 「くらしの学び庵」(初級1期目) ・第3回:11月5日(水)毎日できる栄養管理で病気知らず! 京都大学医学部附属病院 幣 憲一郎先…
「支える人の学びの場 医療専門職のためのこころ塾2014」が、2014年11月9日(日)、11月16日(日)、11月22日(土)、11月23日(日)の全4日間の日程で稲盛財団記念館3階大会議室にて開催されました。昨年に続く2年目の開催で、今年も作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士などの仕事に携わる方々が参加し、多彩な講師陣によるレクチャーや情報交換会で学びと交流を深めました。 4日間…
「支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2014」のBコースが2014年11月2日(第1日目)と8日(第2日目)の2日間に渡って稲盛財団記念館3階大会議室でおこなわれました。9月におこなわれたAコースに続いての開催です。Aコースのレポートはこちら→ Aコース第1日 / Aコース第2日。 BコースもAコースに続き、各回の午前中は乾敏郎京都大学大学院情報学研究科教授による講義がおこなわれました。…
第3回・第4回ヒマラヤ宗教研究会(10 月6日、11月17日)を開催しました。詳細は下記のページをご覧ください。 なお内容は同じものです。 ▽ブータン学研究室のHP ▽上廣こころ学研究部門のHP
10月12日、「支える人の学びの場 こころ塾2014 仙台」が宮城県仙台市の仙台国際センターで開催されました。 昨年から始まったこころ塾ですが、初めて会場を仙台に移し、単独のイベントとして開催しました。会場には、宮城県を中心に東北や関東方面の各地から参加者が集まりました。作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士の職に就かれている方が参加者の多くを占め、学生や教員、保育士をされている方もおられました(…
2014年10月より、上京区の風伝館にて一般向けの連続セミナー『くらしの学び庵』が始まりました。「孤立防止のための互助・自助強化プログラム開発」プロジェクトの大きな柱となるイベントで、10月1日には第1回が、15日には第2回が開催されました。昔ながらの風情をたたえる京町家の座敷で新しいスタイルの「学び」と「研究」が歩み出しました。 超高齢化社会がさらに進行し、同時に核家族化、地域内コミュニケー…
9月29日(月)、30日(火)の2日間に渡り、「fMRI体験セミナー2014」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を体感してもらうためにおこなっています。昨年に引き続き、企画運営、レク…
9月29日(月)、30日(火)の2日間に渡り、「fMRI体験セミナー2014」をこころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催しました。 本セミナーは、おもに学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を体感してもらうためにおこなっています。昨年に引き続き、企画運営、レク…
「支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2014」のAコース第1日目が2014年9月21日、稲盛財団記念館3階大会議室にておこなわれました。9月7日におこなわれた第1日目から2週間の期間をあけての開催です。第1日目のレポートはこちら。 この日は、前回に続いて認知科学、認知神経科学が専門の乾敏郎京都大学大学院情報学研究科教授が、「コミュニケーション機能の神経機構と発達障害」という演題にて講演し…
吉川左紀子センター長、上田祥行助教が2014年8月5日、6日に英国ヨーク大学で開催された British Academy主催のワークショップ「The Mind Across Cultures」に参加しました。 吉川センター長はワークショップ初日に「Mind, Culture, and “Kokoro”」と題する基調講演をおこないました。基調講演では、「こころ」という日本…
「支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2014」のAコース第1日目が2014年9月7日、稲盛財団記念館3階大会議室にて開催されました。 現代社会には、人を支えることを仕事としている人たちがたくさんいます。支える人は、子どもやお年寄り、病気の人や身体の不自由な人たちが幸せに暮らせる社会の、一番の担い手でもあります。そして、支える人たち自身も元気で健やかに毎日を過ごせることが、私たちのめざす日…
2014年7月10日、「人が育つ組織」研究会第2回を稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました(共催:株式会社ウエダ本社、NPO法人ミラツク、後援:京都経済同友会)。 この研究会では、企業の中でどのようにすれば人が育つのかに焦点を当て、その関係性を理論的にモデル化していくことを目的としています。 第1回の研究会(5/27開催)のレポート:「人が育つ組織」研究会第2回を開催しました」 内田由紀…
河合俊雄教授がドイツ・ベルリンで開催された “International Society for Psychology as the Discipline of Interiority 2014 Berlin Conference” で講演しました。 Title: “Initiation and transcendence as substantiated g…
畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が、ドイツ・ベルリンで開催された “Psychological Seminar (Dream Interpretation and Psychological Theory)” にて、大人の発達障害の夢についての発表をおこないました。 このセミナーはすでに出版されている夢セミナーの本の著者でもある Wolfgang Giegerich…
