
広井良典教授がSDGs全国フォーラム長野において基調講演を行いました(2021年1月30日)
広井良典教授がSDGs全国フォーラム長野において基調講演を行いました(2021年1月30日) 本フォーラムは、人生100年時代の新しいライフスタイルの提案やSDGs(国連の持続可能な開発目標)達成に向けた先進事例等の共有・横展開を図るため開催されるもので、SDGs全国フォーラムとしては2019年に横浜市で開催されたSDGs全国フォーラム2019に次いで二度目のものです(オンライン開催)。 広井…
広井良典教授がSDGs全国フォーラム長野において基調講演を行いました(2021年1月30日) 本フォーラムは、人生100年時代の新しいライフスタイルの提案やSDGs(国連の持続可能な開発目標)達成に向けた先進事例等の共有・横展開を図るため開催されるもので、SDGs全国フォーラムとしては2019年に横浜市で開催されたSDGs全国フォーラム2019に次いで二度目のものです(オンライン開催)。 広井…
広井良典教授が日本医療政策機構シンポジウム「「医療システムの在るべき姿」への期待」で基調講演を行いました(2021年1月22日、大手町ファイナンシャルシティ・グランキューブ)。 日本医療政策機構(Health and Global Policy Institute, HGPI)は市民主体の医療政策の実現を目指す非営利組織で(代表理事・黒川清東京大学名誉教授)、今回のシンポジウムは、「医療システム…
広井良典教授が「エコロジー文明に関する韓国会議2020」において報告を行いました(動画配信、2020年11月19日)。 本会議はエコロジー文明研究所(Institute for Ecological Civilization)、韓国グリーン財団(Korea Green Foundation)、ソウル公衆衛生・環境研究所(Seoul Research Institute for Public Hea…
広井良典教授がスマートシティ・インスティテュート1周年記念オンライン・フォーラム「地球環境との共存で実現するウェルビーイングシティ」で基調講演を行いました(20年10月23日)。 スマートシティ・インスティテュートは、日本のスマートシティの拡大と高度化に貢献するために設立された社団法人で、①世界の先進的なスマートシティに関する最新情報や推進ノウハウの収集・分析・共有、②スマートシティの構築・高度化…
広井良典教授が第79回日本公衆衛生学会総会2020で教育講演を行いました(2020年10月20日)。 日本公衆衛生学会は、1947年に設立された学会(学会長・今中雄一京都大学教授)で(会員数約8800人)、今回の総会は「健康・医療・介護の未来づくり:Social Joint Venture(社会的協働)」をテーマとし、未曽有の超少子化・超高齢社会のもと、産業界、自治体・国、アカデミア、専門職、地域…
広井良典教授が労働者協同組合法案の提案者・担当者会で講演を行いました(2020年10月8日、衆議院第1議員会館・国際会議室)。 本法案は、本年6月通常国会において全党・全会派の賛同により衆議院に提出されたもので、ヨーロッパにおいて浸透している生産者協同組合に関する日本での一般法としての意味をもち、出資と事業参加が一体となった組織に関する規定を定めることにより、持続可能で活力ある地域社会の実現に資す…
広井良典教授が東京大学未来ビジョン研究センターの「コロナと未来」研究Webinarシリーズで講演を行いました(2020年10月14日)。 本シリーズは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界規模での感染拡大により人々の生活が大きな変容を求められ、新たな社会のあり方やライフスタイルの構築が喫緊の課題になっていることを受け、その先の「Post-Corona」時代を見据え、より進化した持…
広井良典教授が日本学術会議近畿地区学術講演会「未来の語り口:人間は神になれるか」で講演を行いました(9月22日、京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール。オンライン配信)。 今回の学術講演会は、AIやIoTなど新たな技術の発展のなかで、私たちがいかなる未来を構想しうるのかをめぐって議論を深める趣旨で開催されました。 講演会では、日本学術会議近畿地区会議代表幹事の伊藤公雄・京都産業大学教授…
2020年7月30日、からすま京都ホテルで開催された地域企業振興協会研修会にて、河合俊雄センター長が「コロナの危機へのこころの受けとめ方:文化・組織・個人の視点」と題した講演を行いました。 河合教授は、新型コロナウィルスの流行が社会に与えつつある影響、とりわけそこに見られる文化差の問題をまず挙げ、現在の社会状況のなかで浮かび上がってきた日本特有の文化的・心理的背景についての説明を行いました。河合教…
2020年2月23日、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールにて「京都大学こころの未来研究センター 国際シンポジウム 『こころの科学 3つの顔』 ―吉川左紀子教授 退職記念講演会―」を開催しました。 このシンポジウムは、こころの未来研究センターの初代センター長 吉川左紀子教授(センター長在任期間2007年-2018年)の退職講演とあわせて実施されたものです。吉川教授の専門は認知心理学で、顔・表…
こころの未来研究センターの教員・研究員が川西市生涯学習短期大学レフネックで第26期(令和元年度)「こころの未来学科-こころを知り、未来を考える」を開講しました。実験心理学的な基礎研究の知見から心理臨床の実験に至るまで、様々な角度から「こころ」のあり方について、センターの教員・研究員がリレー形式で全20回の講義を行いました。 期間:2019年5月25日(土)~11月9日(土)全20回場所:川西市アス…
広井良典教授が第26回大学教育研究フォーラムのシンポジウムで講演を行いました(2020年3月18日、京都大学百周年時計台記念館) 本フォーラムは、京都大学高等教育研究開発推進センターが主催し、大学教育に関する研究・実践交流の場として全国から教職員がつどうものです。 今回は、「2040年の社会と高等教育・大学を展望する」を全体シンポジウムのテーマとし、我が国の高等教育を取り巻く未来予測を踏まえ、…
広井良典教授が京都大学東京オフィス(大会議室A・B)にて「無と意識の人類史 ―私たちはどこに向かうのか」と題する市民講座を行いました(2020年2月14日)。 近年、「ビッグヒストリー」と呼ばれる、宇宙の生成から地球、生命、人間の誕生と展開に至る全ての歴史を一貫した視野においてとらえ返そうとする試みが注目を集めていますが、それは現在の私たちが根本的な歴史の転換期を迎えていることに由来するものと…
広井良典教授が京都大学東京オフィス(大会議室A・B)にて「生と死のグラデーション――ポスト成長・超高齢化時代の死生観」と題する市民講座を行いました(2020年2月12日)。 高齢化が着実に進む中、年間の死亡者は増加を続け、2040年頃にピークを迎えると予測されています。一方、経済の限りない成長や物質的な豊かさをひたすら追求してきた戦後の日本社会において、死をめぐるテーマは脇に置かれ、その結果「…
広井良典教授が兵庫県将来構想研究会第4回会議において、AIを活用した兵庫県の将来シミュレーションに関する報告を行いました(2020年2月18日、兵庫県民会館)。 同研究会は、21世紀初頭の兵庫のめざすべき社会像とその実現方向を明らかにした「21世紀兵庫長期ビジョン」の策定から20年が近づくなか、長期ビジョンに代わる兵庫県の新しい将来ビジョンの策定に向けた研究を行うことを目的として兵庫県庁(企画県民…
広井良典教授が京都大学人社未来形発信ユニット第3回全学シンポジウム「アジア人文学と産学連携――京大人社とNTT・日立との共同研究を通じて」で報告を行いました(1月26日、東京・大手町ファーストスクエアカンファレンス)。 今回のシンポジウムは、昨年4月の「アジア人文学の未来」、同8月の「女性がつくるアジア人文学」に続く人社未来形発信ユニット主催の第3回目の全学シンポジウムで、京大とNTT及び日立との…
広井良典教授が第2回政策のための科学オープンフォーラム「科学による政策課題解決」(文部科学省主催、政策科学大学院科学技術イノベーション政策研究センター共催)で基調講演を行いました(2020年1月15日、政策研究大学院大学)。 同フォーラムは、社会におけるさまざまな課題を解決に導くための政策形成に貢献する研究成果の創出や、そのための政策コミュニティの形成を図る目的で開催されるもので、白石隆・政策研究…
広井良典教授が国土審議会・国土の長期展望専門委員会において報告を行いました(2019年12月5日)。 同委員会は本年5月に設置され、人口減少の進行、急速な高齢化等を踏まえた国土の長期展望を行い、将来的な国土の重要課題について調査することを目的としており、広井教授は委員の一人となっています。今回はその第3回の委員会で、冒頭で広井教授が「AIを活用した社会構想と人口減少社会のデザイン」と題する報告を…
広井良典教授が都市計画法制定100周年記念事業「都市計画のこれまで、これから」のパネルディスカッションに登壇しました(2019年10月25日、全国町村会館2階ホール)。 本イベントは都市計画コンサルタント協会が主催するもので、第一部では認定都市プランナーが推薦する全国の“まち”10選の発表が行われ、続く第二部では「都市の未来と未来の都市計画」と題するパネルディスカッションが行われ、小泉秀樹東京大学…
吉川左紀子特定教授は、放送大学京都学習センター主催の公開講演会「IT技術を介護に活かす:ケア情報学の現在と未来」を企画し、講演を行いました。(9月8日.於:キャンパスプラザ京都) この公開講演会では、まず京都大学大学院情報学研究科の中澤篤志准教授が「『優しい介護』を明らかにする情報学のアプローチ」、続いて社会福祉法人三條会老人保健施設ひうな荘リハビリ部長の森山由香氏(理学療法…
広井良典教授が第25回日本臨床死生学会年次大会で基調講演を行いました(9月22日、国立がん研究センター新研究棟)。 日本臨床死生学会は、臨床の場における生と死をめぐる患者やその家族の精神的な苦痛や問題に焦点をあてて幅広く研究実践し、その教育を行う目的で設立された学会です。 第25回となる本大会では、「死生学を考える―わたしを生き わたしを死ぬ」との大会テーマのもと、3日間にわたり様々な報告が行…
広井良典教授が第23回京都大学全学教育シンポジウムで「AIを活用した政策提言と高等教育の未来」と題する報告を行いました(京都大学桂キャンパス、2019年9月20日)。 1996年以来、京都大学では毎年「全学教育シンポジウム」を開催し、様々な教育課題を取り上げてきました。本年は、「2040年に向けた京都大学の教育のグランドデザイン」と題し、中央教育審議会が昨年とりまとめた「2040年に向けた高等…
2019年9月13日、滋賀県立膳所高等学校の生徒がセンターを訪問し、佐藤弥特定准教授の講義を受けました。 膳所高等学校は、国際的な科学技術系の人材を育成することを目指して、文部科学省指定「スーパーサイエンスハイスクール事業」を展開しており、その一環として実施されたもので、18名が参加しました。 講義は「感情脳-感情における扁桃体の役割-」というタイトルで、恐れや喜びといった感情が人生を左右する重要…
広井良典教授が、第15回ふるさと回帰フェア・前夜祭シンポジウムで「若者のローカル志向と人口減少社会のデザイン」と題する基調講演を行いました(9月6日、有楽町朝日ホール)。 本フェアを主催する「ふるさと回帰支援センター」は、地方暮らしやIJUターン、地域との交流を深めたい人々をサポートするために、東京・大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を共有し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、…
広井良典教授が、第26回日本産業精神保健学会において特別講演を行いました(東海大学高輪キャンパス、2019年8月30日)。 日本産業精神保健学会は、職場におけるメンタルヘルスに関係した多職種のスタッフや専門家・研究者が一堂に会し、働く者のメンタルヘルスの保持・増進を図ることを目的に1993年に設立された学会で、産業医、産業保健師、心理職、人事労務担当者、経営者、精神科医、病院看護師、行政保健師等…
広井良典教授が、日本看護研究学会第45回学術集会において基調講演を行いました(大阪国際会議場、2019年8月21日)。 日本看護研究学会は、広く看護学の研究者を組織し、看護学の教育、研究および進歩発展に寄与することを目的とする団体で、4つの国立大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程から発足した、日本で最初の看護の学会です。第45回となる今回の学術集会は、「研究成果をためる つかう ひろげる―…
2019年1月13日、こころの未来研究センター研究報告会2018「つなげて見るこころの科学」を開催しました。 まず3名の研究者が報告を行い、続くポスターセッションでは、2018年にセンターが取り組んだ「教育プロジェクト」「研究プロジェクト」「実践活動」「社会発信」「一般公募プロジェクト」の研究成果を32枚のポスター発表で報告し、その後、ディスカッサントを交えて議論を深める形で進められました。 …
河合俊雄教授が、2018年12月1日〜2日に大阪大学で開催された第36回日本青年期精神療法学会に招待され、特別講演を行いました。 今回の全体テーマは「青年期の発達障害と精神療法」で、河合教授は「発達の非定型化と思春期心性の変容」という題で12月2日に講演しました。 発達が遅れていたり、順序が逆になっていたりという発達の非定型化はこれまでも子どもに関して指摘されてきたのですが、それは思…
河合俊雄教授が、フランスのアヴィニョンで2018年8月30日〜9月2日に開催された IV European Congress of Analytical Psychology(第4回 分析心理学ヨーロッパ大会)のプレコングレス”Analytical Psychology meets Academic Research”で、”The Interdisciplinary Approach to th…
河合俊雄教授が、リトアニアの首都ヴィリニュスで2018年5月11日〜12日に開催された、Joint IAAP /Vilnius University/ LAAP Conference で招待講演を行いました。 国際分析心理学会は、今後アカデミックな世界との交流を増やそうという意図で、今年からいくつかの大学との共催大会を企画していて、これが第1回にあたります。会場となったヴィリニュス大学は、15…
