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広井良典教授が「幸せリーグシンポジウム」において基調講演を行いました

広井良典教授が11月12日、東京都荒川区で行われた「幸せリーグシンポジウム」において基調講演を行いました。

「幸せリーグ」とは、幸福度に関する指標づくりや政策展開を進めようとしている全国の市町村が集まり、互いに情報交換や連携を行うネットワークで、荒川区自治総合研究所(RILAC)が事務局を務め、広井教授は顧問の一人となっています。2013年に52の自治体が参加して発足し、現在では99自治体に広がっています。
今回のシンポジウムは、幸せリーグ加入自治体以外の9団体も参加する形で開催され、西川太一郎・荒川区長の冒頭挨拶に続いて広井教授の基調講演「幸せはローカルから――人口減少社会と幸福度指標」が行われました。
これを受けて後半では、佐賀市、酒々井町、奥多摩町、荒川区という4つの自治体からそれぞれ「『暮らしやすいまち』の答えさがし――幸福度調査の結果から」、「安全・安心なまちづくり」、「若者定住化対策について」、「荒川区民総幸福度(GAH)の取り組みについて」と題する報告が行われ、最後にそれらについて広井教授が講評を行いました。
ローカルな地域における幸福度指標の策定については、先進諸国の集まりであるOECD(経済協力開発機構)がHow’s Life in Your Region?: Measureing Regional and Local Well-being for Policy Making (2014) と題する報告書をまとめていますが、自治体が独自の幸福度指標を策定しつつ連携するという試みは世界的に見てもあまり例がなく、先駆的な意義をもつものと言えます。

「幸せリーグ」のウェブページはこちらからご覧いただけます

 

2018/11/19

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