2014年7月17日に行われた第10回ブータン研究会の報告レポートを、上廣こころ学部門サイトとブータン学研究室サイトに掲載しました。(内容は同じものです。) ▽上廣こころ学部門サイト ▽ブータン学研究室サイト
2014年5月27日、「人が育つ組織」研究会第1回を株式会社ウエダ本社、NPO法人ミラツクとの共催のもと稲盛財団記念館3階大会議室で開催しました。 研究会のテーマは、「人が育つ組織とはどのような組織なのか」。ビジネス環境が目まぐるしく変化していく中、そこで重要になるのは、その中で生きている「人」、その中にある「つながり」、そしてそれを支える「組織の文化や制度」です。そこで初回はピーターMセンゲ…
第2回ヒマラヤ宗教研究会の報告レポートを、上廣こころ学部門サイトとブータン学研究室サイトに掲載しました。(内容は同じものです。) ▽上廣こころ学部門サイト ▽ブータン学研究室サイト
鎌田東二教授が研究代表者を務める身心変容技法研究会の本年度の研究会が進んでいます。2014年4月、5月には計3回の研究会(第20回・第21回・第22回)がおこなわれました。 ○身心変容技法研究会とは 科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教 学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」は、多彩な研究メンバーによる最新の研究成果を結びつけ、身体と心との相互的な関わりをワザやモノを媒介として分析するこ…
第9回ブータン研究会の報告レポートを、上廣こころ学部門サイトとブータン学研究室サイトに掲載しました。(内容は同じものです。) ▽上廣こころ学部門サイト ▽ブータン学研究室サイト
2013年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~文化・進化と心:『人間=文化的生物』の不思議に迫る~」が、2014年3月4日〜6日、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 こころの科学集中レクチャーは、2009年度から5度目の開催となります。3人の講師陣による講義が3日間に渡って繰り広げられ、参加者とのディスカッションに加え、講師同士が徹底的に議論をおこなうスタイルで、参加者からは「刺激…
2013年度こころの科学集中レクチャー「こころの謎~文化・進化と心:『人間=文化的生物』の不思議に迫る~」が、2014年3月4日〜6日、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 こころの科学集中レクチャーは、2009年度から5度目の開催となります。3人の講師陣による講義が3日間に渡って繰り広げられ、参加者とのディスカッションに加え、講師同士が徹底的に議論をおこなうスタイルで、参加者からは「刺激…
第3回 為末大 vs.下條信輔 対談セミナー「自分の知らない自分:潜在意識と感情」が、2014年2月22日(土)、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 3回シリーズの最終回となった今回も、前回に続いて京大内外からの参加者が数多く集まりました。体育会系のジャージに身を包んだ学生から年配の男女まで多彩な顔ぶれで、セミナーの人気をうかがわせるものでした。はじめに挨拶に立った吉川左紀子センター長は…
鎌田東二教授が研究代表者を務める身心変容技法研究会では、毎回、多彩な専門領域を持つ発表者を迎えて研究会を開催しています。1月23日(木)には第18回、2月19日(水)には2013年度最終となる第19回研究会がおこなわれました。 ○身心変容技法研究会とは 科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教 学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」は、多彩な研究メンバーによる最新の研究成果を結びつけ、身体と…
2月12日(水)、13日(木)の2日間、「fMRI体験セミナー2013」が、こころの未来研究センター連携MRI研究施設南部総合研究1号館地階MRI実験室にて開催されました。 本セミナーは、主に学内の大学院生・学部生・研究員を対象に、現在の脳機能画像研究における主要ツールの一つ「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」による研究を体感してもらうために開催しました。阿部修士准教授、上田祥行助教、中井隆介…
第2回 為末大 vs.下條信輔 対談セミナー「心はコントロール可能か:モチベーションの源」が、2014年2月1日(土)、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 昨年10月の開催に続いて2回目となった今回は、京大教職員や学生に加えて一般からの参加者も迎え、会場が満杯となりました。前回の「心を奪われること:遊び、夢中、ゾーン」に続き、今回は「心はコントロール可能か:モチベーションの源」というテー…
コーネル大学のShimon Edelman先生による講演会が持続可能性と幸福度ネットワークとの共催で、1月7日(火)、稲盛財団記念館中会議室にて開催されました。 Shimon Eedelman先生は認知科学の研究で著名な方ですが、最近は幸福と脳活動というテーマにご関心を広げられており、”The Happiness of Pursuit” という本を出版されています。 …
こころの未来 脳科学集中レクチャー2013「機能局在から統合へ」が、2013年12月25日(水)・26日(木)の2日間、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。講師に北澤茂先生(大阪大学大学院生命機能研究科教授)をお迎えし、基礎理論から先端研究までを網羅した内容でレクチャーいただきました。 2日間かけて開催されたセミナーは、北澤先生ご自身の最新の研究成果をもとに脳の情報処理過程についての講義が…