吉岡洋特定教授が11月16日、群馬県前橋市で行われた平成30年度文化庁と群馬大学との共同研究ワークショップ&シンポジウム「文化芸術による社会包摂は可能か?芸術と医療・福祉の対話と越境」に登壇しました。 講演は、群馬県前橋市の特別養護老人ホーム「えいめい」で行われました。シンポジウムの前に川口淳一氏(作業療法士)による、ホーム入居者の方々とのワークショップがあり、登壇者全員はそれに参加した後、シ…
広井良典教授が11月20日に行われた中央教育審議会大学分科会・将来構想部会合同会議で報告を行いました。 同部会では2017年5月以降、「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」について審議を進めており、今回はその最終の会合にあたるものです。広井教授は、日立京大ラボと昨年まとめたAIを活用した社会構想・政策提言に「高等教育」を含めた新たなシミュレーションと政策提言を、文部科学省高等教育局および…
広井良典教授が11月12日、東京都荒川区で行われた「幸せリーグシンポジウム」において基調講演を行いました。 「幸せリーグ」とは、幸福度に関する指標づくりや政策展開を進めようとしている全国の市町村が集まり、互いに情報交換や連携を行うネットワークで、荒川区自治総合研究所(RILAC)が事務局を務め、広井教授は顧問の一人となっています。2013年に52の自治体が参加して発足し、現在では99自治体に広がっ…
2018年11月1日、京都アカデミアフォーラムin丸の内で「第100回京都大学丸の内セミナー特別講演会〔人文・社会科学の未来〕」が開催されました。「京都大学丸の内セミナー」は2010年6月から毎月1回開催されており、今回、第100回目を迎えました。 本セミナーでは、河合俊雄センター長が司会を務め、「人文社会学系」の先生方3名による講演のうち、広井良典教授は「人口減少社会のデザイン」と題した講演を…
2018年10月20、21日、新潟青陵大学で開催された日本箱庭療法学会第32回大会にて、粉川尚枝特定研究員が河合俊雄教授・畑中千紘講師らと口頭発表を行いました。 この発表は、「発達障害の子どものプレイセラピーと発達検査の比較検討」という題で、当センターの平成29年度教員提案型連携研究プロジェクトである「子どもの発達障害へのプレイセラピー」プロジェクトにより行われたものです。 発表した研究では、…
2018年10月20、21日、新潟青陵大学で開催された日本箱庭療法学会第32回大会にて畑中千紘特定講師が河合俊雄教授らと口頭発表を行いました。 この発表は「心理療法におけるこころの変容とその波及―心理療法事例のメタ的分析からー」と題され、心理療法の中で「こころが変わる」際に起こってくる動き、抵抗などについて100事例のメタ的分析を通して分析した結果について発表を行いました。 心理療法について…
2018年10月10日、広井良典教授が熊本市で開かれた第6回日仏自治体交流会議において基調講演を行いました。 日仏自治体交流会議は、両国の地方自治の発展に寄与することを目的に行政課題や先進施策等について発表・議論するもので、2年に一度、日本とフランスで交互に開催されるものです。第1回会議は日仏交流150周年を記念して2008年にナンシー市において開催され、第6回目となる今回の熊本会議は日仏交流…
佐藤弥特定准教授がブラジルのサンパウロで8月20~31日に開催された The São Paulo School of Advanced Science on Social and Affective Neuroscience にて講演を行いました。 同会議は、世界中から選ばれた100名の若手研究者を対象として、13名の講演者が講演を行い、社会・感情神経科学について理論的・実践的な理解を深める国…
公開講座「芸術と〈毒〉」を2018年9月16日に稲盛財団記念館3階大会議室で開催しました。 公開講座の企画者でファシリテーターでもある京都大学こころの未来研究センターの吉岡洋特定教授をはじめ、埼玉大学基盤教育研究センターの加藤有希子准教授、パリ第8大学造形芸術学部の大久保美紀講師、和洋女子大学人文学部の小澤京子准教授の4名の講師が「芸術と〈毒〉」をテーマにそれぞれの専門分野の観点から講演をし、…
広井良典教授が中国・大連で9月15-16日に開催された第14回社会保障国際論壇で基調講演を行いました。 同会議は、中国社会保障学会、韓国社会政策学会東アジア研究特別委員会、日本社会政策学会日本・東アジア部会および東北財経大学(大連市)が主催するもので、日中韓の研究者を中心として、東アジア各国の社会保障をめぐる課題を幅広い観点から分析し、必要な政策提言等を行うことを目的とする国際会議です。 今…
2018年9月4日、岩手県盛岡市で広井良典教授が岩手県議会の次期総合計画特別委員会において幸福度指標に関する講演を行いました。 同特別委員会は、岩手県議会の全議員45名を構成員とし、今年度に岩手県が策定予定の次期総合計画(2019~2028年度の10年間)に関する調査等を行うことを任務とするものです。 岩手県においては、一昨年(2016年)から昨年にかけて行われた『「岩手の幸福に関する指標」…
2018年9月1日(土)に大阪市にて開催された 近畿圏内の学校に勤める栄養教職員を対象とした研修会において 畑中千紘特定講師が講演を行いました。 子どもの食や栄養に関する教育を行う栄養教職員は、 食の課題を通して子どものこころの問題に直面することが多くあります。 そこで講演は「子どもの食とこころの発達:発達障害と現代のこころの課題」と題され、これまでの上廣倫理財団寄付研究部門におけるプロジェク…
20018年8月2日~5日にドイツ・フランクフルトにて開催されたIAAP(国際分析心理学会)とIAJS(国際ユング研究学会)のジョイントカンファレンスで畑中千紘特定講師が口頭発表を行いました。 ”The Empirical Research of the Paradoxical Transformation in Psychotherapy”と題されたこの発表は 心…
2018年8月2日~5日にドイツ・フランクフルトにて開催されたIAAP(国際分析心理学会)とIAJS(国際ユング研究学会)のジョイントカンファレンスのPlenary Sessionで河合俊雄教授が講演を行いました。 講演は、”The Tension and Paradox between Determinate and Indeterminate Sate: Clinical, S…
7月22日(日)、放送大学京都学習センターの公開講座に吉川左紀子教授、畑中千紘特定講師が、京都大学学生総合支援センターの杉原保史センター長・教授と共に登壇しました。 「心理学からみた若者のこころと現代社会」と題されたこの講座では、まず杉原教授が「学生相談室から見たいまどきの学生の悩みー青年っぽくない青年たちの理解に苦しむ大人っぽくない大人たち」として講演を行い、続いて畑中講師が「若者の…
阿部修士特定准教授が2018年7月14日、中央大学 駿河台記念館で開催された人文科学研究所主催公開研究会で「正直さの認知神経科学」と題した講演を行いました。 講演会の様子 主催の中央大学 人文科学研究所研究会「高次脳機能の総合的理解」チームは『近年、心理学的アプローチは拡大し、従来の実験心理学的手法や神経心理学的手法に加えて、脳機能イメージングによる手法が台頭してきた。研究チームでは、これら…
阿部修士特定准教授が2018年7月8日、姫路市民会館で開催された「第27回日本健康教育学会学術大会」で「より良い意思決定の実現に向けて:脳とこころの傾向と対策」と題した教育講演を行いました。 一般社団法人日本健康教育学会が主催する同大会は、毎年開催されており、今年度は「健康教育,ヘルスプロモーションを”見える化”する社会的意義-プロセスはいかにして結果に至るのか?-」を…
2018年6月15日、滋賀県大津市の滋賀県立膳所高等学校の生徒さんがこころの未来研究センターを訪問し、阿部修士特定准教授のレクチャーを受けました。 文部科学省指定「スーパーサイエンスハイスクール事業」の一環として実施されたもので、3年生が2名、2年生が13名、計15名が参加しました。 「文理融合の脳科学における意思決定の研究」と題した講義では、人間の脳の研究方法について、脳損傷患者におけ…
さまざまな分野の研究をリードする京大の研究者たちに研究のおもしろさや、可能性を京都大学総合博物館館長が聞き出す「Lecture series -研究の最先端-」(主催:京都大学総合博物館)。 2018年6月16日、上田祥行特定講師が「日本人と北米人ではものの見方が違う―探索課題で明らかになる視覚認知の文化差―」をテーマに登壇します。 「日本人と北米人ではものの見方が違う―探索課題で明らかになる…
広井良典教授が2018年5月26日に兵庫県医師会館で開催された兵庫県医師会医政フォーラムで基調講演を行いました。 同フォーラムは、医療政策をめぐる様々なテーマについて兵庫県医師会委員が検討を行い、毎年発表を行うもので、今年度は「成熟社会における社会保障―公的医療保険の役割」をテーマとして行われました。 最初に広井教授が「人口減少社会を希望に――成熟社会における医療と社会保障」と題する基調…
吉岡洋特定教授が2018年4月27日に国立国際美術館のプレミアム・フライデー「アート/メディア―四次元の読書」関連イベントでレクチャーを行いました。 国立国際美術館では、アーティストの藤本由紀夫氏とともに、美術館に併設された図書のコーナーの新しい楽しみ方を探る「アート/メディア―四次元の読書」を開催。第三期(2018年1月20日~5月6日)のテーマは「コマ―回転と重力」。こまの宇宙をさまざまな…
吉岡洋特定教授が、2018年3月7日パリ第8大学において「ポップカルチャー美学」の特別講義を2回行いました。 1回目は午後1時からでテーマは「思考のインフラとしての〈物語〉」。推論や論理とは別な仕方で思考を導く〈物語る力〉について、主にゲームやライトノベルの研究をしているフランス人学生にむけて講義しました。(写真下・左) 2回目は午後6時から「〈私〉は存在するのか?」と題して、自我や自己意識…
広井良典教授が特別区(東京23区)の新任職員を対象とする研修で記念講演を行いました。 同研修は、2018年4月10日、昭和女子大学・人見記念講堂にて、特別区(東京都23区)に採用された新人職員を対象に行われるもので、東京都各区から2,063名が参加して行われました。 広井教授の記念講演は「人口減少社会のデザイン――これからの日本社会と都市・地域・幸福」と題し、日本が2011年から本格的な人口…
清家理助教が2017年12月8日にKBS京都ホールで行われた京都地域包括ケア府民講座「さいごまで自分らしく生きる」のパネルディスカッション(ラジオ公開録音)にパネリストとして登壇しました。 京都地域包括ケア推進機構が主催するこの講座は、高齢になっても住み慣れた場所でいつまでも暮らしたい。そのためにはどのようにすればよいかを考えるものです。 第一部は木澤義之氏(神戸大学医学部付属病院緩和支援治…
内田由紀子准教授が作業療法神経科学研究会の第4回学術集会で「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の効果と実践:作業療法現場における援用を考える」と題して特別講演をします。 また同会では、元センターの学振特別研究員で現在、ヨーク大学心理学部の伊藤文人氏による「より効果的な作業療法実践を探る:社会脳科学によるコミュニケーションのコツ」と題した招待講演もあります。日時は2018年6月16日(10時~1…
広井良典教授がNPO法人・東京自由大学(鎌田東二初代理事長、島薗進学長)でのゼミナール「人口減少社会のデザイン」で講義します。日時は2018年3月10日・17日の全2回(いずれも13時~17時)で、人口減少社会をめぐる諸課題について、以下のような趣旨のもと幅広い視点から議論を進める予定です。なお本講義は、上廣倫理財団寄付研究部門における社会還元事業の一環としても位置づけられています。 (東京自…
河合俊雄教授が2018年2月11日、龍谷大学世界仏教文化研究センター公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」で「ユング派心理療法と華厳経」と題した講演を行いました。 雪がちらつく中、会場は満員の熱気につつまれました。第一部は龍谷大学世界仏教文化研究センターの3人の先生方の発表、第二部で河合教授、明治大学野生の科学研究所中沢新一所長のお話が続きました。河合教授はユング心理学からみ…
広井良典教授が国際高等研究所で行われたKGIフォーラム設立3周年シンポジウム(2月15日)で記念講演を行いました。 KGIフォーラムとは「けいはんなグリーンイノベーションフォーラム」の略称で、けいはんな学研都市を拠点として、高度経済成長時代とは異なる新たな社会のデザインや定常型の”もう一つの文明”を構想する趣旨で2015年4月に設立された「産官公住」のネットワーク組織で…
広井良典教授が2018年1月28日に行われた「いわて 総合計画 県民フォーラム――みんなで、幸福を守り育てるために」(岩手県盛岡市)で基調講演を行いました。 (写真:つくろう!いわて総合計画 Facebookページより) 同フォーラムは、岩手県が次の総合計画を策定するにあたり、同県において一昨年から昨年にかけて行われた『「岩手の幸福に関する指標」研究会』(広井教授は研究会のアドバイザー)の検討…
広井良典教授が2018年1月10日、市町村アカデミーの市町村長特別セミナーで「人口減少社会を希望に――グローバル化の先のローカル化」と題する講演を行いました。 市町村アカデミー(市町村職員中央研修所、千葉市美浜区)は、全国の市町村職員や議会議員、市町村長を対象に、その政策立案能力の向上を図る目的で様々な研修を行う機関で、公益財団法人全国市町村研修財団が運営しています。今回の講演は市町村長を対象…
広井良典教授が2017年11月11日に日本教育会館で行われた「『しあわせの経済』世界フォーラム2017 in 東京」で報告を行いました。 同フォーラムは、世界40か国で翻訳されている『懐かしい未来(Ancient Futures)』の著者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏が、2009年よりアメリカ、イタリア、インドなどで開催してきたもので、日本では初の開催となるものです。 今回の会議は、「Loca…
2018年2月11日に龍谷大学で開催される公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」(主催:龍谷大学世界仏教文化研究センター)に河合俊雄教授が登壇します。 華厳思想をテーマに、第一部は若手研究者らによる発表、第二部は河合教授と中沢新一明治大学野生の科学研究所所長が講演し、その後、ディスカッションが行われます。河合教授は「ユング派心理療法と華厳経」というタイトルで講演します。 現在、…
