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「支える人の学びの場 こころ塾2014 仙台」を開催しました

141012kokorojukusendai_poster.png 10月12日、「支える人の学びの場 こころ塾2014 仙台」が宮城県仙台市の仙台国際センターで開催されました。
 昨年から始まったこころ塾ですが、初めて会場を仙台に移し、単独のイベントとして開催しました。会場には、宮城県を中心に東北や関東方面の各地から参加者が集まりました。作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士の職に就かれている方が参加者の多くを占め、学生や教員、保育士をされている方もおられました(参加アンケートより)。
 午前中は乾敏郎先生(情報学研究科教授)が、「発達する脳内ネットワークと発達障害」というテーマで講演しました。午後は明和政子先生(教育学研究科教授)が、「心の発達の定型・非定型を考える」というテーマで講演したのち、加藤寿宏先生(医学研究科准教授)、小松則登先生(愛知県心身障害者コロニー中央病院)、嶋谷和之先生(大阪市更生療育センター)がそれぞれ事例報告をおこない、登壇者全員にてディスカッションをおこないました。全体の司会進行は、吉川左紀子センター長が務めました。
 参加者の皆さんから寄せられた感想からは、「普段触れることの少ない脳科学の視点から『こころ』について考えることができ、 大変有意義な時間だった」「事例を交えて脳科学から解釈する大切さを学んだ」「脳とコミュニケーション、教育現場の子どもの様子、早期発見、介入の重要性など様々な話題を知ることができた」「最新の知見、様々な事例にふれられた。また東北でやってください!」など、手応えのあるコメントを頂きました。こころ塾では、今後も「先端の知と実践をつなぐ」取り組みを継続しておこなって参ります。
 11月には再び京都にて「先生のためのこころ塾2014(Bコース)」、「医療専門職のためのこころ塾2014」を開催します。興味のある方は募集要項をご覧ください。
「先生のためのこころ塾2014」募集要項ページ
「医療専門職のためのこころ塾2014」募集要項ページ
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[DATA]
「支える人の学びの場 こころ塾2014 仙台」
▽日時:2014年10月12日(日)9時50分~17時(受付開始時間9時~)
▽会場:仙台国際センター2階 桜1(仙台市青葉区青葉山無番地)
▽プログラム:
9:50-10:00 挨拶 吉川左紀子 (京都大学こころの未来研究センター)
10:00-12:00講演「発達する脳内ネットワークと発達障害」乾敏郎(京都大学大学院情報学研究科)
12:00-13:30 休憩
13:30-15:00 講演「心の発達の定型・非定型を考える」明和政子(京都大学教育学研究科)
15:20-17:00 事例報告と討議:加藤寿宏(京都大学大学院医学研究科)、小松則登(愛知県心身障害者コロニー中央病院)、嶋谷和之(大阪市更生療育センター)、乾敏郎、明和政子、吉川左紀子(司会)
主催:京都大学こころの未来研究センター
共催:京都大学大学院医学研究科 脳機能リハビリテーション学分野 発達障害系研究室
後援:東北文化学園大学
▽参加者数:91名

2014/10/20

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