鎌田東二教授が研究代表者を務める身心変容技法研究会では、2013年10月から12月にかけて、計3回の研究会(第15回・第16回・第17回)がおこなわれました。また、2013年12月3日には、「こころ観研究会+身心変容技法研究会合同研究会」が開催されました。 ○身心変容技法研究会とは 科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教 学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」は、多彩な研究メンバーによる最…
第8回ブータン研究会の報告を上廣こころ学部門サイトとブータン学研究室サイトに掲載しました。(内容は同じものです。) 上廣こころ学研究部門サイトの記事 ブータン学研究室サイトの記事
11月28日、「こころを知る、未来を考えるーダイアログBAR in 京都大学こころの未来センター」第3回が、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。この秋、学問の世界にあらたな『つながり』とアイデアの共創をもたらすことを目的に、こころの未来研究センターがNPO法人ミラツク、株式会社ウエダ本社と共同で初開催したイベントは、今回で本年度最終回を迎えました。 第3回は「伝統産業の新しい形」をテーマに…
11月17日、「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第4回が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 こころの未来研究センターでは、今年、初めての取り組みとして、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士など、「人を支える」立場の方々に学びの機会を提供するためのセミナー「支える人の学びの場 こころ塾 2013」を、シリーズ開催して参りました。8月25日の第1回「こころの誕生」(8月25…
11月3日、「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第3回が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 ・第1回の報告はこちら ・第2回の報告はこちら 第3回は「伝え合うこころ」をテーマにレクチャー&ディスカッションがおこなわれました。第1回、第2回に続いて認知神経科学が専門の乾敏郎先生(情報学研究科)が「言語・非言語コミュニケーションの神経機構」というテーマで講義をおこない、続いて、友永雅己…
第1回 為末大 vs.下條信輔 対談セミナー「心を奪われること:遊び、夢中、ゾーン」が、2013年10月12日、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 世界陸上選手権のハードル種目で2大会銅メダル、オリンピック3大会連続出場の経歴を持つ為末大氏。現在はコメンテーターや指導者として活躍しながら、『走る哲学』『負けを生かす技術』『走りながら考える』など数多くの著書を出しています。その深い哲学思想…
2013年度前半に行われたブータン研究会・ワークショップの報告を上廣こころ学部門サイトとブータン学研究室サイトに掲載しました。(内容は同じものです。) 上廣こころ学部門サイトの記事 ブータン学研究室サイトの記事
9月12日・13日の2日間、fMRI解析セミナー「脳領域間結合解析」を稲盛財団記念館大会議室にて開催しました。講師には、河内山隆紀先生(株式会社ATR-Promotions、脳活動イメージングセンタ)をお迎えしました。 2日間に渡る講義と実習を通じてfMRIにおける領域間解析のスキル獲得を目的とした本セミナーでは、はじめに講義で解析法の背景にある理論についての理解を深め、実習では参加者それぞれ…
9月8日、「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第2回が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 こころの未来研究センターでは、今年、初めての取り組みとして、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士など、「人を支える」立場の方々に学びの機会を提供するためのセミナー「支える人の学びの場 こころ塾 2013」を、4回シリーズで開催しています。 第2回は「こころ・からだ・他者」をテーマに…
【京都大学の学生、研究者、教職員向け情報】 第1回 為末大 vs. 下條信輔 対談セミナー 「心を奪われること:遊び、夢中、ゾーン」縲鰀 元オリンピック陸上競技選手・為末大(ためすえだい)さんと、カリフォルニア工科大学の下條信輔(しもじょうしんすけ)教授による対談イベントを初開催します。 世界陸上選手権のハードル種目で2大会銅メダル、オリンピック3大会連続出場を果たし、現在はコメンテーターや指…
9月5日、「こころを知る、未来を考えるーダイアログBAR in 京都大学こころの未来センター」第1回が、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。本イベントは、研究者、学生、社会人など異なる立場の参加者が集うことで、学問の世界にあらたな『つながり』とアイディアの共創をもたらすことを目的に、この秋、3回のシリーズで開催して参ります。 “ダイアログBAR” は、トークゲスト…
8月25日、「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第1回が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 こころの未来研究センターでは、今年、初めての取り組みとして、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士など、「人を支える」立場の方々に学びの機会を提供するためのセミナー「支える人の学びの場 こころ塾 2013」を、秋までの4回シリーズで開催して参ります。 第1回は「こころの誕生」をテー…