内田由紀子准教授が2017年11月16日、岩手県滝沢市主催の講演会に登壇し、「幸福の研究から見る幸福感を育む環境づくり」と題した講演を行いました。 滝沢市では、第1次滝沢市総合計画として、「幸福感を育む環境づくり」を掲げています。今後、内田研究室と連携し、市民への意識調査をはじめとする調査研究等により、計画を推進することとしています。 滝沢市のウェブサイトでは、同市の取り組みや当日の講演会で…
河合俊雄教授が2017年11月19に横浜パシフィコで開催された日本心理臨床学会第36回大会の一般公開シンポジウム「発達障がいの子どものプレイセラピーと子育て支援」でシンポジストを務めました。 【一般公開】子育て支援合同委員会企画シンポジウム 「発達障がいの子どものプレイセラピーと子育て支援」 シンポジスト:河合俊雄(京都大学) 平井正三(御池心理療法センター) 指定討論者:青木 紀久代(お茶の水…
畑中千紘助教(上廣倫理財団寄付研究部門)が、2017年9月29日、10月27日の両日、公益財団法人大阪府学校給食会が開催した「平成29年度栄養教諭支援セミナー」で講師を務めました。 平成29年度栄養教諭支援セミナー 第1回:2017年9月29日/第2回:10月27日 会場:大阪府学校給食会会議室 テーマ:「児童・生徒に対する指導等における心理療法の有効的な活用方法についての研修」 講師:畑中千紘…
広井良典教授が、2017年12月16日にロームシアター京都(京都市左京区)で開催される「『いま』を考えるトークシリーズ vol.1 定常型・高齢化社会の”創造的”生き方を考える」に登壇します。 京都市音楽芸術文化振興財団と京都市の主催による「多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招く」イベントの第一回となります。当日は、広…
河合俊雄教授が2017年10月7日、上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区)で開催された日本箱庭療法学会第31回大会一般公開シンポジウム『こころの新時代と心理療法』でシンポジストとして登壇しました。 ◆一般公開シンポジウム 基調講演:大澤真幸(社会学者) シンポジスト:河合俊雄(京都大学こころの未来研究センター) 司会:横山恭子(上智大学総合人間科学部) テーマ:『こころの新時代と心理療法』 ー…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団と学習院大学心理相談室によるイベント「谷川俊太郎さんが語る河合隼雄 仕事仲間・あそび友達」が2017年10月9日、学習院創立百周年記念会館(東京・豊島区)で開催されました。 河合隼雄財団のウェブサイトでは、当日の模様が臨場感のあるあたたかい文章で綴られています。下記のリンク先にてお読みください。 谷川俊太郎さんが語る河合隼雄 仕事仲間・あそび友達が開催…
畑中千紘助教(上廣倫理財団寄付研究部門)が、2017年9月9日、東大阪市立男女共同参画センター・イコーラムで開催された公開学習講座で講演を行いました。 東大阪市立男女共同参画センターが主催する講座「正しく知ろう!大人の発達障害~家庭、職場、社会でサポート~」の講師として登壇した畑中助教は、上廣部門の研究プロジェクトでの成果をもとに、大人の発達障害についての基本的な知識と理解、アプローチについて…
広井良典教授が2017年9月27日、京都市会本会議場で行われた京都市会議員研修で「人口減少社会を希望に――これからの日本社会とコミュニティ」と題する講演を行いました。 本議員研修は、議会を活性化させ、議員一人一人の議会活動を充実させる目的で、毎年京都市会において開催されているものです。講演には京都市会議員67名に加え約80名の市民・京都市職員の傍聴がありました。 講演は「はじめに:人口減少時…
下條信輔特任教授(カリフォルニア工科大学教授)が、10月15日に石川県金沢市の石川県文教会館で行われる第16回ひと・健康・未来シンポジウム2017金沢で講演します。また、総合討論において、吉川左紀子センター長が司会進行を務めます。 ひと・健康・未来研究財団が主催し、こころの未来研究センター他が後援するシンポジウム「第16回ひと・健康・未来シンポジウム2017金沢」は、テーマを『身体とこころの不…
広井良典教授が名古屋大学で開かれた第14回東アジア社会政策研究ネットワーク年次大会(The 14th East Asian Social Policy Research Network Annual Conference)で基調講演を行いました。 東アジア社会政策研究ネットワーク(East Asian Social Policy Research Network, EASP)は、東アジア諸国に…
2017年6月17-18日に鳥取県米子市 米子コンベンションセンターで開催された日本ユング心理学会第6回大会のケースシンポジウムに河合俊雄教授が登壇しました。 ◻︎大会企画ケース・シンポジウム 2017年6月18日(日)12:45-15:15 / 米子コンベンションセンター 国際会議室 テーマ : 「無気力の裏側にあるもの ー 河合隼雄先生のコメントとともに考える」 事例提供者:岩…
河合俊雄教授が、2017年度第1回日本箱庭療法学会研修会の全体会に河合教授が講師として登壇しました(2017年7月9日/東京・大正大学)。 ◻︎全体会:2017年7月9日(日)12:00~14:00 テーマ: 「世界のなかの日本の箱庭療法:伝統的背景と可能性」 講 師:河合 俊雄(京都大学こころの未来研究センター) 概 要:ユング派の心理療法は、日本において箱庭療法として導入された…
2017年6月18日に鳥取県米子市にて開催された日本ユング心理学会第6回大会において、畑中千紘助教が発表を行いました。 「分離を後にすること:モノとの分離が難しい女性との心理療法」と題した発表で、発達障害的ともいえるこだわりをもちながらもイメージの変化を軸として変化していった事例を素材に検討が行われました(指定討論者は川嵜克哲学習院大学教授) 。 発達障害の心理療法において分離の契機は特に重…
2017年7月19日、東京都荒川区ホテルラングウッドにて、「幸せリーグ」第12回実務者会議(平成29年度第1回実務者会議)が開催され、広井良典教授(上廣倫理財団寄付研究部門・兼任)と熊谷誠慈准教授(上廣倫理財団寄付研究部門)が参加しました。 会議の冒頭、幸せリーグの西川太一郎会長(東京都荒川区長・特別区長会会長)の挨拶に続き、幸せリーグ顧問として広井教授が挨拶を行いました。その後、熊谷准教…
広井良典教授が日本統合医療学会主催の第1回日玖(キューバ)統合医療シンポジウム(2017年7月17日、稲盛財団記念館3階大会議室)で報告を行いました。 統合医療とは心身の相関やケアの全体性を重視し、非西欧的医学の知見も視野に入れた医療のあり方を意味しますが、キューバは公的な医療保障を充実させつつ、予防や伝統医療等を積極的に取り入れた医療政策を展開し、WHOなどでも高く評価されています。今回のシ…
広井良典教授が国際高等研究所シンポジウム「激変する地球時代をいかに生きるか――「けいはんな」からの発信」(東京・時事通信ホール、2017年6月29日)で総合討論のコメンテーターを務めました。 けいはんな学研都市に位置する国際高等研究所は、「何を研究すべきかを研究する」研究所として1984年に創設されましたが、2015年より、これからの激変する地球時代が直面する深刻な課題の解決に貢献するために、…
広井良典教授が日本社会福祉学会第65回春季大会(2017年5月28日、明治学院大学)において「教育と福祉の連携――ポスト成長時代の社会構想とケア」と題する基調講演を行いました。 今回の大会は、子どもの貧困、児童虐待、いじめ、少年非行など子どもを取り巻く課題が大きく浮上している中で、これまで十分に連携がとれてきたとは言えない「福祉」と「教育」の二分野の間でいかに協働を図っていくかを主テーマに置く…
広井良典教授が顧問を務める「幸せリーグ(住民の幸福実感向上を目指す基礎自治体連合)」第5回総会が2017年6月7日、東京都荒川区で開催されました。 「幸せリーグ」とは、幸福度に関する指標づくりや政策展開を進めようとしている全国の市町村が集まり、互いに情報交換や連携を行うネットワークで、荒川区自治総合研究所(RILAC)が事務局を務めています。2013年に52の自治体が参加して発足し、現在では9…
広井良典教授が2017年5月10日、市町村アカデミーの市町村議会議員特別セミナーで「人口減少社会を希望に――グローバル化の先のローカル化」と題する講演を行いました。 市町村アカデミー(市町村職員中央研修所、千葉市美浜区)は、全国の市町村職員や議会議員、市町村長を対象に、その政策立案能力の向上を図る目的で様々な研修を行う機関で、公益財団法人全国市町村研修財団が運営しています。今回の講演は議会議員…
2017年3月21日、京都大学百周年時計台記念館にて大学主催による第7回「京大おもろトーク: アートな京大を目指して」が開催され、吉岡洋教授が講演、吉川左紀子センター長がパネルディスカッションのモデレーターとして登壇しました。 京大おもろトークは、京都大学の「おもしろい=独創的な」発想と国内外の「おもしろい」文化芸術家が集い、文化芸術との連携を発信する取り組みとして始まり、7回目を迎えた今回は…
河合俊雄教授が、2017年3月12日に島根県松江市で開催された島根県臨床心理学研究会主催の特別研修会で講演しました。 講演の題目は「アウトリーチとしての心理療法と現代のこころ」でした。 心理療法は、相談室にセラピスト(カウンセラー)がおり、クライエント(来談者)が訪れるという方法を基本としています。 しかし、現在ではスクールカウンセラーやターミナルケア、災害時の専門家の派遣等をはじめとして…
2017年3月25日、イギリスで最も大きなユング派の組織である Society of Analytical Psychology の年次講演会に河合俊雄教授が登壇し、アンドリュー・サミュエル氏のメインレクチャーのレスポンデント(respondent)として40分のレクチャーを行いました。 タイトル:The historicity and possibility of Jungian analys…
2017年4月30日、吉岡洋教授の企画による「明倫茶会『共通感覚論』」が京都市下京区の京都芸術センターで開催されます。茶会にむけて、同会場にて4月20日から29日までの期間、画家の末冨綾子氏の公開制作とトークイベントがおこなわれ、4月22日には吉川左紀子センター長がトークゲストとして登壇します。 茶会は事前申込が必要(トークイベントは不要)です。詳しくは京都芸術センターのイベントページをご覧く…
2017年3月11日、京都大学附置研究所・センターシンポジウム「京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて」が金沢市の石川県文教会館で開催されました。 当日は7名の研究者らがそれぞれの研究成果を紹介。センターからは吉岡洋教授が「芸術とはどんな〈出来事〉なのか?」という演題で講演しました。また、山極壽一総長らが登壇したパネルディスカッションのコーディネーターを吉川左紀子センター長が務めまし…
広井良典教授が東京大学で2017年3月4日に行われた「ヘルシーエイジング社会の設計」シンポジウムで特別講演を行いました。 (写真提供:生涯現役株式会社) 本シンポジウムは、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)が博士課程教育リーディング・プログラム「活力ある超高齢社会を共創するグローバル・リーダー育成プログラム(GLAFS)」の一環として開催したものです。 午前には「GLAFS共同研究成果報…
畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が、大阪、京都で学校給食に携わる栄養士や教職員に向けて2つの講演を行いました。 2017年3月3日、大阪の貝塚市教育研究センターで開催された「平成28年度貝塚市栄養教諭・食育担当教職員研修会」では、上廣こころ学研究部門の「子どもの発達障害への心理療法的アプローチ」の成果から講演を行いました。講演のレポートと参加者の感想が、貝塚市教育研究センターのウェブサイト…
2017年2月18日、京都大学芝蘭会館稲盛ホールにて「カール ベッカー教授 退職記念講演会『日本人の生死観』」を開催しました。 こころの未来研究センターが設立された2007年4月に教授として着任したベッカー教授は、諸文化の宗教(死生観・倫理観)を主題として倫理道徳、価値体系等の研究をおこなってきました。 退職記念講演会では、まず開会挨拶の中で吉川左紀子センター長が、こころの未来研究センターでのベ…
2017年2月2日、内田由紀子准教授が岩手県盛岡市で開催された、ブータンの生活を通して幸福について考える講演会で講演を行いました。講演会は、岩手県民会館で開催中のブータンの展覧会にあわせて県が開催し、約100人が参加しました。 当日のレポートは、地元紙の岩手日報に掲載され、岩手めんこいテレビのニュースで放映されました。FNNウェブサイトでニュース動画を視聴でき、講演内容をご覧いただけます。 ブ…
吉岡洋教授が、2017年1月26日から30日にかけて、スペインとポルトガルの3都市で3つの講演を行いました。 ◆マドリードの国際美術フェスティバル「Publica 17」で講演 1月26日・27日にスペイン・マドリードで開催された大規模な国際美術フェスティバル「Publica 17」が開催されました。世界各国から芸術の専門家が集まり、シンポジウム、ワークショップ等が行われ、吉岡教授は初日、「H…
2017年3月11日、石川県金沢市で開催される「第12回京都大学附置研究所・センター シンポジウム」で吉岡洋教授が講演します。また、吉川左紀子センター長が後半に行われるパネルディスカッションで司会を務めます。 京都大学には20の附置研究所と研究センターがあり、それらの研究成果を社会に還元する目的で、2005年度より毎年1回、全国の主要都市においてシンポジウムを開催しています。12回目となる今回…
京都大学東京オフィスでは、関東地域在住の社会人を対象に毎月1回「京都大学丸の内セミナー」を実施しています。2017年3月3日、こころの未来研究センターの小村豊教授(神経科学、認知心理学)が「意思決定の脳科学」というテーマで講演します。 参加申込は京都大学研究連携基盤のウェブサイトで受付中(先着順)。多くの方のご参加をお待ちしています。 第80回 京都大学丸の内セミナー 「意思決定の脳科学」 小…
