広井良典教授が第2回政策のための科学オープンフォーラム「科学による政策課題解決」（文部科学省主催、政策科学大学院科学技術イノベーション政策研究センター共催）で基調講演を行いました（2020年1月15日、政策研究大学院大学）。
　同フォーラムは、社会におけるさまざまな課題を解決に導くための政策形成に貢献する研究成果の創出や、そのための政策コミュニティの形成を図る目的で開催されるもので、白石隆・政策研究大学院SciREXセンター長が基調講演①「政策形成と政策コミュニティ」、広井教授が基調講演②「AIを活用した社会構想と政策提言」を行い、続いて複数のセッションが催されました。
　広井教授は講演の中で、AIを活用した社会構想と政策提言について紹介しつつ、こうした試みを通じて「社会のための科学（Science for Society）」という方向性や、望ましい社会のあり方を考える人間の価値判断等の重要性が逆に明るみになることを、自治体、省庁等での展開事例を引きながら述べました。