鎌田東二教授が代表研究者を務める身心変容技法研究会(科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」)の第12回「ベルクソン研究(2)」(2013年6月13日)、第13回「シャーマニズムと身心変容技法」(2013年7月25日)が、稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。 第12回身心変容技法研究会「ベルクソン研究(2)」 ベルクソン研究第2弾となった第12回…
文化心理学者の今田俊恵先生(イギリス・Brunel大学講師)が、内田准教授を中心とするCulture Kokoro Network にて 研究報告会を実施しました。 今田先生は2009年にセンターに滞在されていたことがある、文化心理学・発達心理学を専門とする研究者です。(こころの未来第4号で研究内容をご紹介いただいています:こころと文化–日米の子どもの比較文化研究) 就学前から小学…
センターに滞在して内田由紀子准教授と共同研究を実施しているKimberly Bowen さん(ユタ大学心理学部大学院生/JSPSサマープログラム滞在研究者)が、内田准教授を中心とするCulture Kokoro Network にて研究報告会を実施しました。 Kimberly Bowenさんはユタ大学の「Uchino Social Neuroscience Lab」に所属しており、京都滞在中の研…
センターに滞在して共同研究を行なっているRob Jenkins先生(ヨーク大学准教授/日本学術振興会外国人招聘研究者)の講演会 “Variability in photos of the same face” が開催されました。 イギリスのヨーク大学から来られたJenkins先生の専門は顔知覚(facial perception)で、最近は、「同一人物の写真における変動性…
アルバータ大学(カナダ)大学院生との合同セミナーを行いました。 日本学術振興会の外国人招へい研究者としてセンターに滞在、研究を行っている増田貴彦准教授の本務校であるアルバータ大学(カナダ)から、3名の大学院生がセンターを訪問し、内田由紀子准教授率いる文化心理学研究チーム(culture-kokoro network)との合同セミナーを行いました。 ウィスコンシン大学心理学部の宮本百合准教授(文…
UCLAのSteven Cole教授によるセミナーが開催されました。 遺伝子発現研究の第一人者であるSteve Cole先生により、社会的環境による生物学的な反応を検証する遺伝子発現研究について、たとえば社会的排斥や孤独感など心理的影響をおよぼすような環境が、遺伝子発現という形で身体レベルでの影響を与えることなどを最近の知見を交えながらわかりやすく紹介されました。 学内の研究者・大学院生が聴講…
センターに滞在して共同研究を行なっている増田貴彦先生(アルバータ大学准教授/日本学術振興会外国人招聘研究者)の講演会「文化と視覚表象–アート・デザイン・広告に見られる文化差の研究」が開催されました。 文化心理学の大枠から始まり、特に人の「注意 (attention)」に関する基礎的な心理処理の文化差を研究されてきた増田先生。文化が作り出すこころを研究するだけでなく、こころが作り出す文…
センターに滞在して共同研究を行なっている増田貴彦先生(アルバータ大学准教授/日本学術振興会外国人招聘研究者)が第6回教育・学習の人類学セミナーで講演します。 第6回教育・学習の人類学セミナー ▽日時:2013年7月5日(金) ▽場所:稲盛財団記念館3階中会議室 ▽English page 2012年度より行ってきた「教育・学習の人類学セミナー」の第6回研究会を7月5日(金)に京都大学で開催いたし…
センターに滞在して共同研究を行なっている増田貴彦先生(アルバータ大学准教授/日本学術振興会外国人招聘研究者)の講演会「文化と認知:『ものの見方』にあらわれる文化差の研究」が開催されました。 増田先生が携わられてきた様々な実証研究が網羅的かつわかりやすく紹介されました。学内の研究者・大学院生が聴講し、文化と認知について、また、子どもがどのように文化的認知・思考様式を獲得するのかを実証する研究の方法…
鎌田東二教授が研究代表者を務める第11回身心変容技法研究会が、5月14日、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 「身心変容技法の比較宗教学――心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」は、今年で3年目に入りました。2013年度最初の研究会は「芸術と身心変容技法」というテーマで、柿沼敏江京都市立芸術大学音楽学部教授と高橋悟京都市立芸術大学美術学部教授を講師に迎えました。研究会後半には、鎌田教授と…
日本学術振興会の外国人招へい研究者としてセンターに滞在、研究を行っているスティーブン・ハイネ教授の本務校であるブリティッシュコロンビア大学(カナダ)から、2名の大学院生がセンターを訪問し、内田由紀子准教授率いる文化心理学研究チーム(culture-kokoro network)との合同セミナーを行いました。 2013年4月よりセンターに滞在中の増田貴彦准教授(アルバータ大学)も加わり、「文化」…
「2012年度こころの科学集中レクチャー こころの社会会生態学的アプローチと脳神経科学からの挑戦」が、2013年3月1日縲鰀3日、稲盛財団記念館中会議室・大会議室で開催されました。 ▽日時:2013年3月1日(金)、2日(土)、3日(日) ▽場所 :京都大学稲盛財団記念館 3階 中会議室・大会議室 ▽主催:京都大学こころの未来研究センター 「こころ学創生:教育プロジェクト」 ▽講師:山岸俊男(玉川…
2012年12月26日、27日の2日間、こころの科学 集中レクチャー2012が、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。講師に自然科学研究機構生理学研究所 大脳皮質機能系 心理生理学研究部門 教授の定藤 規弘先生をお迎えし、「fMRI 研究の基礎と実際」という演題にてレクチャーを行っていただきました。 ▽日時:2012年12月26日(水)、12月27日(木) ▽場所:京都大学 稲盛財団記念館3階…