河合俊雄教授が2016年12月10日、韓国・ソウル市のソウル市立大学で開催された第19回箱庭療法学会で講演しました。 「Various developmental disorder and sandplay」というタイトルで河合教授は、近年の発達障害の増加とその多様性を、臨床的視点および社会文化的観点から捉えると共に、心理療法での変化のポイントについて話しました。 イメージ機能が弱いとされて…
広井良典教授が12月8日に立命館大学で行われた立命館大学稲盛経営哲学研究センター主催第2回国際シンポジウム「稲盛経営哲学に基づく社会の実現に向けて」で基調講演を行いました。 今回のシンポジウムでは、楊壮・北京大学国家発展研究院教授の「稲盛経営哲学の中国起業家への影響 An Empirical survey of key Inamori Management Philosophy adopted…
広井良典教授が「第8回 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会~つなげよう人と地域、めざそう夢のあるまちづくり」in 福井(2016年11月27日)で基調講演を行いました。 同全国大会は、2005年に宇都宮市で開催されたのを皮切りに、京都市、横浜市、東京都等においてこれまで7回開催されてきており、車に過度に依存した交通体系からの脱却、公共交通を柱とした交通体系への転換を基本的な方向にすえて市民…
2016年11月2日、奈良県立奈良高等学校で開催された平成28年度創立記念講演会で河合俊雄教授が講演を行いました。 同校では毎年、様々な業界で活躍する卒業生の著名人を迎えて講演会を開催しています。河合教授は、「こころの病と対処法・今昔」と題して、こころの病と近代の心理療法の成立についての概略を話すと共に、こころにまつわる症状が時代によってどのように変遷してきたのかについて、現役高校生に向けてお…
広井良典教授が、2016年11月12日に麗澤大学(千葉県柏市)にて開催された地球システム・倫理学会第12回学術大会シンポジウムで報告を行いました。 同学術大会では、午前の自由論題発表、午後の中西進氏(高志の国文学館館長)による「日本人と「無」」と題する基調講演に続いてシンポジウムが行われ、中村桂子氏(JT生命誌研究館館長)、広井教授、薗田綾子氏(株式会社クレアン代表取締役社長)、秋山知宏氏(東…
広井良典教授が、2016年11月5日・6日につくば国際会議場(茨城県つくば市)で行われた世界鍼灸学会連合会(WFAS, World Federation of Acupuncture-Moxibustions Societies)学術大会で「持続可能な医療と統合医療・鍼灸への期待 Sustainable Health Care and the Expectations to Acupunctur…
畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が、2016年10月28日に公益財団法人大阪府学校給食会主催による「平成28年度栄養教諭支援セミナー」で大阪府内の栄養教諭、学校栄養職員の方々を対象に講演を行いました。 <講演内容> 発達の問題を抱えるお子さんに対する食育、お子さんや保護者の方との関わり方、理解の仕方について、上廣こころ学研究部門の「子どもの発達障害への心理療法的アプローチ」プロジェクトの成…
河合俊雄教授が、2016年10月30日に開催された第4回河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会 公開インタビュー『河合雅雄に聞く-弟・河合隼雄の宇宙:自然、サイエンス、物語』(稲盛財団記念館大会議室)に登壇しました。河合隼雄京大名誉教授の思い出を兄である河合雅雄京大名誉教授が語るイベントで、河合教授は聞き手を務め、山極壽一京大総長をはじめとする多くの聴講者が集いました。(写真提供:河合隼雄財団) 河…
2016年10月15日、16日、帝塚山学院大学(大阪府堺市)で日本箱庭療法学会第30回大会が開催され、河合俊雄教授が公開シンポジウムに登壇し、畑中千紘助教、梅村高太郎研究員らがそれぞれ研究発表を行いました。また、梅村研究員が同大会にて「第17回日本箱庭療法学会河合隼雄賞」を受賞しました(受賞に関する記事はこちら)。 シンポジウム、各発表の概要は以下の通りです。 1. 30回記念ケースシンポジウ…
2016年10月15日、16日、帝塚山学院大学(大阪府堺市)で日本箱庭療法学会第30回大会が開催され、河合俊雄教授が公開シンポジウムに登壇し、畑中千紘助教、梅村高太郎研究員らがそれぞれ研究発表を行いました。また、梅村研究員が同大会にて「第17回日本箱庭療法学会河合隼雄賞」を受賞しました(受賞に関する記事はこちら)。 シンポジウム、各発表の概要は以下の通りです。 1. 30回記念ケースシンポジウ…
2016年10月7日・8日に静岡県浜松市で開催された第39回日本精神病理学会大会で河合俊雄教授が教育講演を行いました。 タイトルは「自閉症スペクトラム障害への心理療法の試みと時代性」で、自閉症スペクトラム障害の増加について、時代背景から読み解くと共に、社会構造の弱まりと共に発達が「非定型化」していることを指摘しました。子どもの描画の発達を見ても、時代を経るに連れ、従来の発達段階とは異なる変化を…
広井良典教授が、2016年9月12日〜14日に東京大学で行われた日仏国際会議「Innovation beyond Technique」で報告を行いました。 同会議は、フランス国立科学センター(CNRS)、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)日仏財団、科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)が共催したもので、3名の基調報告者(村上陽一郎、原山優子、レオニダス・ピ…
河合俊雄教授が、2016日9月4日に横浜市のパシフィコ横浜で開催された「日本心理臨床学会 第35回秋季大会」のプレコングレス:シンポジウム1に指定討論者として登壇しました。 大会初日のメインホールにて一般公開で行われたプレコングレスは、「文化のトラウマとその癒し・世界における心理療法家のアプローチ」をテーマとし、ユング派分析家で国際分析心理学会倫理委員長の Ann Casement氏が基調講演…
河合俊雄教授が、2016年9月15日に奈良県天理市の天理大学で開催された「第34回いのちの電話相談員全国研修会なら大会」で基調講演をおこないました。「アウトリーチとしての心理療法と現代のこころ」という演題でした。 いのちの電話と心理療法は、話を聞くことによって相手を支える機能をもつものという共通点がありましたが、現在では、ある意味でより近くなってきているところがあります。それは、元々クローズド…
広井良典教授が、2016年8月30日に横浜市で開催された第6回「環境未来都市」構想推進フォーラムでコーディネーターを務めました。 「環境未来都市」構想推進国際フォーラムは、国内外の各都市や有識者が参加し、世界共通の課題である環境問題と超高齢化の課題解決に向けて議論する国際会議です。第6回目になる今回のテーマは「地方創生に向けた『まちづくり』~誰もが暮らしたいまち~」で、内外から約800名の参加…
2016年10月30日、第4回河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会「公開インタビュー 河合雅雄に聞く 弟・河合隼雄の宇宙:自然、サイエンス、物語」が、稲盛財団記念館3階大会議室で開催されます。河合隼雄財団の代表理事を務める河合俊雄教授が、インタビューの聞き手として登壇します。 講演会の詳細・申し込み方法は、同財団のウェブサイトに掲載されています。下記リンク先をご覧ください。 一般財団法人河合隼雄…
2016年8月20日・21日、日本遊戯療法学会第22回年次大会が奈良県天理市の天理大学で開催され、初日の公開シンポジウム「発達障害と遊戯療法」(於:陽気ホール)で、河合俊雄教授がシンポジストとして登壇しました。 河合教授は「発達障害の見立てと遊戯療法における転機」というタイトルで発表しました。これは上廣こころ学研究部門・子どもの発達障害への心理療法的アプローチの成果をもとにしたものです。 発…
広井良典教授が、理事を務める日本医療政策機構(HGPI)のフォーラムで「持続可能な医療とこれからの社会構想」と題する講演を行いました(2016年8月3日、千代田区・大手町フィナンシャルシティグランキューブ3F Global Business Hub Tokyo)。 (写真提供:日本医療政策機構) 日本医療政策機構(代表理事:黒川清政策研究大学院大学客員教授)は、医療政策に関する調査研究や政策提…
2016年8月20日から9月4日まで、京都市中京区の京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで、グループ展「通りぬけフープ」(主催:京都市立芸術大学)が開催されています。本展覧会では、8名の作家による様々な「通過すること」の形を鑑賞することができます。 8月27日(土)14時からは、吉岡洋教授がゲストとして登壇するトークイベントが開催されます。「通りぬけフープ」のタイトルに含まれる”通…
広井良典教授が日本学術会議・看護学分科会の公開シンポジウム「ケアサイエンスとは何か、その必要性を議論する」で報告をおこないました(2016年7月23日、お茶の水女子大学)。 広井教授と並んで報告をおこなったのは上野千鶴子・立命館大学大学院特別招聘教授と西村ユミ・首都大学東京大学院教授で、それぞれ「公共政策、科学哲学の視点から見たケアサイエンス」「当事者学の視点から見たケアサイエンス」「看護学、…
吉岡洋教授が、韓国のソウル大学で開催される第20回国際美学会議(20th International Congress of Aesthetics, July 24 – 29, 2016)に登壇します。 大会テーマは「美学とマスカルチャー “Aesthetics and Mass Culture”」です。吉岡教授は本国際学会の副事務局長を務めており、大会では…
広井良典教授が顧問を務める「幸せリーグ」(住民の幸福実感向上を目指す基礎自治体連合)実務者会議で「人口減少社会を希望に――幸福度指標とこれからの日本社会」と題する講演等をおこないました(7月8日、日暮里サニーホール)。 「幸せリーグ」は、幸福度指標の策定あるいは関連する政策を進めている全国の自治体が作っているネットワークで、2016年7月現在95の市町村が加盟しており、東京都荒川区が事務局を務…
河合俊雄教授、畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)、梅村高太郎研究員が、2016年6月11日・12日に学習院大学(東京都豊島区)で開催された日本ユング心理学会第5回大会に登壇しました。 河合教授は、11日のプレコングレスのシンポジストを務め、12日の研究発表の指定討論をおこないました。プレコングレスでは、学習院大学教授で民俗学者の赤坂憲雄氏が、「海の彼方より訪れしものたち」という題で講演し、そ…
熊谷誠慈准教授が、2016年6月19日から25日にかけてノルウェー・ベルゲン大学で開催された第14回国際チベット学会に参加しました。6月22日には、熊谷准教授主催の研究部会「Buddhism, culture and society in Bhutan」がおこなわれ、各国の研究者らがブータンの社会、文化に関する研究発表と討論をおこないました。 Panel7 – Buddhism, cu…
吉岡洋教授が美術分野担当リーダーを務める「第3回京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム 未来への窓―バイオ・メディカルテクノロジー、数学、美術の眼を通して―」が2016年7月9日・10日、京都大学百周年時計台記念館で開催されます。 同シンポジウムは、京都大学の主催、公益財団法人稲盛財団の共催により、2014年から開催している国際シンポジウムです。京都賞の3部門12分野のうち,毎年、2年後の京…
2016年6月4日、京都伝統文化の森推進協議会第16回公開セミナー「森を活かす」が、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室で開催されます。こころの未来研究センターが後援するセミナーで、広井良典教授、吉岡洋教授が講演をおこない、司会進行は鎌田東二上智大学グリーフケア研究所特任教授(2015年度までこころの未来研究センター教授)が務めます。 現在、参加者を募集中です(無料、要申込)。下記をご覧のうえ、…
2016年4月23日、河合俊雄教授が米国・カリフォルニア州サンタバーバラ近郊のPacifica大学院の40周年記念シンポジウムで講演し、翌24日、ロサンゼルスのユング研究所での公開講座で講義をおこないました。 講演、講義は英語でおこなわれました。畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)によるまとめをご紹介します。 Pacifica大学院でのシンポジウムは”Climates of Ch…
吉岡洋教授が会長を務める日本記号学会の第36回大会が、2016年5月21日(土)、22日(日)に大阪大学吹田キャンパスで開催されます。 「Bet or Die 賭博の記号論」というテーマで、両日に渡り3つのセッションと学会員による研究発表がおこなわれます。吉岡教授は、2日目の分科会Aで司会を務めます。 学会非会員も参加可能です(有料・資料代500円)。詳細は、下記リンク先をご覧ください。 日…
「岩手の幸福に関する指標」研究会(第1回)が4月28日に盛岡市で開かれ、同研究会のアドバイザーを務める広井良典教授が、「幸福度指標をめぐる課題」と題する報告をおこないました。 同研究会は岩手県庁が設けたもので、「岩手県政の推進に当たり、物質的なゆたかさに加え、岩手ならではの生き方やゆたかさにも着目すること、個人の幸福と集団全体の幸福の関係性といった視点を踏まえることが重要」との基本認識に立ち、…
2016年8月30日、河合俊雄教授が京都国際会館で開催されるIAAP(国際分析心理学会)京都大会内のイベント「佐渡裕さんにきく河合隼雄の思い出 with スーパーキッズ・オーケストラ ミニコンサート」に登壇し、指揮者の佐渡裕氏へのインタビューの聞き手となります。 IAAP(国際分析心理学会)は、世界のユング派分析家が所属する国際団体です。3年に1度定期大会が開催され、この度、2016年8月28…
