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2019年第5回こころ研究会で尾形哲也教授が発表を行いました

 2019年8月6日、第5回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind」に沿って、尾形哲也教授(早稲田大学理工学術院・教授/産業技術総合研究所人工知能研究センター・特定フェロー)が「深層学習と運動感覚学習─認知発達ロボティクスの視点から─」と題した発表を行いました。

研究会の様子

 尾形教授の発表では、まず、従来の演繹的人工知能に対して、近年目覚ましい発展を遂げた帰納的人工知能であるディープラーニングの技術について説明が行われました。続いて、こうしたディープラーニング技術を応用したロボットの実例が、複数紹介されました。その上で、認知的プロセスが身体行動に表れる仕組みを構成論的に理解し再現することが、以上のようなロボット研究の中心的課題であることが示されました。その一端として、トップダウンとボトムアップの二つの認知プロセスの比較等に基づいて、ロボットの身体行動を検証する実験の成果が報告されました。
 続くディスカッションでは、尾形教授が紹介したロボット技術や深層学習について技術的な質問が交わされた他、ロボットに自己保存などのモチベーションを与える方法や、ロボットを用いた実験からASDなどの特性について検討を行う可能性について、積極的に意見が交わされました。

(報告:中谷森 特定研究員)

2019/11/29

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