2013年1月25日、Mind and Life Institute, USAの代表であるアーサー・ザイエンス博士(Dr. Arthur Zajonc)の講演会が、稲盛財団記念館中会議室で開催されました。熊谷誠慈こころの未来研究センター特任准教授と安田章紀研究員による報告文を掲載します。 ▽日時:2013年1月25日(金) 16:30~18:00 ▽会場:稲盛財団記念館3階中会議室 ▽講演タイト…
2012年12月18日、第8回身心変容技法研究会「教育と身心変容技法」が稲盛財団記念館大会議室にて開催されました。 ▽日時:2012年12月18日(火)13:00-17:00 ▽会場:稲盛財団記念館3階大会議室 ▽テーマ:「教育と身心変容技法」 ▽日時:2012年12月18日(火)13時~17時 ▽会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室 ▽プログラム 発表1:13:00~14:40 「わざの学習…
2012年12月17日、「持続可能性と幸福研究」ネットワーク第3回「持続可能性と幸福度」研究会との共催で草郷孝好・関西大学教授の講演会が、稲盛財団記念館大会議室で行われました。 ▽開催日:2012年12月17日(月)16:30~18:30 ▽場所:稲盛財団記念館3F大会議室 ▽主 催:「持続可能性と幸福研究」ネットワーク ▽共 催: 京都大学経済研究所先端政策分析研究センター(CAPS)、京都大…
こころの未来研究センター研究報告会2012「こころを知り未来を考える ~感情と身体~」が、2012年12月15日、稲盛財団記念館3F中会議室(講演会場)、大会議室(ポスター展示)にて開催されました。 ▽日時:2012年12月15日(土)13時~17時30分 ▽場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室・大会議室(ポスター会場) ▽参加者:約60名 ▽対象:研究者、学生 ▽プログラム: 13:00-…
【イベント名】第4回京都大学ブータン研究会 【日時】 2012年12月4日(火)17:00~18:30 【場所】 京都大学こころの未来研究センター(稲盛財団記念館2階)225会議室 【発表者】 塩見康博氏(立命館大学理工学部・専任講師) 【講演題目】「Bhutan Transport 2040を紐解く」 コメンテーター 中嶋智之氏(京都大学経済学研究所・教授) 【発表概要】 幸福大国と言われ…
12月6日、第7回身心変容技法研究会「『吾に辱(はじ)見せつ』を考える~『負の感情』の発生と鎮め方」が稲盛財団記念館中会議室にて開催されました。 ▽日時:2012年12月6日(木)13:00-17:00 ▽会場:稲盛財団記念館3階中会議室 ▽テーマ:「吾に辱(はじ)見せつ」を考える~「負の感情」の発生と鎮め方 ▽プログラム 13:00~14:40 発表1「『古事記』からのアプローチ」 発表者:鎌田…
10月4日、第6回身心変容技法研究会「シャーマニズム/修験道における身心変容技法」が稲盛財団記念館中会議室にて開催されました。 ▽日時:2012年10月4日(木)13:00-17:00 ▽会場:稲盛財団記念館3階中会議室 ▽テーマ:「シャーマニズム/修験道における身心変容技法」 ▽プログラム 13:00~14:40 発表1「モンゴルのシャーマニズムにおける身心変容技法」 発表者:アルタンジョラー(…
河合俊雄教授が委員長を務める日本箱庭療法学会・日本ユング心理学会合同震災対策ワーキンググループの主催する研修会『震災とこころのケア』が、10月8日、福島市三河南町のコラッセふくしまで開催されました。 日本箱庭療法学会・日本ユング心理学会合同震災対策ワーキンググループは、東日本大震災後の被災者へのサポートと心理支援の取り組みを継続して行なっています。研修会は昨年に引き続き、被災地で「こころの支援者」…
【日時】 2012年10月4日(木)17:00~18:30 【場所】 京都大学こころの未来研究センター(稲盛財団記念館2階)225会議室 【発表題目】「ブータンの歴史と仏教」 【発表者】 熊谷誠慈氏(京都女子大学発達教育学部・講師、京都大学こころの未来研究センター・特任准教授) 【コメンテーター】小西賢吾(日本学術振興会特別研究員PD・大谷大学) 【発表概要】 ブータン仏教は古代から現在まで長ら…
9月5日から7日までの3日間、こころの未来研究センター特任教授の下條信輔カリフォルニア工科大学教授による、こころの科学集中セミナー2012「原発と潜在認知」が稲盛財団記念館中会議室で行なわれました。 下條教授は現在、カリフォルニア工科大学生物学部の計算神経系教授として研究活動を行なっているほか、センターの特任教授として定期的に来日し、最新の研究動向を発信しています。東日本大震災直後からは、福島原発…
7月30日、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のAdam Gazzaley准教授を迎え、第17回注意研究会が開催されました。 Adam Gazzaley准教授は、fMRIを用いた研究を専門とし、ヒトの脳機能の加齢に対する影響の研究では第一人者です。研究会では、”Neural networks underlying top-down modulation of visual proce…
▽日時:2012年7月19日(木) ▽会場:京都大学こころの未来研究センター225会議室 ▽参加者:計13名 ▽発表者:『龍の国の扉』坂本龍太(京都大学白眉センター特定助教) 7月19日に開催した「第2回京都大学ブータン研究会」には、「京都大学ブータン友好プログラム」のメンバーを中心として計13名の研究者が参加しました。 今回は、坂本龍太氏(本学白眉センター特定助教)に、「龍の国の扉」という題目で…
7月12日、第5回身心変容技法研究会が稲盛財団記念館大会議室にて開催されました。 ▽日時:2012年7月12日(木)13:00-17:00 ▽会場:稲盛財団記念館3階大会議室 ▽プログラム 発表者:鎌田繁(東京大学東洋文化研究所教授・宗教学・イスラム神秘主義研究) テーマ:「スーフィズムにおける身心変容技法について」 (鎌田氏の著書・論文としては、『超越と神秘-中国・インド・イスラームの思想世 界…