広井良典教授が、二宮尊徳生誕の地である神奈川県小田原市(小田原市民会館)で2016年4月24日に開かれた「協同の力で地域を創る」と題する集会で報徳思想とコミュニティ経済について講演しました。講演に続いて、加藤憲一小田原市長(京都大学出身)との間で「相互扶助の文化と経済が拓く、持続可能な地域づくり」をテーマに対談がおこなわれました。 小田原市は、報徳思想の考え方を市民主体の自然エネルギー事業に活…
NHKカルチャー京都教室では、2016年4月より全6回の講座「京都の美を探る~アートの達人になるために」が始まりました。5月13日(金)は、吉岡洋教授が講座を担当し、「京都のアートについて」をテーマにレクチャーします。 受講者を現在募集中(※有料)です。興味のある方は、下記リンク先のNHKカルチャー講座ページをご覧ください。 NHKカルチャー京都教室「京都の美を探る~アートの達人になるために」…
日本遊戯療法学会第22回年次大会が、2016年8月20日・21日に天理大学(奈良県天理市)で開催されます。初日におこなわれる公開シンポジウム「発達障害と遊戯療法」(於:陽気ホール)において、河合俊雄教授がシンポジストとして登壇します。 当日は、公開基調講演として宗教学者の山折哲雄氏による「遊びと祈り」というテーマでの講演もおこなわれます。現在、一般参加者と学会員の参加を募集中です。詳しくは、下…
2016年5月10日より全8回に渡り、龍谷大学響都ホール(京都駅前アバンティ9階/京都市下京区)にて、龍谷大学と上智大学グリーフケア研究所の共催、こころの未来研究センターの協力で「グリーフケア公開講座 悲しみを生き抜く力」が開催されます。第7回目となる6月28日には、2016年3月までこころの未来研究センター教授を務めた鎌田東二上智大学グリーフケア研究所特任教授がレクチャーします。 講座の参加…
熊谷誠慈准教授(上廣こころ学研究部門)が、2016年4月6日に京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールで開催される「京都大学春秋講義(平成28年度 春季講義) 宗教と平和」で講演をおこないます。 春秋講義は、京都大学における知的資源を広く学内外の人々に伝えるために、一般の方に無料開講しています。今回、熊谷准教授の講演テーマは「仏教は平和に寄与しうるか?ーブータンの事例を中心に」です。仏教学を…
清家理助教が、「第11回認知症フォーラム -認知症ケアの今後-」(2016年3月16日/ウインクあいち大ホール・名古屋市/主催:認知症介護研究・研修大府センター)ならびに「国立長寿医療研究センター公開講座 最期までよりよく生きるために必要なこと」(2016年3月24日/大府市役所/主催:国立長寿医療研究センター)で講演しました。 認知症フォーラムでは「認知症ケアは九転十起 -認知症をもつ人およ…
清家理助教が2015年10月23日、兵庫県立須磨友が丘高校で講演をおこないました。 1年生を対象とする総合学科科目「産業社会と人間」において、学問と社会のつながりを知ることで将来への意識を高める目的で開催されました。清家助教は「ココロの学問で “ココロの象使い”になれる? ー心理学・社会福祉学・医学からアプローチしてみるー」というテーマで、人間のこころをケアする仕事と学…
京都市左京区の恵文社一乗寺店COTTAGEで、3月25日に「鎌田東二さよならトークライブ」が開催されます。 2016年3月末で京都大学こころの未来研究センターを退職する鎌田教授が、一夜かぎりのワンマントークライブでこれまでの研究人生を振り返るとともに、オリジナルソングを披露します。 問い合わせ、お申し込みは、下記リンク先の恵文社のウェブページをご覧ください(※こころの未来研究センターの開催で…
内田由紀子准教授が、2015年12月19日に徳島市のあわぎんホール徳島県郷土文化会館で開催された京都大学地域講演会(徳島講演会)で講演しました。 京都大学地域講演会は、京大の学術知見や研究成果を広く社会に還元すべく大学本部が開催しています。徳島県でおこなわれた今回は、内田准教授が「地域の幸福と健康を考える:社会心理学からのアプローチ」と題して講演し、山極壽一総長と対談しました。講演についての詳…
河合俊雄教授が2015年12月4日〜7日、イタリア・ローマで開催された学会「Analysis and Activism: Social and Political Contributions of Jungian Psychology」(分析とアクティヴィズム:ユング心理学の社会・政治的な寄与)の第2回大会で発表をおこないました。 学会はユング心理学の立場からの社会・政治参加をテーマとしたもの…
鎌田東二教授が、2016年1月14日に京都市左京区の恵文社COTTAGE(コテージ)で開催される大重潤一郎監督作 『黒神』上映会&トークイベントに登壇します。 2015年7月に亡くなられた大重潤一郎監督処女作『黒神』(1970年制作)の上映会を行います。デビュー作である『黒神』から遺作『久高オデッセイ』まで、一貫して自然への恐れと尊敬、現代社会に生きる私たちの営みへの反省、そしてそれでもいのちを…
吉川左紀子センター長が、2015年11月22日に京都府民総合交流プラザ京都テルサで開催された第35回近畿作業療法学会(主催:近畿作業療法士連絡協議会)で講演しました。 近畿地方で作業療法士として活動する会員を対象とした学会で、本年度は「次世代につなぐ、次世代を担う」というテーマのもと、講演、セミナー、口述発表、ポスター発表などがおこなわれました(参加者643名)。 吉川センター長は『心理学か…
船橋新太郎教授が、学習院大学(東京都豊島区)で開催された第5回日本情動学会(主催:日本情動学会/2015年11月29日)で研究発表をおこないました。「情動のイメージ表現」という大会テーマの本学会にて、船橋教授は、一般口演(1)〜(5)の座長を務めたほか、「質感の変化による先行性の変化と前頭葉眼科部の役割」という演題にて発表しました。 [開催ポスター] 平成27年 第5回日本情動学会 | 日本情動…
鎌田東二教授が、日本科学未来館(東京都江東区)で開催された日本未来学会2015年大会(主催:日本未来学会/2015年11月22日)で講演しました。 「人間に未来はあるか」という大会テーマの本学会にて、鎌田教授は、「【セッション2】人間はなぜ生きるのか ~ センテナリアン(100歳人)の時代」に登壇。「生死のエッジをどう捉えるか~『翁童』論からの提言」という演題で、みずからが提唱する「スパイラル…
吉川左紀子センター長が、2015年11月22日に京都府民総合交流プラザ京都テルサで開催された第35回近畿作業療法学会(主催:近畿作業療法士連絡協議会)で講演しました。 近畿地方で作業療法士として活動する会員を対象とした学会で、本年度は「次世代につなぐ、次世代を担う」というテーマのもと、講演、セミナー、口述発表、ポスター発表などがおこなわれました(参加者643名)。 吉川センター長は『心理学か…
鎌田東二教授の著書『超訳 古事記』(ミシマ社)を原作とする舞台『古事記~天と地といのちの架け橋~』が、東京ノーヴィ・レパートリーシアター(TNRT)によって、2015年11月18日、東京の梅若能楽堂で上演されました。当日の上演前には、特別企画として、鎌田教授と本作の演出家であるレオニード・アニシモフ氏による対談がおこなわれました。 本作は2015年3月に上演され、今秋、「ロシア文化フェスティバ…
2015年11月22日(日)、日本科学未来館(東京都江東区)で開催される「日本未来学会 2015年大会」に、鎌田東二教授が登壇します。大会テーマは「人間に未来はあるか」です。 鎌田教授は、午後におこなわれる「【セッション2】人間はなぜ生きるのか ~ センテナリアン(100歳人)の時代」において発表をおこない、小野直哉未来工学研究所主任研究員、長谷川敏彦元日本医大教授らと共に討論します。 詳細・…
2015年11月22日(日)、日本科学未来館(東京都江東区)で開催される「日本未来学会 2015年大会」に、鎌田東二教授が登壇します。大会テーマは「人間に未来はあるか」です。 鎌田教授は、午後におこなわれる「【セッション2】人間はなぜ生きるのか ~ センテナリアン(100歳人)の時代」において発表をおこない、小野直哉未来工学研究所主任研究員、長谷川敏彦元日本医大教授らと共に討論します。 詳細・…
河合俊雄教授が、2015年10月21日から23日にマカオ大学(中国・マカオ)で開催された「The Seventh International Conference of Analytical Psychology and Chinese Culture : Confronting Collective Trauma: Archetype, Culture and Healing」で講演しました。…
河合俊雄教授が2015年10月10日・11日に東北福祉大学(宮城県仙台市)でおこなわれた日本箱庭療法学会第29回大会の一般公開シンポジウム「”ゆらぎの物語”を創る」に登壇しました。 シンポジウムの第一部では「おもかげ復元師」としても知られる笹原留以子さんがご自身のお仕事をもとに講演され、第二部では3名のシンポジスト(河合教授、田中康裕教育学研究科准教授、宮城県石巻高等学…
畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が、2015年10月10日・11日に東北福祉大学(宮城県仙台市)で開催された日本箱庭療法学会第29回大会において、「身体的違和感を訴える女性の夢の展開-外的な語りとイメージの関連に着目して-」と題する研究発表をおこないました。 近年、心理療法場面においても内面が語られにくい事例が増えていることが指摘されていますが、本研究発表では、身体的な訴えが繰り返される事…
梅村高太郎研究員が、2015年10月10日・11日に東北福祉大学(宮城県仙台市)でおこなわれた日本箱庭療法学会第29回大会において「青年期女子における心身症と家屋画・室内画との関連――内的世界および外的環境との関わり方に注目して」と題する研究発表をおこないました。 この発表では、女子大学生を対象とした家屋画・室内画を用いた調査に基づき、心身症疾患を抱えた青年期女子の心理的特徴について検討しまし…
2015年10月10日・11日に東北福祉大学(宮城県仙台市)でおこなわれた日本箱庭療法学会第29回大会において、上廣こころ学研究部門のプロジェクト「発達障害の子どもへの心理療法的アプローチ」の成果を2つの研究発表として発表しました。 「発達障害とは見立てられない子どものプレイセラピー(1)」では、これまでプロジェクトで受け容れた事例の見立てと発達検査の結果を総合的に分析し、発達障害と診断を受け…
清家理助教が、2015年10月2日〜4日に青森市で開催された第34回日本認知症学会学術集会で講演しました。 「Alzheimer’s Disease 今後の展望」というテーマでおこなわれ、清家助教は10月4日の「認知症診療ホットトピック 認知症医療・介護の現在と未来」というプログラムにおいて、「介護者の介護負担軽減へのアプローチ」という演題にて講演。介護者のこころ、からだ、生活にお…
2015年11月2日(月)〜3日(火)、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催される「地球システム・倫理学会 第11回学術大会 一般財団法人京都フォーラム25周年+0G(ゼロ世代)産学共働フォーラム」に、鎌田東二教授がパネリストとして登壇します。鎌田教授は、2日におこなわれるシンポジウム「ともに道をひらく」において「道開きと『おひらきまつり』の2つの意味」と題した発表をおこない、服部英二地球…
2015年11月2日(月)〜3日(火)、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催される「地球システム・倫理学会 第11回学術大会 一般財団法人京都フォーラム25周年+0G(ゼロ世代)産学共働フォーラム」に、鎌田東二教授がパネリストとして登壇します。鎌田教授は、2日におこなわれるシンポジウム「ともに道をひらく」において「道開きと『おひらきまつり』の2つの意味」と題した発表をおこない、服部英二地球…
鎌田東二教授が、2015年9月11日〜13日に高野山大学(和歌山県)でおこなわれた日本スピリチュアルケア学会2015年度第8回学術大会定義構築ワークショップで発表をおこないました。 「スピリチュアルケアの理解とその定義」というテーマでおこなわれた同学会2日目の定義構築ワークショップにおいて指定発表者として登壇した鎌田教授は、この夏、自身が二人の同志的な友人(逝去映画監督の大重潤一郎氏と大重監督…
2015年10月14日に筑波大学で開催される「京都大学・筑波大学共催特別シンポジウム:日本文化を根もとから考える ー心、言葉、ワザ、身体、形ー」に鎌田東二教授が登壇します。シンポジウムは、鎌田教授が研究代表者を務める「身心変容技法研究会」の分担研究者である津城寛文筑波大教授が企画したものです。鎌田教授は、共催者代表としての挨拶と共に、「日本文明の創造力――こころとからだ、ことばとかたち、わざとち…
2015年10月14日に筑波大学で開催される「京都大学・筑波大学共催特別シンポジウム:日本文化を根もとから考える ー心、言葉、ワザ、身体、形ー」に鎌田東二教授が登壇します。シンポジウムは、鎌田教授が研究代表者を務める「身心変容技法研究会」の分担研究者である津城寛文筑波大教授が企画したものです。鎌田教授は、共催者代表としての挨拶と共に、「日本文明の創造力――こころとからだ、ことばとかたち、わざとち…
鎌田東二教授が、2015年9月11日〜13日に高野山大学(和歌山県)でおこなわれた日本スピリチュアルケア学会2015年度第8回学術大会定義構築ワークショップで発表をおこないました。 「スピリチュアルケアの理解とその定義」というテーマでおこなわれた同学会2日目の定義構築ワークショップにおいて指定発表者として登壇した鎌田教授は、この夏、自身が二人の同志的な友人(逝去映画監督の大重潤一郎氏と大重監督…
鎌田東二教授が製作を務めた大重潤一郎監督作品『久高オデッセイ第三部風章』上映&トークイベント【第2回】が、2015年10月1日、京都市左京区の恵文社一乗寺店で開催されます。8月の第1回に定員を大きく上回る申込があったため、ご要望にお応えしての第2回開催です。前回、参加できなかった方は、ぜひこの機会に早めに主催者までお申し込みください。 □イベントについて 『久高オデッセイ第三部風章』は、201…
吉川左紀子センター長が、2015年7月25日に北海道大学で開催された作業療法神経科学研究会第一回学術集会において、「基礎科学の知と実践知をつなぐ:作業療法への期待」というテーマで基調講演をおこないました。当日は、作業療法学の研究者、臨床作業療法士など約50人が集まり、研究成果の共有と意見交換および交流がおこなわれました。 以下に、石岡俊之大会長(埼玉県立大学保健医療福祉学部)による大会の報告文…
