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河合教授が英国エセックス大学で開催されたSociety of Analytical Psychology年次講演会に登壇しました

 2017年3月25日、イギリスで最も大きなユング派の組織である Society of Analytical Psychology の年次講演会に河合俊雄教授が登壇し、アンドリュー・サミュエル氏のメインレクチャーのレスポンデント(respondent)として40分のレクチャーを行いました。
タイトル:The historicity and possibility of Jungian analysis: another view of SWOT
(ユング派心理療法の歴史性と可能性:SWOTのもうひとつの見方)
 アンドリュー氏の講演は ” The Future of Jungian Analysis: Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats (‘SWOT’) ” と題され、強み、弱み、機会、脅威という4つの視点から要因分析する手法に則ってユング派の心理療法の未来について述べたものでした。
 これに対して河合教授はそもそもユング心理学の考えるこころが前近代的なものであることに触れつつ、個性化(individuation)というユング心理学の掲げるひとつのゴールの強みと弱みについて述べました。
 また、それに加え、Oppoturnitiesとしてアウトリーチ、Threatsとしてエビデンス主義やグローバルシステムをあげ、独自の視点からユング心理学の未来を論じました。

(報告:畑中千紘助教・上廣こころ学研究部門)

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http://www.thesap.org.uk/events/sap-annual-lecture-2017/

2017/04/14

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