6月28日、こころの未来研究センター特任教授の下條信輔カリフォルニア工科大学教授との研究会が行なわれました。 本年4月よりセンター特任教授となった下條教授は、知覚心理学、視覚科学、認知神経科学を専門領域とし、現在、カリフォルニア工科大学生物学部の計算神経系教授としてグローバルに活動されています。 研究会では、下條教授の研究グループの最近の研究成果の発表と共に、こころの未来研究センター関連の研究から…
こころの未来研究センター・鎌田東二教授を代表研究者とする「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」が進んでいます。 6月25日には、第4回身心変容技法研究会が開催され、東京大学大学院人文社会系研究科の蓑輪顕量教授が「仏教における瞑想とその展開」をテーマに講演しました。概要はひとつ前の記事をご覧ください。 コメンテーターとして高野山大学の井上ウィマラ准教授と、京都大学の篠原資…
日時:2012年6月25日(月)13時~17時
会場:稲盛財団記念館3階中会議室
発表者:蓑輪顕量(東京大学大学院人文社会系研究科教授・仏教学)
発表題目:「仏教における瞑想とその展開」
(蓑輪氏の著書としては、『仏教瞑想論』春秋社、2008年、『中世初期南都戒律復興の研究』法蔵館、1999年、『日本仏教の教理形成 法会における唱導と論義の研究』 大蔵出版、2009年などがある。)
コメンテーター:井上ウィマラ(高野山大学准教授)、篠原資明(京都大学教授)
研究計画発表:井上ウィマラ・篠原資明・小倉紀蔵(京都大学教授)
5月28日(月)に「持続可能性と幸福研究」ネットワーク主催の第1回 「持続可能性と幸福度に関するワークショップ」が行われました。 経済学研究科の諸富徹教授、経済研究所の佐藤正弘准教授、こころの未来研究センター内田由紀子准教授の3名が持続可能性と幸福度に関して検討するワークショップを開催し、多くの領域の研究者、大学院生の方々との連携による、幸福研究、環境経済とのディスカッションが行われました。 ▽開…
2012年5月10日(木)、「京都大学ブータン研究会」第1回研究会を開催し、ブータンに関する情報交換を行うとともに、研究会の方針について話し合いました(参加者17名)。ブータンは、幸福や環境などの優れた取り組みが注目されており、学術の領域においても多くの研究余地を残した非常に魅力的な国であることが、各分野の研究者から述べられました。また、「現代社会論的視点、伝統文化論的視点のどちらかを偏重すること…
こころの未来研究センターでは4月21日に、「幸せ」に関するプロジェクト「MIDJA(midlife in Japan)」と共催して、ワークショップ「Culture, well-being, and health」を開催し、ヘーゼル・マーカス先生、クリストファー・コー先生、北山忍先生による講演を研究者・大学院生を対象に公開しました。 日時: 2012年4月21日(土曜) 15時 ~17時 場所:京都…
2011年度こころの科学集中レクチャーが行われました。学生・研究者を対象に、こころのはたらきのもつ不思議さ、おもしろさをより深く理解するために、国内外からさまざまな専門領域の講師を招いて実施しています。 2011年度集中レクチャーでは、2009・2010年度のレクチャーに引き続き、「こころの謎」に、社会・文化・遺伝から多角的に迫ることを目的に、ミシガン大学・北山忍先生(文化心理学)、慶應義塾大学・…
震災関連第2回研究会が行われました。 2012年1月24日(火)14:00-18:00 京都大学百周年時計台記念館2階 会議室Ⅲ
日時:2012年1月12日(木)— 13日(金)9:00–17:00 (両日とも) Date: January 12 – 13, 2012 場所:京都大学 稲盛財団記念館 3階大会議室 (荒神橋東詰、川端通沿いの南北に細長い新しい建物) Place: Large Conference Hall, 3rd Floor, Inamori Center, Kyoto University Parti…
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Workshop on Evolution, Culture, and Reasoning ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 科研費基盤(B)研究「コンテクストの高低という視点からみた西洋と東洋における認識の文化差についての研究」(研究代表者:山祐嗣・大阪市立大…
日時:2011年12月10日(土) 13:00 ~17:30 場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(ポスター会場:小会議室Ⅰ・Ⅱ) ***** プログラム ***** 挨拶:吉川左紀子 (こころの未来研究センター長) 「カウンセリング対話における“聴き方”」 長岡千賀 (こころの未来研究センター研究員・認知心理学) 「農業コミュニティの社会関係資本:“つなぐ”役割の検証」 内田由紀子 (こころ…
10月31日(月)に日仏ひきこもりワークショップ~比較文化の視点から~が開催されました。 こころの未来研究センター教員提案型プロジェクト「文化と幸福感:社会的適応からのアプローチ」の成果報告が行われ、フランスと日本でのひきこもりについて議論されました。 プログラムはこちらです
【日時】 2011年8月20日(土) 10:00~17:40 【場所】 京都大学稲盛財団記念館・大会議室 【プログラム】 「快刺激がヒトの視覚的注意に関わる処理に及ぼす影響」 上田 祥行(こころの未来研究センター・研究員) 「レチノトピーに基づいた高次視覚野の同定:大きな受容野サイズにどう立ち向かうのか?」 山本 哲也(こころの未来研究センター・研究員) 「カウンセリング対話における発話理解の認知…
開催日時:2011年7月26日(火)16:30-18:00 講師:Darcy Harris 先生 (ウェスタン・オンタリオ大学 キングスカレッジ「死の研究」プログラム教授、看護師・臨床心理士(死別カウンセリング)) タイトル:悲嘆へのさまざまな道のり