河合俊雄教授が、2015年10月12日に河合隼雄財団の主催する「第3回河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会」で谷川俊太郎さんと対談します。会場は、こころの未来研究センターのある稲盛財団記念館3階大会議室です。 当日は、詩人・谷川俊太郎さんが詩の朗読とトークをおこない、司会進行と聞き手を財団の代表理事でもある河合教授が務めます。河合隼雄京都大学名誉教授と日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんは、共著や講…
河合俊雄教授が、2015年10月12日に河合隼雄財団の主催する「第3回河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会 詩の朗読とインタビュー『谷川俊太郎さんに聞く-河合隼雄との思い出』」に登壇します。会場は、こころの未来研究センターのある稲盛財団記念館3階大会議室です。 当日は、谷川俊太郎さんが詩の朗読とトークをおこない、司会進行と聞き手を財団の代表理事でもある河合教授が務めます。河合隼雄京都大学名誉教授と…
鎌田東二教授が製作を務めた大重潤一郎監督作品『久高オデッセイ第三部風章』上映&トークイベントが、2015年8月27日、京都市左京区の恵文社一乗寺店で開催されます。 『久高オデッセイ第三部風章』は、2015年7月22日に69歳で亡くなった大重監督の遺作となりました。恵文社一乗寺店での上映&トークイベントでは、映画完成から旅立ちまで大重監督に寄り添った鎌田教授が登壇し、神の島と呼ばれる久高島で懸命…
鎌田東二教授が製作を務めた大重潤一郎監督作品『久高オデッセイ第三部風章』上映&トークイベントが、2015年8月27日、京都市左京区の恵文社一乗寺店で開催されます。 『久高オデッセイ第三部風章』は、2015年7月22日に69歳で亡くなった大重監督の遺作となりました。恵文社一乗寺店での上映&トークイベントでは、映画完成から旅立ちまで大重監督に寄り添った鎌田教授が登壇し、神の島と呼ばれる久高島で懸命…
吉川左紀子センター長が、2015年7月25日に北海道大学で開催された作業療法神経科学研究会第一回学術集会において、「基礎科学の知と実践知をつなぐ:作業療法への期待」というテーマで基調講演をおこないました。当日は、作業療法学の研究者、臨床作業療法士など約50人が集まり、研究成果の共有と意見交換および交流がおこなわれました。 以下に、石岡俊之大会長(埼玉県立大学保健医療福祉学部)による大会の報告文…
2015年6月7日、京都大学芝蘭会館(山内ホール)にて開催されたプレゼンテーションイベント TEDxKyotoUniversity で、熊谷誠慈准教授(上廣こころ学研究部門)がスピーカーとして登壇しました。 TEDxKyotoUniversity には、山極寿一京大総長をはじめ、学術、エンターテイメント、アートなど様々な分野で活躍するスピーカーが参加し、プレゼンテーションをおこないました。熊谷…
2015年7月9日〜12日、アメリカ・コネチカット州のイェール大学で開催された “4th Joint Conference of the IAAP and the IAJS” で河合俊雄教授が全体会で講演、畑中千紘助教が分科会で発表しました。 同カンファレンスは、ユング派分析家の学会・組織である国際分析心理学会(International Association for…
吉川左紀子センター長が、2015年7月25日に北海道大学で開催される作業療法神経科学研究会第一回学術集会で基調講演をおこないます。 作業療法神経科学研究会は、臨床作業療法士と作業療法学を礎とした基礎研究者による研究会で、関連分野の研究者による研究成果の共有と意見交換の場として開催されます。吉川センター長は、こころの未来研究センターで取り組んできた研究事例を紹介し、基礎研究の知見と作業療法の実践…
センターに滞在中の Vinai Norasakkunkit 特別招へい教員による集中講義(「英語で学ぶ全学共通科目 “Culture and Mental Health”」/京都大学国際高等教育院)が、2015年8月3日〜12日の日程でおこなわれます。対象学生は京都大学の学生(全回生・院生も可)です。 Culture and Mental Health Vinai Nor…
2015年6月6日・7日、京都文教大学で開かれた日本ユング心理学会第4回大会において、河合俊雄教授が「東アジアのユング派心理療法」という国際シンポを企画し、台湾の心理療法家による箱庭事例のシンポジウムの司会・シンポジストを務めました。 台湾の事例は、性的非行の少女のものでしたが、箱庭療法の有効性を示すものでした。また中国、韓国のコメンターの発言は象徴解釈が多く、日本におけるイメージそのものを大…
センターに滞在中の Vinai Norasakkunkit 特別招へい教員による集中講義(「英語で学ぶ全学共通科目」/京都大学国際高等教育院)が、2015年8月3日〜12日の日程でおこなわれます。”Culture and Mental Health”というテーマで、対象学生は京都大学の学生(全回生)です。 Culture and Mental Health Vinai N…
京都大学東京オフィス(東京都港区)は、2015年7月9日、16日、23日、30日の4日間、連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ18を開催します。その第3回目にあたる7月23日にカール・ベッカー教授が登壇します。 今回の連続講演会は「生命・いのち -誕生から死まで-」というテーマでおこなわれます。ベッカー教授は、「『生老病死』に活きる日本人の経験智」 というテーマで、長年に渡る日本人の死生…
鎌田東二教授が製作を務めた大重潤一郎監督作品「久高オデッセイ第三部風(ふう)章」がクランクアップし、2015年7月5日に東京両国のシアターX(カイ)にてNPO法人東京自由大学主催による完成上映会がおこなわれます。当日は、「神の島」と呼ばれる久高島の人々の暮らしや自然、神との共存を記録した映画の三部作全編を上映し、鎌田教授が司会を務めるシンポジウムもおこなわれます。 現在、予約受付中(要予約/有…
船橋新太郎教授がオーガナイザーを務める「第38回日本神経科学大会サテライトシンポジウム/日中合同シンポジウム」(”Satellite Symposium of the 38th Annual Meeting of the Japan Neuroscience Society / Japan-China Joint Symposium for Understanding Cortica…
2015年5月21日、鎌田東二教授のワンマントーク&ライブが京都市左京区の書店、恵文社一乗寺店で開催されます。 恵文社一乗寺店は、アートイベントや展覧会など様々な催しがおこなわれている人気の書店です。当日は、鎌田教授によるトークに加えて、神道ソングライターとしての演奏もあるそうです。詳細ならびにお申し込み方法は、下記リンク先をご覧ください。 あるときは宗教学者、あるときは大学の先生、またあると…
2015年5月21日、鎌田東二教授のワンマントーク&ライブが京都市左京区の書店、恵文社一乗寺店で開催されます。 恵文社一乗寺店は、アートイベントや展覧会など様々な催しがおこなわれている人気の書店です。当日は、鎌田教授によるトークに加えて、神道ソングライターとしての演奏もあるそうです。詳細ならびにお申し込み方法は、下記リンク先をご覧ください。 あるときは宗教学者、あるときは大学の先生、またあると…
鎌田東二教授が2015年4月22日、韓国の全羅南道順天市にある国立順天大学校で講義をおこないました。鎌田教授は、同大学校の人文芸術大学日本語日本文化学科の招へいにて、約70名の学生に向け「アジア共同体論-アジア的思惟方式から考えるアジア共同体の未来」(通訳:韓正美氏・檀国大学日本研究所学術研究教授)という演題にてレクチャーをおこない、日本文化研究者や学生らと討論・交流しました。 今回の韓国訪問…
2015年4月11日より北海道函館市の道立函館美術館にて展覧会「スサノヲの到来-いのち、いかり、いのり」(主催:足利市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会)が始まりました。鎌田東二教授は、昨年11月の足利市立美術館での講演に引き続き、本展覧会においても「スサノヲの時代」というタイトルにて開催初日の4月11日に講演をおこないました。また、本展覧会の展図録に解説記事「スサノヲという爆発ー放浪する翁…
河合俊雄教授が、第23回内分泌糖尿病心理行動研究会(2015年4月5日/於:グランフロント大阪)で講演をおこないました。 内分泌糖尿病心理行動研究会は、内分泌代謝領域全般における心理行動科学的アプローチに取り組む医療従事者の学際的交流の場として2004年に創設され、年2回の研究会を定期開催しています。23回目を迎えた研究会の全体テーマは「医療学」でした。 「医療学」とは、今回、特別講演をおこ…
畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が、2015年3月14日、母校の金沢大学附属高等学校でおこなわれた「同窓生による特別授業」で講演しました。 講演は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)事業の一環で開催されたもので、「北陸から世界を変えるグローバル・リーダーの育成」を目的に、異なる領域から4つの講演がおこなわれました。畑中助教は「こころを知り、こころとつきあう仕事とは」というタイトルで講…
第7回京都大学たちばな賞の研究者部門を受賞した内田由紀子准教授が、3月3日に京都大学楽友会館でおこなわれた授賞式に参列し、自身の取り組みを紹介する研究発表をおこないました。内田准教授は、学生部門を受賞した理学研究科の志達めぐみさんと共に山極壽一京都大学総長らから表彰を受け、「文化と幸福:日本における関係志向的幸福についての文化心理学的実証研究」という演題にて発表しました。 受賞した喜びと今後の…
京都大学附置研究所・センターでは、毎月1回、第1金曜日の夕方に、京都大学東京オフィス(JR品川駅前のインターシティー品川27階)で「品川セミナー」を開催しています。学問の最先端のようすを広く一般の方々にお届けするとともに、その声を直接お聴きするのが目的です。 2015年3月6日(金)、鎌田東二教授が品川セミナーで講演します。「神道と仏教から見た心のワザ学と日本文化」というテーマで、日本文化の「…
内田由紀子准教授が、第7回京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)を受賞しました。 京都大学では、若手の女性研究者の優れた成果を讃える制度として、平成20年度より「京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)」が創設され、毎年表彰しています。この度、内田准教授は京都大学のすべての分野の女性研究者から1名のみに授与される「研究者部門」を受賞。2015年3月3日に楽友会館でおこなわれる表彰式で山極総長から…
鎌田東二教授が研究代表者を務める「モノ学・感覚価値研究会」が主催する「悲とアニマ ー モノ学・感覚価値研究会アート分科会展」が、2015年3月7日から14日まで京都市上京区の北野天満宮で開催されます。同展は、現代アートの総合イベント「現代京都藝苑2015」のひとつに位置付けられています。 東日本大震災における「悲」をアニマ(霊魂・霊性)に触れることにより生きる力に変えようとの願いが企画意図に込…
2015年1月26日、男女共同参画推進センターの企画による「Women and Wishフォーラム 1」が芝蘭会館別館国際交流会館で開催され、内田由紀子准教授が話題提供者として参加しました。 男女共同参画社会の実現のための研究者支援のあり方や、現行の制度について考える同フォーラムでは、山極壽一総長が、新体制となった京都大学の「WINDOW構想」と男女共同参画推進活動への意気込みを話し、その後、…
「人体科学会 第24回大会」(主催/人体科学会、後援/こころの未来研究センター、協力/身心変容技法研究会)が、2014年11月29日と30日の2日間、稲盛財団記念館3階大会議室で開催されました。大会会長を務めた鎌田東二教授は、初日の一般シンポジウム「身心変容と脳科学〜瞑想・太極拳・整体を事例として」の第一部「身心変容のフィールド学」と、2日目の一般公開若手パネル「湯浅泰雄の問いかけたもの」におい…
2014年10月18日より足利市立美術館にて展覧会「スサノヲの到来-いのち、いかり、いのり」(主催:足利市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会)が始まりました。足利では12月23日まで開催され、その後、2015年秋まで各地の美術館で開催されます。鎌田東二教授は、本展覧会の展図録に解説記事「スサノヲという爆発ー放浪する翁童神のメッセージ」を寄稿し、11月9日には、展覧会の開催地である足利市立美術…
2014年11月27日に京都大学付属図書館1階ラーニング・コモンズで開催されるレクチャーシリーズ第4回 で熊谷誠慈准教授(上廣こころ学研究部門)が講師を務めます。 テーマは「チベット・ブータンの宗教文化研究の紹介 〜文献研究およびフィールド研究の両側面から〜」です。仏教がインドから他国へとどのように伝播し、受容され展開していったかを、熊谷准教授がおこなってきた文献学やフィールド研究などに基づき…
内田由紀子准教授が、ウィーン大学での招待講演ならびに第14回 International Conference of European Association for Japanese Studies学会(スロベニア・リュブリャナ)での基調講演をおこないました。 ウィーン大学では日本学研究所にて、「How do we construct happiness and social capital? …
カール・ベッカー教授が、9月27日に京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールで開催される「京都大学公開講座 春秋講義 生命と老化を考える」で講演をおこないます。 春秋講義は、京都大学における知的資源を広く学内外の人々に伝えるために、一般の方に無料開講しています。今回、ベッカー教授の講演テーマは「安心して終焉を迎える日本的な看取り:その準備、受容、意味」です。長年、日本人の死生観や死別の受容の…
