広井良典教授が第72回日本病院学会で特別講演を行いました（7月7日）。

　広井良典教授が第72回日本病院学会で特別講演を行いました（7月7日、島根県民会館）。
　日本病院学会は、一般社団法人日本病院会が毎年開催する学会で、今回は「医療の持続可能性――COVID１9を超えて、未曽有の高齢化時代へ向けて」をテーマとし、COVID１9のパンデミックを通じ、これまで優良とされてきた日本の医療福祉体制の脆弱性があらわになったことを踏まえ、かつその後に世界でどの国も経験したことのない高齢化社会が待ち受けている中で、どうすれば医療が持続できるかを考える趣旨で、7月7日・8日の2日間にわたって行われました。
　広井教授は第一日目の特別講演１「人口減少・成熟社会のデザイン――持続可能な医療への展望」を行い、人口減少社会をめぐる課題とそこでの医療システムのあり方について、少子化と若年世代への支援、分散型社会、医療費の配分、看取りのケアと死生観等幅広い視点から議論を展開しました。