文化と関係性、自己のあり方について様々な比較文化研究の知見を元に議論するワークショップが開催されました。 Workshop on Culture, Self, and Social Relationships 【日時】 2011年6月28日(火) 15:00-18:00 【場所】 京都大学稲盛財団記念館3F大会議室(京都市左京区吉田下阿達町46) 【企画者】 内田由紀子(京都大学こころの未来研究セ…
5月31日(火)に、京都大学こころの未来研究センターで映画「扉のむこう」の上映会ならびに「ひきこもり」に関するパネルディスカッションが行われました。 「扉のむこう」上映会~「ひきこもり」に迫る~ 現在日本に70万人と言われる若い世代の「ひきこもり」について描かれた「扉のむこう」を上映し、映画監督と、臨床心理学、社会学、文化心理学等、様々な視点でひきこもりを考察している研究者を交えてのパネルディス…
こころの科学集中レクチャーは、京都大学の学生を対象に、こころのはたらきのもつ不思議さ、おもしろさをより深く理解するために、国内外からさまざまな専門領域の講師を招いて実施しています。 2010年度集中レクチャーでは、2009年度のレクチャーに引き続いて「こころの謎:文化、社会、感情、脳の密接な関係」をテーマに、ミシガン大学北山忍先生(文化心理学)、カリフォルニア工科大学下條信輔先生(認知科学)、…
こころの未来シンポジウム 『「負の感情」の克服への方途-心理学、宗教学、人類学による東西の文化比較から』が行われました。 開催日時: 2011年2月21日(月曜日) 開催場所: 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室 企画者:宮坂敬造・大石高典 プログラム: 1) 宮坂敬造(慶大)「負の感情の転換とトリックスターの笑い」 2) 渡邊克巳(東大)「仏像の表情を読む」 3) Gerald C. Cupch…
大阪大学の山田克宣さんをお迎えして第2回「進化と文化とこころ」研究会が開催されました。 開催日時:2010年11月9日(火)15:00~16:30 開催場所:京都大学稲盛財団記念館3F中会議室 話題提供者:山田克宣|大阪大学 社会経済研究所 GCOE特任研究員 講演タイトル:The Easterlin Paradox and Another Anatomy of Income Comparison…
2010年度第2回こころの未来特別レクチャーが行われました。 日時 2010年10月7日(木)16:30―18:00 場所 稲盛財団記念館3階大会議室 講演者 山極寿一教授(理学研究科生物科学専攻動物学教室) 演題:動物の社会的知性を探るフィールドワーク 概要:日本の霊長類学は、世界に先駆けて動物の人付けと個体識別を通して、動物の群れの中で社会の研究を始めた。それは人間の側からではなく、動物の側に…
チューリッヒ大学の森島陽介さんをお迎えして、第1回「進化と文化とこころ」研究会が開催されました。残暑厳しい中、50名近くの方にご参加いただきました。 日時:2010年9月6日(月)13:00~14:30 場所:京都大学稲盛財団記念館・3F中会議室 話題提供者 森島陽介 Institute for Empirical Research in Economics, University of Zuri…
2010年度より京都大学こころの未来研究センターでは、”生物学的な視点からヒトを見る「進化心理学」と、文化という視点からヒトを見る「文化心理学」の知見を統合的に理解する枠組みを、研究者同士の交流を通じて探ることを目的”に「進化と文化とこころ」連携研究プロジェクトをスタートさせました。 第1回となる本ワークショップは、「文化の維持と変化」をテーマに、二人の話題提供者によるトークと、参加者間のディスカ…
日時 7月9日(金)13:00-14:30 場所 稲盛財団記念館3階大会議室 講師 村井俊哉先生(医学研究科 精神医学) 演題 「社会の中での意思決定、その障害と治療について」 概要 人間の行動とは、つまるところ社会の中での意思決定の連続です。さまざまな心の病気についても、「社会的意思決定」の何らかの破綻であるという見方が可能かもしれません。報酬系を扱う基礎的な神経科学から、行動経済学や倫理学まで…
第1回人間・環境学研究科・こころの未来研究センター交流会が開催されました 開催日時:6月24日(木)16時~18時30分 京都大学大学院人間・環境学研究科の先生方とこころの未来研究センターの教員との研究交流会が開催され、こころの未来研究センターの吉川左紀子センター長、鎌田東二教授、河合俊雄教授からの研究報告が行われました。人間・環境学研究科からは理系・人文社会系それぞれの様々な領域の先生方にご参加…
開催日時:2010年6月22日(火)18:00~19:30 講師:J.Baird Callicott 先生(ノース・テキサス大学 哲学科・教授) タイトル:環境問題に関するアメリカの倫理・政治・法律 ~その成果と失敗
ワークショップ「Psychological and Sociological Perspectives on Japanese YouthIssues: Views from Foreign Researchers in Japan」がグローバルCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」とこころの未来研究センターの「青年期の社会的適応プロジェクト」の共催で開催されました。 現在こころの未来…
京都大学 附置研究所・センターの連続セミナー「品川セミナー」を、品川駅前の京都大学東京オフィスにて開催しています。(参加には事前申し込みが必要です) 詳細はこちらをご覧ください。 外部リンク:京都大学附置研究所・センター
5月25日に、センター内で定例研究会を行いました。第2回は、”きずな形成”に関する研究プロジェクトから、「社会的ネットワークの機能と性質:『つなぐ』役割の検証」について内田助教が、「カウンセリング対話で何が起こっているか-非言語行動の分析-」について長岡研究員が発表しました。
4月27日に、センター内で定例研究会を行いました。第1回は、”こころ観”に関する研究プロジェクトから、『こころ観の思想史的・比較文化論的基礎研究』について鎌田教授が、『こころとモノをつなぐワザの研究』について大石研究員が発表しました。