京都大学東京オフィス連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ15 こころの未来 -私たちのこころは何を求めているのか-」が、東京港区の京都大学東京オフィスでおこなわれました。第4回目は、2014年6月25日、河合俊雄教授が「主体性は超えられるのか? -心理療法における揺らぎと超越」という演題で講演しました。当日は、内田由紀子准教授が司会進行とディスカッサントを務め、講演についての説明やセンター…
京都大学東京オフィス連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ15 こころの未来 -私たちのこころは何を求めているのか-」が、全4回に渡って港区の京都大学東京オフィスでおこなわれています。第3回目は、2014年6月11日、熊谷誠慈准教授(上廣こころ学研究部)が「求めるべき幸福とは -ブータンの国民総幸福政策とその根底に横たわる精神性」という演題で講演しました。当日は、吉川左紀子センター長が司会進…
京都大学東京オフィス連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ15 こころの未来 -私たちのこころは何を求めているのか-」が、全4回に渡って港区の京都大学東京オフィスでおこなわれています。第2回目は、2014年6月4日、阿部修士准教授(上廣こころ学研究部)が「自分の意思で決めるとはどういうことか? -心理学と脳科学の視点から」という演題で講演しました。当日は、河合俊雄教授が司会進行とディスカッサ…
第35回こころの未来セミナー「介護する家族と死別する遺族のこころを探る」を2014年6月3日、稲盛財団記念館3階大会議室で開催しました。 講師は現在、こころの未来研究センターの共同研究者として、京都の高齢者介護に努める家族についての研究に取り組んでいるジェイソン・デーンリ先生(Jason Danely)と、米国より来日した臨床心理士のジョン・ジョーダン先生(John Jordan)が務めました…
鎌田東二教授が、4月19日に新日本研究所主催のシンポジウム「土・火・水・空(そら)を問う~世界連邦都市綾部から」にコーディネーターとして登壇しました。その模様が京都新聞(4月20日付)、あやべ市民新聞(4月23日付)に掲載されました。 シンポジウムは、日本で初めて世界連邦都市宣言をした綾部市の市民ホールを会場に、混迷する社会の問題を見つめ、現代社会における宗教の役割を考えることを目的に開催され…
第4回ブータン文化講座が2月24日、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。今回は関西大学社会学部教授の草郷孝好先生をお迎えし、熊谷誠慈准教授(上廣こころ学研究部門)の司会進行で「ブータンの魅力とGNHの現在 ~世界はGNH社会を求めるのか~」というテーマで講演いただきました。 今や「GNH」(国民総幸福)という言葉は、ブータンという国の代名詞となっている感があります。第4回ブータン文化講座で…
1月13日、明治大学野生の科学研究所公開講座「南方熊楠の新次元」第3回が明治大学リバティホールにて開催され、河合俊雄教授が中沢新一氏(野生の科学研究所所長、明治大学特任教授)と対談しました。 「明恵と熊楠」がテーマとなった講座では、河合隼雄京大名誉教授の著書『明恵 夢を生きる』(講談社/1995年)で広く知られるようになった明恵上人と南方熊楠を題材に、中沢氏の講演の後、河合教授が登壇し、中沢氏…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団が、2月10日(月)、渋谷区の紀伊國屋サザンシアターにて「<河合隼雄物語賞・学芸賞>記念講演会 小川洋子×山極寿一公開対談」を開催します。 作家の小川洋子氏と山極寿一京都大学理学研究科教授が、『森に描かれた物語を求めて-ゴリラとヒトが分かち合う物語-』というテーマで対談します。小川氏は河合隼雄物語賞、山極教授は河合隼雄学芸賞の選考委員を務めています。 …
河合俊雄教授が、1月13日(月・祝)に開催される明治大学野生の科学研究所公開講座「南方熊楠の新次元」に登壇します。昨年11月から始まった連続講座の第3回で、「明恵と熊楠」というテーマで中沢新一氏(野生の科学研究所所長、思想家、人類学者)と対談します。 河合教授と中沢氏は2009年に『思想家 河合隼雄』(岩波書店)を共同編集し、2013年より創設された河合隼雄物語賞・学芸賞(河合隼雄財団)では中…
12月21日(土)、京都大学百周年時計台記念館にて、京都大学アカデミックデイ2013が開催されました。 ◎京都大学アカデミックデイ2013とは? 京都大学アカデミックデイは、「国民との科学・技術対話」支援事業の一環として毎年京都大学で開催されるイベントです。市民・学生・研究者、文系・理系を問わず、誰もが学問を楽しみ、その魅力について語り合うコミュニケーションの場を提供しています。 (京都大学学術…
船橋新太郎教授が大会長を務めた「第3回日本情動学会大会」が12月7日、稲盛財団記念館3階会議室で開催されました。本年度は「感情を探る」をテーマに、感情についての基礎理論を中心とする6つの講演と19の一般口演がおこなわれ、船橋教授が進行を務めました。 [DATA] 第3回日本情動学会大会『感情を探る』 ▽ 日時:平成25年12月7日(土)午前9時~午後6時 ▽ 場所:京都大学 稲盛財団記念館3階会…
こころの未来講演会『死別悲嘆を巡る』が、12月2日と5日、稲盛財団記念館大会議室でおこなわれました。 高齢化や自然災害、突然の出来事などで愛する人と死別したとき、その悲嘆からどうすれば立ち直れるのか?2011年に起こった東日本大震災を機に、いま「グリーフケア」(悲嘆のケア)の重要性が見直され、注目されています。今回の講演会は、長年、日本人の「生老病死」を見つめ続け、終末期医療や臨死体験、グリー…
■「天神さんの祭り」に込められた「ワザとこころ」を探る 11月23日、京都府と京都大学こころの未来研究センターの共同企画による「ワザとこころパートⅢ~天神信仰と天神の祭り」が、稲盛財団記念館大会議室でおこなわれました。 こころの未来研究センターでは、鎌田東二教授が中心となり「こころとモノをつなぐワザの研究」プロジェクトを様々な分野の研究者と共に進めています。「ワザとこころ」シリーズで開催してき…
京都府立図書館主催の『本を楽しむ、科学と遊ぶワークショップ:第四弾「つながり」をたどる』で福島慎太郎 研究員(上廣こころ学研究部門)が話題提供しました。 ▽ 日時:2013年9月21日(土曜日)13:00~16:30 ▽ 会場:京都府立図書館 3階マルチメディアインテグレーション室 ▽ 主催:京都府立図書館 ▽ 共催:井戸端サイエンス工房 「本を楽しむ、科学と遊ぶワークショップ」は、研究者からの話…
9月24日-26日の3日間、「身心変容技法の比較宗教学」国際シンポジウムを稲盛財団記念館3階大会議室にて開催しました。今回は、中国から国際的に著名な健身気功専門家であり、中医学、養生学専門家、峨眉丹医養生学十四代伝人、中医新九針療法学術継承人として世界で活躍する張明亮老師(通訳:山元啓子氏)をお招きし、連日に渡り講演ならびに実修指導を行っていただきました。全日程の司会進行は研究代表者の鎌田東二教…
河合俊雄教授が「第60回日本病跡学会総会」(2013年7月27・28日開催/大阪国際会議場)で「ユング『赤の書』シンポジウム」をコーディネートし、シンポジストとして登壇しました。 病跡学(びょうせきがく)は、傑出した歴史的人物を精神医学や心理学の知識を用いてその個性と創造性を研究し、疾病の意義を明らかにしようとする学問です。第60回を迎えた日本病跡学会総会では、南方熊楠、ドゥルーズ、モーツァル…
福島慎太郎研究員が、9月21日(土)に開催される京都府立図書館のワークショップ【本を楽しむ、科学と遊ぶワークショップ 第四弾 「つながり」をたどる】に話題提供者として参加します。 「本を楽しむ、科学と遊ぶワークショップ」は、研究者からの話題提供や参加者同士のコミュニケーションを通じて、ひとつのテーマに対して多様な角度から知識や考えを深め、より能動的な読書へのきっかけをつくることを目的とした場です…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団による「第一回河合隼雄物語賞・学芸賞」授賞式が2013年7月5日、京都ホテルオークラにて行われました。 第一回の物語賞受賞作は、作家の西加奈子氏の『ふくわらい』(朝日新聞出版)に決定。学芸賞は京大人文科学研究所准教授の藤原辰史氏の『ナチスのキッチン「食べること」の環境史』(水声社)が選ばれました。 受賞発表や受賞式の模様は、多くのメディアで紹介されま…
内田由紀子准教授が、7月19日・20日・21日に開催された「京都流議定書2013」(主催:京都流議定書2013イベント実行委員会、共催:京都市)のパネルディスカッションに登壇しました。 「こころが繋ぐ資本」というテーマのディスカッションに参加した内田准教授は、冒頭、こころの未来研究センターと自身の研究の紹介を行い、「研究活動を通して、人々のこころ、からだ、社会をつないでいきたい。ともすれば個人…
内田由紀子准教授が7月19日(金)から21日(日)に開催される「京都流議定書2013」(主催:京都流議定書イベント実行委員会、共催:京都市、於:ハイアットリージェンシー京都)の初日・シンポジウムのパネルディスカッションに登壇します。 「京都流議定書」は、「日本の縮図とも言える京都を研究し、その資産を分析し、その強みを皆で再認識して新たな価値創造を行ない、京都から日本を変え、日本独自の価値観を世…
清家理助教(上廣こころ学研究部門)が、7月15日に開催されるセミナー「認知症の予防と治療」(主催:杉浦地域医療振興財団、場所:京都テルサ)の第二部パネルディスカッション「多職種による認知症の困難事例の対応」に登壇します。 医療倫理学・社会福祉学を専門とする清家助教は、本年4月よりこころの未来研究センター・上廣こころ学研究部門の助教に着任し、終末期患者に対する支援や倫理的観点に基づく認知症介護改…
■変化する「所有感」とこころの病が映し出すもの。 6月15日、京都大学時計台100周年記念ホールで開催された日本ユング心理学会第2回大会プレコングレスに、河合俊雄教授がパネリストとして登壇しました。 河合隼雄京大名誉教授の七回忌記念を冠した第2回大会のプレコングレスでは、河合名誉教授との共著書『臨床とことば』(朝日文庫)があり親交の深かった哲学者の鷲田清一大谷大学教授が、「身殻と身柄―<ひと>…
鎌田東二教授が、6月6日に開催される公開セミナー「京都の庭園と庭 ~人と自然の調和~」(主催:京都伝統文化の森推進協議会、共催:京都市、後援:こころの未来研究センター 他)第2部のパネルディスカッションにコーディネーターとして登壇します。 「京都の庭園と庭 ~人と自然の調和~」 東山,北山,西山と三方を美しい山に山並みに囲まれ,豊かな自然の残る京都では,豊かな自然景観を借景として活かす作庭技術が…
第36回品川セミナーで、5月10日(金)にカール・ベッカー教授が講演しました。 ▽日時:2013年5月10日(金)17:30~ ▽場所:京都大学東京オフィス ▽講師:カール・ベッカー(こころの未来研究センター・教授) ▽『生老病死に対する日本人の経験智と自己決定』 「日本の伝統文化では、在宅で大家族に囲まれながら、死の看取りを行ってきました。ところが、過去数十年の間、死の看取りは在宅から病院、…
河合俊雄教授が、6月15日(土)・16日(日)に開催される日本ユング心理学会第2回大会初日のプレコングレスでシンポジストとして登壇します。 日本ユング心理学会の第2回大会は、「河合隼雄先生七回忌記念大会」として京大百周年記念時計台記念館で行われます。プレコングレスは一般公開シンポジウムの形で開催、「身殻と身柄――<ひと>をめぐって」というテーマで哲学者の鷲田清一大谷大学教授が講演し、続いて河合…
鎌田東二教授が、5月18日(土)に京大西部講堂で行われる「俳句、この不思議なるもの『京大俳句会』五十回 句会記念イベント in 西部講堂」で講演とライブ演奏を行います。 「俳句、この不思議なるもの 『京大俳句会』五十回 句会記念イベント in 西部講堂」 ▽日時:五月十八日(土) 十三時~十八時三十分 ▽場所:京大西部講堂 ▽主催:京大俳句会 ▽入場料:一〇〇〇円(学生五〇〇円) ▽イベント終了…
■「人はなぜハマる?」船橋教授が神経科学の分野から「やめる脳、やめられない脳」に切り込みます 京都大学東京オフィス(港区・品川インターシティ)では、一般を対象に多彩なテーマでイベントが行われています。5月からは、連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ11「人はなぜハマる?」が開催中です。第3回目にあたる6月11日(火)には、船橋新太郎教授が「やめる脳、やめられない脳」という演題でレクチャーし…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団が、「村上春樹 公開インタビュー in 京都 ―魂を観る、魂を書く―」を5月6日、京都大学百周年記念ホールで開催しました。 河合隼雄物語賞・学芸賞の創設を記念して行なわれた今回のインタビューイベントには、全国より多数の応募があり、会場には約500名の参加者が集まりました。村上春樹氏は前半の講演で、河合隼雄先生との出会いと親交のエピソードを紹介。「同じ時…
河合俊雄教授が、2013年10月4日・5日にスイスのチューリッヒで行なわれる “The Zurich Lecture Series in Analytical Psychology”でレクチャーを行ないます。 ”The 2013 Zurich Lecture Series”は、毎年、世界の第一線で活躍する研究者が2日間に渡って講義を行ない、その講…
京都大学附置研究所・センターでは、毎月1回、第1金曜日の夕方に、京都大学東京オフィス(JR品川駅前のインターシティー品川27階)で「品川セミナー」を開催しています。学問の最先端のようすを広く一般の方々にお届けするとともに、その声を直接お聴きするのが目的です。 5月10日(金)、カール・ベッカー教授が品川セミナーで講演します。「生老病死に対する日本人の経験智と自己決定」という演題で、高齢化社会を…
河合俊雄教授が代表理事を務める河合隼雄財団が、5月6日に京都大学百周年記念ホールで「村上春樹 公開インタビュー in 京都 ―魂を観る、魂を書く―」を開催します。河合隼雄物語賞・学芸賞の創設を記念して行なわれるものです。4月15日(月)まで入場抽選受付中です。詳しくは、河合隼雄財団プレスリリース(PDF)をご覧ください。 □河合隼雄財団のホームページ http://www.kawaihayao….
2012年より国連決議によって3月20日が「国際幸福デー」となりました。こころの未来研究センターでは、昨年、日本で初めてブータン仏教やブータンの思想哲学を研究する「ブータン学研究室」を設置。現在も、様々な分野での研究活動を通して、人の幸福につながるこころの研究を続けています。 2013年3月20日、「京都幸福会議2013」(主催:京都市、京都経済同友会 共催:こころの未来研究センターほか)が立…
2013年2月16日、連携MRI研究施設開設記念シンポジウム「脳科学の地平を拓く -こころと社会につながる新たな知-」が、稲盛財団記念館大会議室で開催されました。 ▽開催日時:2013年2月16日(土)13:00~17:40 ▽開催場所:京都大学稲盛財団記念館3F大会議室 ▽対象:研究者、学生 ▽参加者数:74名 ▽プログラム: ・13:00 – 13:10 開会挨拶 吉川左紀子(京…
2012年11月27日、こころの未来研究センター 内田由紀子准教授が「平成24年度第8回企業向け人権啓発講座(中小企業庁委託事業/京都市主催、こころの未来研究センター後援) 」で講演しました。京都市内に事業所を持つ企業等の経営者層、総務・人事責任者、人権研修推進者が主な参加者で、第1部は「日本社会における企業文化とメンタルヘルス ~グローバル化時代の価値観の揺らぎ検証~」という演題で講演、第2部…
11月1日、オハイオ州立大学のジェニファー・クロッカー博士(Jeniffer Crocker/ Professor and Ohio Eminent Scholar, Ohio State University)の講演会 “The Constructed Self: The Costly Pursuit of Self-Esteem and Other’s Regard&#…
10月27日、第26回日本箱庭療法学会第26回大会の公開シンポジウム「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」において、こころの未来研究センター 河合俊雄教授が講演を行いました。 ▽開催日時:2012年10月27日(土)14:45-18:15 ▽開催場所:鳥取県米子市 米子コンベンションセンター ▽タイトル:日本箱庭療法学会第26回大会 公開シンポジウム「物語と鎮魂-神話・伝説・昔話-」 ▽プログラム: …
10月30日、京都家庭裁判所にて発達障害のコミュニケーションをテーマにした研修会が開催され、こころの未来研究センター 畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)が講師を務めました。 ▽開催日時:2012年10月30日(火)14:00-17:00 ▽開催場所:京都家庭裁判所 ▽講師:畑中千紘(こころの未来研究センター 助教) ▽参加者数:約25名 研修会は、2011年に創元社から発刊された畑中助教の著書『…
8月3日、京都市生涯学習総合センター京都アスニーのセミナー「ゴールデン・エイジ・アカデミー」にて、こころの未来研究センター 吉川左紀子教授が『心理学から考える「ブータンの幸福」』というテーマで講演を行ないました。 本講演は、京都市が京都の伝統文化を守り未来へ継承するために取り組んでいる「京都創生」の特別企画として開催されました。 ▽開催日時:2012年8月3日(金)10:00 – 12…
8月22日に大阪大学中之島センターで開催される、大阪大学社会経済研究所・行動経済学研究センターシンポジウム 『文化と経済』で内田由紀子准教授が講演します。 毎回、行動経済学研究の最前線を具体例を用いて紹介している同シンポジウムは本年で9回目を迎えます。今回は「経済パフォーマンスの国際的な差の原因」という全体テーマのもと、内田准教授は『文化心理学からみた日本文化と心』という演題で講演をおこないます。…
8月2日、スーパーサイエンスハイスクールコアSSH事業、高大連携講座「Shiga Science Project 2012 夏季大学研修」のため、膳所高校はじめ滋賀県立高校の生徒さんたちがセンターを訪れ、心理学の授業を受講するとともに、連携MRI研究施設を見学しました。 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、文部科学省が将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理数教育に重点を置い…
こころの未来研究センターには国内外の研究者が常時滞在しています。 滞在期間は、数か月という短い期間から2年間という長期滞在まで様々ですが、滞在期間中、プロジェクト研究や、センター研究員との情報交換・意見交換、学生への講義など、様々な活動をおこなっています。 6月中はセンター特任教授の北山忍ミシガン大学教授が滞在し、去る6月22日「文化神経科学(cultural neuroscience)の最前線 …
河合教授が、6月24日に花園大学で行われる「日本語臨床フォーラム Psychoanalytic Forum for Kokoro コンベンション2012」にて、シンポジストとして『自然の喪失と噴出 内面化・震災・村上春樹」』という題で講演しました。 「日本語臨床フォーラム Psychoanalytic Forum for Kokoro コンベンション2012」のサイトはこちらです。プログラム、申込…
河合教授が、京都大学公開講座春秋講義で「村上春樹でこころを科学する」という題で5月23日(水)に講義します。 京都大学公開講座春秋講義の案内ページ
河合教授の講義『心理学者が読み解く村上春樹の「物語」』全3回の案内はこちらです。 NHKカルチャー京都教室
平成23年度「企業向け人権啓発講座」第10回にて、カール・ベッカー教授が講演します。 この講座は、当センターも後援しています。 平成23年度「企業向け人権啓発講座」第10回についての詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
11月16日に東京大学安田講堂で行われた「全国普及活動研究大会」にて内田准教授・竹村連携研究員より「社会的ネットワークの機能と性質:「つなぐ」役割の検証」プロジェクトにて実施した全国の普及指導員を対象とした調査研究の成果が報告されました。
「国際森林年の文化の日に森林と木の『文化』について語る公開シンポジウム」にて、鎌田教授が講演します。 このシンポジウムは、当センターも後援しています。 「国際森林年の文化の日に森林と木の『文化』について語る公開シンポジウム」のサイトはこちらです。
2011京都大学国際フォーラム「新たな知の統合に向けて」にて、カール・ベッカー教授が講演します。 このフォーラムは、当センターも共催しています。 2011京都大学国際フォーラム「新たな知の統合に向けて」のサイトはこちらです。
京都大学附置研究所・センター主催 第14回品川セミナー タイトル: 「ゆっくり話を聴く」ということ:臨床対話の認知科学 日時: 2011年7月1日17:30~19:30 場所: 京都大学東京オフィス 京都大学附置研究所・センターサイト内 品川セミナ―のご案内 第14回品川セミナー
日本ユング心理学会では、ユング没後50周年として、『赤の書』編者のソヌ・シャムダサーニ氏をお迎えして、記念講演を6月4日(土)に京都大学百周年記念ホールで行います。 http://www.ajaj.info/images/pre-congress_2011_2nd.pdf 河合教授が、通訳および講演後の対談を務めます。
「進化と文化とこころ」公開高座・第2回ワークショップ」と『文化系統学への招待』出版前勉強会が海佐されました。 第一部では三中信宏先生による公開”高座”「化系統学と系統樹思考:進化するオブジェクトの多様性と系譜」が開催され、30名ほどの方がご参加下さいました。 第二部では、中尾央さんと三中信宏先生の編著により出版が予定されている「文化系統学への招待」(勁草書房)について、出版前の原稿を用いた勉強会が…
日本学術会議 心の先端研究と心理学専門教育分科会 公開シンポジウム 「心の先端研究への期待」 2011年2月19日(土)13:00-18:10 シンポジウムの様子は、以下のサイトにて、映像配信する予定です。 http://www.kokoro-japan.org/symposium/2011_feb_19.html
ミシガン大学から精神医学者のIsrael Liberzon先生をお招きして、講演会を開催しました。 日時:2010年12月28日(火) 10:30 ~12:30 場所:京都大学稲盛財団記念館3階 小会議室1 企画者:内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター) 講演者:Israel Liberzonミシガン大学心理学部教授 http://www.umich.edu/~neurosci/f…
香港中文大学から文化心理学者の浜村武先生をお招きして、講演会を開催しました。 日時:2010年12月22日(水) 11:00 ~12:30 場所:京都大学稲盛財団記念館2階 こころの未来研究センター会議室 企画者:竹村幸祐(京都大学こころの未来研究センター)・内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター) 講演者:浜村武 香港中文大学心理学部助教授 http://www.psy.cuhk.ed…
ニューヨーク大学から社会心理学者のJohn Jost先生をお招きして、講演会ならびに若手研究者セミナーを開催しました。 ■ John Jost教授講演会 日時:2010年12月20日(月) 16:00 ~18:00 場所:京都大学稲盛財団記念館3階 大会議室 企画者:内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター)・楠見孝(京都大学教育学研究科) 共催: 京都大学グローバルCOEプログラム「心が…
京都府・京都大学こころの未来研究センター主催 「こころ」を考える高校生フォーラム 京都大学周辺の森と寺社は、人々に何をもたらしてきたのか -フィールドワークからみえてきたコト- 開催日時:平成22年12月12日(日) 午後1時30分~午後3時30分 場所:京都大学百周年時計台記念館2階国際交流ホール 講 師:鎌田 東二(京都大学 こころの未来研究センター教授 宗教哲学、民俗学) 司 会:吉川左紀…
こころの未来講演会 日時 11月15日(月)16:30-18:00 場所 京都大学稲盛財団記念館3階小会議室1 題目 How other people affect our attention, emotion, and motivation. 講演者 Jari Hietanen University of Tampere, University of Tokyo
内田由紀子助教と近藤恵研究員が、プロジェクト 「青年期の社会的適応:ひきこもり・ニートの文化心理学的検討」 に関連する講演会を行います。 詳細はこちらをご覧ください。
『医療のこころ構え~自発的改善の実現』 John Wachtel 先生(スタンフォード大学 医学部婦人科医・教授) 概要: 米国だけでも毎年、10万人もの患者が何らかの医療ミスで寿命を縮めているばかりか、200億円程度の医療費が無駄になっています。とは言え、医療ミスは意図的に行われるものではなく、良心的な医師・看護師でさえも犯しかねないものです。医療改善の第一人者のワクテール教授に、医療ミスの発…
近畿農政局の平成21年度近畿ブロック調査研究会にて、 内田助教の講演が行われます。 研究会についての詳細は こちら をご覧ください。 (こころの未来研究センターのプロジェクト『ソーシャル・ネットワークの機能グループ内の「思いやり」の性質』の成果報告が行われます)
第5回京都大学附置研究所・センターシンポジウム 京都からの提言 21世紀の日本を考える 会場:アクロス福岡(福岡市中央区) 時間:3月13日 10:00~17:15 参加:葉書、e-mail、またはFAXにて受付けします。(先着1000名) 詳細はこちらをご覧ください。(受付は3月1日まで) (http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/sympo.html)
3月7日に日本ユング学会で「暴力の由来」シンポジウムが行われ、 河合教授がパネリストをつとめました。 シンポジウムについての詳細はこちらをご覧ください。
6月7日に高槻市にて、内田由紀子助教による講演会「漂流する若者たち:日本社会における対人関係の結び方とこころの健康」が開催されます。 日時:2009年6月7日(日)13:00~16:00 場所:高槻市立総合市民交流センター 5階視聴覚室 主催:NPO法人高槻オレンジの会 後援:高槻市、高槻市教育委員会 備考:入場無料。高槻市民以外の方でも来場可能 申込先:NPO法人高槻オレンジの会(072-6…
11月2日~11月3日に鹿児島で開催される日本社会心理学会第49回大会において、ワークショップ「文化と認知研究の現在と今後の展望」が開催されます。 日時:2008年11月3日(月)15:30~17:00 場所:鹿児島県民交流センター 中研修室1、中研修室2 タイトル:文化と認知研究の現在と今後の展望 企画者 石井 敬子(北海道大学社会科学実験研究センター) 内田 由紀子(京都大学こころの未…
日本心理学会第72回大会において、ワークショップ「文化と進化とこころの未来」が開催されました 開催日時:2007年9月19日(金)10時~12時 企画者 内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター) 平石界(京都大学こころの未来研究センター) 話題提供者 大坪庸介(神戸大学大学院 人文学研究科) 内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター) 平石界(京都大学こころの未来研究センター…
9月19日~21日に北海道大学で開催される、日本心理学会第72回大会において, センター連携プロジェクト「共感的対話における相互作用性に関する多角的研究」のワークショップ(9月19日13時から)が開催されます。 ■開催日: 2008年9月19日(金)13:00~15:00 ■開催場所: 北海道大学高等教育機能開発総合センターE棟2階E207 —-