開催日時:平成22年3月16日(火曜日) 午後4時半より 開催場所:京都大学大学院人間・環境学研究科 講義室B23B 話題提供:谷 渕 育 夫 (滋賀医科大学 統合生理学教室) 『サル黒質 – 視床 – 前頭前野投射の同定および認知機能』
日時 2010年2月25日(木)14:00~17:00 場所 京都大学稲盛財団記念館3階 小会議室 14:00-15-00 河合徳枝(国際科学振興財団 主任研究員) 「バリ島の感性脳科学~ものとこころとを架橋し合理的に制御する伝統智」 バリ島の人々は美しさ、快さを司る報酬系神経回路を重視して、自然環境および社会環境において高度に調和的な持続可能性を実現している。それは近現代文明社会のさまざまな…
開催日時:平成22年2月17日(水曜日) 午後4時半より 開催場所:京都大学稲盛財団記念館 3階 中会議室 話題提供:福士珠美(独立行政法人 科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェロー) 『脳神経倫理の多様性と可能性』
トニー・ホープ先生(オックスフォード大学 医療倫理学教授、精神科医) 『医者は患者とどう接したら良いのか ~拒食症患者の精神能力と自己決定への対話』 2010年1月14日(木) 16:30~18:00 稲盛財団記念館 3階 大会議室
開催日時:平成21年12月24日(木曜日) 午後4時半より 開催場所:京都大学稲盛財団記念館 3階 中会議室 話題提供:大 嶋 義 実 (京都市立芸術大学 音楽学部 菅・打楽専攻 准教授) 講演タイトル:『退屈しないクラシック音楽の聴き方』
こころの科学特別レクチャーは、京都大学の学生を対象に,こころのはたらきのもつ不思議さ,おもしろさをより深く理解するために,国内外からさまざまな専門領域の講師を招いて実施しています. 今年度最後の特別レクチャーは、「こころの謎:文化、社会、感情、脳の密接な関係」をテーマに、ミシガン大学北山忍先生(文化心理学)、北海道大学亀田達也先生(社会心理学)、東京大学渡邊克巳先生(認知神経科学)を講師にお迎…
William Newsome 教授を囲んでのワークショップと第4回注意研究会 1.William Newsome スタンフォード大学教授を囲んでのワークショップ 開催日時:平成21年11月25日(水曜日) 午後1時より 開催場所:京都大学 稲盛財団記念館 3階 大会議室 2.第4回注意研究会 開催日時:平成21年11月25日(水曜日) 午後4時半より 開催場所:京都大学 稲盛財団記念館 3階 大…
第31回こころの未来セミナー 『死別を悲しむ心のケア』 ◆トーマス・アティグ先生(ボウリング・グリーン州立大学名誉教授・哲学博士) 「喪失体験のケア」 ◆エリザベス・デイヴィス先生(ビクトリア大学看護学教授・看護博士) 「子供の悲嘆をどう対応できるか」 日時:2009年11月28日(土)13:00~16:30 場所:京都大学稲盛財団記念館 3階 大会議室
下記の特別レクチャーが行われました. こころの科学特別レクチャーはこころのはたらきのもつ不思議さ,おもしろさをより深く理解するために,国内外からさまざまな専門領域の講師を招いて学内の学生,院生を対象に実施します. 2009年度 こころの科学特別レクチャー(2) 講師 北澤 茂先生(順天堂大学医学研究科) 演題 「自閉症治療に挑む心理学と脳科学」 日時 2009年10月23日(金)…
2009年度 第2回こころ観研究会を開催しました。 日時 7月2日(木)14:00-17:00 場所 稲盛財団記念館大会議室 松本直子先生(岡山大学・認知考古学) 「考古学におけるこころの問題:認知考古学の挑戦」 司会 鎌田東二(こころの未来研究センター教授)
現在センターに滞在している研究者、学外からの発表者を招いて、クローズドでの「文化心理学ワークショップ」を開催いたしました。 なお、当ワークショップは文部科学省特定領域研究「実験社会科学 – 実験が切り開く21世紀の社会科学 -」の助成を受けて行われました(リンク)。 [日時]:6月25日木曜日13:00-17:00 [場所]:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ [発表者](発表順) Hyek…
下記の特別レクチャーが行われました. こころの科学特別レクチャーはこころのはたらきのもつ不思議さ,おもしろさを より深く理解するために,国内外からさまざまな専門領域の講師を招いて 学内の学生,院生を対象に実施します. 2009年度 こころの科学特別レクチャー 講師 下條信輔先生(カリフォルニア工科大学) 演題 心は孤立していない~Towards Inverse Translationa…
2009年度 第1回こころ観研究会を開催しました。 日時 5月15日(木)13:00-17:30 場所 稲盛財団記念館大会議室 ・長谷川敏彦(日本医科大学) 「人類未到の超高齢化社会」 ・末木文美士(国際日本文化研究センター) 「死者から構築する哲学」 司会 鎌田東二(こころの未来研究センター教授)
ブリティッシュコロンビア大学教授、 Steven J. Heine先生による院生、学部生を対象とした インフォーマルな講演会を開催いたしました。 [日時]:5月19日火曜日14:45-16:15 [場所]:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ [タイトル]The Weirdest People in the World: The Inductive Problem for Psychology
こころの未来研究センター連携プロジェクト ワークショップのご案内 本プロジェクト(「共感的対話」における相互作用性に関する多角的研究~臨床心理学・認知心理学・社会心理学の立場から~) では、来る9月18日、日本心理学会第71回大会にて、 下記のとおりワークショップを開催いたします。ふるってご来場下さい。 ■開催日: 2007年9月18日(火)16:00~18:00 ■開催場所: 東洋大学白山キャン…
Workshop on “Visual Cognition” and “Memory and Language”を開催しました.